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壁と床の境目の木製巾木取り付け:DIYに挑戦!
壁と床の境目に木製の板、つまり巾木を取り付けたいとのことですね。購入されたとのことですので、早速取り付け方法について解説していきます。接着剤だけで大丈夫か、というご質問ですが、接着剤のみでは不安定で、剥がれてしまう可能性が高いです。壁紙の上への接着も、壁紙の破損リスクがあります。しっかりとした取り付けには、適切な道具と方法が必要です。
必要な材料と道具
まず、必要な材料と道具を準備しましょう。
- 木製巾木:既に購入済みとのことです。
- 木工用ボンド:木材同士の接着に最適です。強力なタイプを選びましょう。
- ピンネイル:小さな釘で、壁紙を傷つけにくいものがおすすめです。長さ15mm〜20mm程度が適切です。サイズが大きすぎると壁紙を突き破ってしまう可能性があります。
- 金槌:ピンネイルを打ち込むために必要です。
- マスキングテープ:巾木を仮止めしたり、壁紙の保護に使います。
- メジャー:巾木の寸法を測るために必要です。
- 鉛筆:巾木の位置を印をつけるために必要です。
- ノコギリ(必要に応じて):巾木の長さを調整する場合に使用します。巾木の長さが足りない場合は、ホームセンターなどで追加購入することもできます。
- パテ(必要に応じて):釘穴を埋めるために使用します。後述の仕上げ作業で必要になります。
- ヘラ(必要に応じて):パテを塗布するために使用します。
- サンドペーパー(必要に応じて):パテを研磨するために使用します。
取り付け手順
それでは、具体的な取り付け手順を説明します。
1. 下準備:まず、巾木の長さを測り、必要に応じてノコギリでカットします。カットする際は、必ず保護メガネを着用しましょう。また、カットした断面はやすりで研磨すると、より綺麗に仕上がります。
2. 位置決め:巾木を壁と床の境目に当てて、位置を確認します。鉛筆で印をつけ、マスキングテープで仮止めします。この時、水平器を使って水平を確認すると、仕上がりが綺麗になります。
3. 接着:木工用ボンドを巾木の背面に塗布します。ボンドが乾燥する前に、巾木をしっかりと押し付け、仮止めしたマスキングテープを剥がします。
4. 固定:ピンネイルで巾木を固定します。釘は斜めに打ち込むと、よりしっかりと固定できます。釘の間隔は、約30cm程度が目安です。
5. 仕上げ:釘穴にパテを塗り、ヘラで平らにならします。パテが乾燥したら、サンドペーパーで研磨して、表面を滑らかにします。必要に応じて、巾木に合う色のペンキで仕上げ塗装を行うと、より美しく仕上がります。
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専門家の視点:失敗しないためのポイント
DIYで巾木を取り付ける際に、失敗しやすいポイントと対策を専門家の視点から解説します。
* 壁紙の破損:ピンネイルを打ち込む際に、壁紙を破損してしまう可能性があります。そのため、ピンネイルは細く短いものを選び、軽く打ち込むことが重要です。また、事前にマスキングテープで保護しておくと安心です。
* 水平のずれ:巾木が水平に設置されていないと、見た目が悪くなってしまいます。水平器を使って、水平を確認しながら取り付けましょう。
* 接着不良:木工用ボンドが乾燥する前に、巾木をしっかりと押し付け、固定することが重要です。ボンドが十分に乾燥するまで、巾木に触らないようにしましょう。
* 巾木の材質:巾木の材質によっては、釘が効きにくい場合があります。そのような場合は、接着剤を多めに使用したり、ビスを使用するなど、工夫が必要です。
事例紹介
例えば、白を基調とした部屋にブラウンの巾木を取り付けることで、落ち着いた雰囲気を演出できます。逆に、モダンな部屋には、シルバーの巾木がおすすめです。部屋の雰囲気に合わせて、巾木の素材や色を選ぶことが重要です。
まとめ
壁と床の境目に木製の巾木を取り付ける作業は、DIYで十分可能です。しかし、適切な材料と手順を踏まなければ、失敗する可能性があります。この記事で紹介した手順を参考に、安全に作業を進めてください。もし不安な場合は、専門業者に依頼することも検討しましょう。