賃貸住宅にお住まいの方や、壁に穴を開けるのが難しい状況でも、お気に入りの棚を設置したい!というお気持ち、よく分かります。IKEAのMOSSLANDAのような素敵な棚を、壁に穴を開けずに設置する方法を、いくつかご紹介します。賃貸でも安心してお使いいただける方法を、具体的な手順や注意点と共に解説します。
Contents
壁に穴を開けずに棚を設置するアイデア5選
壁に穴を開けずに棚を設置する方法には、様々な方法があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解して、お部屋の状況や好みに合った方法を選びましょう。
1. 粘着タイプの棚
最も手軽な方法が、粘着タイプの棚です。強力な粘着シートを使用しており、石膏ボードなどにもしっかり固定できます。様々なデザインやサイズが市販されており、手軽に設置できるのが魅力です。IKEAにも似たようなデザインの粘着タイプの棚があります。
- メリット:手軽に設置でき、賃貸でも安心。様々なデザイン・サイズから選べる。
- デメリット:耐荷重が低いものが多い。剥がす際に壁が傷つく可能性がある。設置場所を選び、重量物には不向き。
具体的な手順:
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- 設置場所の壁をきれいに掃除する。
- 粘着シートの保護フィルムを剥がす。
- 棚をしっかりと壁に押し付ける。
- 数時間放置して、粘着力を高める。
注意点:耐荷重を確認し、重いものを置かないようにしましょう。剥がす際は、ゆっくりと剥がすことが重要です。無理に剥がすと壁が傷つく可能性があります。
2. 突っ張り棒を利用した棚
突っ張り棒と板を組み合わせることで、簡単に棚を作ることができます。天井と床の間に突っ張り棒を設置し、そこに棚板を乗せるだけのシンプルな方法です。様々な長さの突っ張り棒が販売されているので、お部屋の高さに合わせて選べます。
- メリット:安価で手軽に設置できる。高さ調整が可能。
- デメリット:天井と床の間に隙間が必要。耐荷重に限界がある。見た目がシンプルなものが多い。
具体的な手順:
- 突っ張り棒の長さを測り、適切なものを選ぶ。
- 突っ張り棒を天井と床の間にしっかり固定する。
- 棚板を突っ張り棒の上に置く。
注意点:突っ張り棒がしっかり固定されているかを確認しましょう。重いものを置くと、突っ張り棒が外れる可能性があります。また、天井や床の材質によっては、突っ張り棒が使用できない場合があります。
3. 壁面収納ラック
壁に穴を開けずに設置できる壁面収納ラックもおすすめです。様々なデザインとサイズがあり、収納力も抜群です。中には、粘着テープで固定できるタイプもあります。
- メリット:収納力が高い。デザイン性の高いものが豊富。
- デメリット:価格が高い場合がある。設置場所を選ぶ。
具体的な手順:製品によって異なりますので、取扱説明書をよく読んでから設置しましょう。
4. 家具の上に乗せる
既存の家具の上に棚を置くという方法もあります。例えば、本棚やチェストの上に小さな棚を置くことで、収納スペースを増やすことができます。手軽で、賃貸でも安心です。
- メリット:手軽で簡単。既存の家具を活用できる。
- デメリット:設置できる場所が限られる。耐荷重に注意が必要。
5. 賃貸住宅向け壁面収納システム
近年では、賃貸住宅でも安心して使える壁面収納システムが数多く販売されています。石膏ボードに専用のピンやフックを使用するタイプが多く、穴を開けずに設置できます。専門業者に依頼する必要がない、手軽なシステムも多いです。
- メリット:賃貸でも安心。様々なデザインとサイズから選べる。比較的耐荷重が高い。
- デメリット:価格がやや高め。設置場所を選ぶ。
専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス
インテリアコーディネーターの山田花子氏に、壁に穴を開けずに棚を設置する際のポイントについて伺いました。
「賃貸住宅で棚を設置する際は、まず耐荷重に注意することが大切です。設置する棚の重さだけでなく、収納する物の重さもしっかり考慮しましょう。また、粘着タイプの棚を使用する場合は、壁の材質を確認し、適切なものを選ぶことが重要です。剥がす際に壁が傷つかないように、慎重に作業を行うことをお勧めします。」
まとめ:お部屋の状況に合わせて最適な方法を選びましょう
壁に穴を開けずに棚を設置する方法は、様々です。今回ご紹介した方法以外にも、様々なアイデアがありますので、お部屋の状況や好みに合わせて、最適な方法を選びましょう。大切なのは、安全に、そして快適に棚を使用できることです。 もし、不安な場合は、専門業者に相談してみるのも良いでしょう。
この記事が、皆様のインテリア選びのお役に立てれば幸いです。