壁に付いた丸いプラスチック…それは何?賃貸マンションの謎を解き明かす!

部屋の壁に丸いプラスチックの物がついていて、それは全て廊下、あるいはリビングに繋がっています。 これはなんなのでしょうか?

賃貸マンションや戸建て住宅に住んでいると、ふと「あれ?これは何だろう?」と疑問に思う設備に出会うことがありますよね。今回ご紹介する「壁に付いた丸いプラスチックの物」も、その一つ。廊下やリビングに繋がっているという情報から、その正体はインターホン子機、もしくは配線用のダクトである可能性が高いです。

可能性1:インターホン子機

多くのマンションや戸建て住宅には、インターホンが設置されています。玄関ドアに設置されている親機と、各部屋に設置されている子機が、電気信号で繋がっています。この子機が、壁に埋め込まれた丸いプラスチック製のカバーの中に隠されている可能性があります。特に、古いタイプのインターホンは、このような形状をしていることが多いです。もし、その丸いプラスチックのカバーに小さな穴が開いていたり、ボタンのようなものが見え隠れしていたりする場合は、インターホン子機である可能性が高いでしょう。

インターホン子機の確認方法

  • カバーを注意深く確認する:カバーに小さなネジや隙間がないかを確認し、安全に外せるようであれば、慎重に外して内部を確認してみましょう。ただし、無理に外すと故障の原因となる可能性があるので注意が必要です。
  • インターホン親機を確認する:玄関にあるインターホン親機のボタンを押してみて、壁の丸いプラスチック部分から音が聞こえたり、ランプが点灯したりするかどうかを確認してみましょう。
  • 管理会社に問い合わせる:もし、自分で確認しても分からなければ、管理会社や大家さんに問い合わせてみましょう。彼らは建物の構造を熟知しているので、的確な回答を得られるはずです。

専門家の視点:電気工事士の視点から見ると、この丸いプラスチックのカバーは、インターホン子機の保護カバーとして機能していると考えられます。内部には配線や電子部品が収納されており、カバーによってそれらが保護されています。無理に分解すると、故障や感電の危険性があるので、専門家に依頼することをおすすめします。

可能性2:配線用のダクト

もう一つの可能性として、配線用のダクトが考えられます。これは、電気配線やLANケーブルなどの配線を保護するためのパイプです。壁の中に配線を直接埋め込むのではなく、ダクトを通して配線することで、配線の保護やメンテナンス性を高めることができます。特に、リフォームなどで配線が追加された場合、このようなダクトが使用されることがあります。丸い形状のダクトは、比較的新しいタイプのものです。

配線ダクトの確認方法

  • 周辺のコンセントやスイッチを確認する:その丸いプラスチックのカバーから、コンセントやスイッチに繋がっている配線がないかを確認してみましょう。もし、配線が繋がっている場合は、ダクトである可能性が高いです。
  • 壁の材質を確認する:石膏ボードなどの比較的新しい壁材の場合は、ダクトが使用されている可能性が高いです。古いタイプの壁の場合は、配線が直接埋め込まれている可能性もあります。
  • 管理会社に問い合わせる:インターホン子機と同様に、管理会社や大家さんに問い合わせてみましょう。彼らは建物の配線状況を把握しているので、的確な回答を得られるはずです。

具体的なアドバイス:もし、この丸いプラスチックのカバーが邪魔だと感じる場合は、インテリアに合わせたカバーを取り付けてみましょう。ホームセンターなどで様々なデザインのカバーが販売されているので、お部屋の雰囲気に合わせて選ぶことができます。ただし、カバーを取り付ける際には、電気系統に影響がないかを確認し、必要であれば専門家に相談しましょう。

インテリアとの調和

壁に付いた丸いプラスチックのカバーは、インテリアの観点から見ると、どうしても目立ってしまう可能性があります。しかし、適切な工夫をすることで、インテリアに溶け込ませることができます。例えば、カバーの色を壁の色に合わせたり、カバーの周りに植物を飾ったりすることで、目立たなくすることができます。また、カバー自体をDIYで装飾するのも良い方法です。例えば、ペイントしたり、ステッカーを貼ったりすることで、オリジナルのインテリアアイテムとして楽しむことができます。

事例紹介:あるユーザーさんは、白の壁に付いたベージュの丸いカバーを、白のペイントで壁の色に合わせ、目立たなくしました。また、別のユーザーさんは、カバーの周りにグリーンの植物を飾り、自然な雰囲気に仕上げています。このように、工夫次第でインテリアに調和させることができます。

まとめ

壁に付いた丸いプラスチックの物は、インターホン子機か配線用のダクトの可能性が高いです。まずは、安全に確認を行い、それでも分からなければ管理会社に問い合わせましょう。また、インテリアに溶け込ませる工夫をすることで、お部屋の雰囲気を損なうことなく、快適な生活を送ることができます。

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