増築工事後の水浸しトラブルと業者対応:専門家による解決策

昨年11月に増築した部屋が水浸しになりました。1年も経っていないので、大慌てで業者に来ていただきましたが、施工ミスを認めるわけではなく、これからかかる費用の見積書を送ってきました。納得が出来ません。すぐに、業者の方は来て下さったのですが、裏の方を見て、ここをコンクリートでふさがなかったからだなーと言いながら、安くしておきますよと言いつつ請求書を送ってきました。敷いていた畳のカーペットと布のカーペットはま緑にカビが生え、中のものを全部出し、拭いても拭いてもじわじわと水分がにじみ出て来る始末です。もはや部屋としての機能もなくし、応急処置のみしてくださったのですが、この梅雨時に又部屋の床がぬれてくると思うと気が気ではない心境です。請求された事に納得がいかなかったので、業者の方と言い合いをしてしまいましたので、ふさぐ施工もしてくれていません。どう考えても業者のミスト思うのですが、私が間違っているのでしょうか・・ 既存の家は斜面に建っています。新しく作った部屋は、斜面の一番下のスペースに10畳程の部屋を作りました。斜面なので、水は大丈夫でしょうか、と聞きましたら、土が乾いているので問題なさそうです。と言われたので、安心してお任せした施工です。うっかりと怒ってしまった私が悪ければ誤ることに致しますが、ご意見をお聞かせ頂けたら本当に助かります。どうか、宜しくお願い致します。

増築工事後の水漏れトラブル:原因究明と解決策

ご自宅の増築工事後、水浸しになってしまったとのこと、大変お困りのことと思います。1年も経たないうちにこのような事態に陥り、しかも業者が施工ミスを認めず、費用まで請求してきたとのこと、憤りを感じられるのも当然です。まずは落ち着いて、状況を整理し、解決策を探っていきましょう。

問題点の整理

* **水漏れの原因:** 業者の指摘通り、コンクリートによる防水処理の不足が原因と考えられます。斜面下の増築は、特に地盤の水捌け対策が重要です。土が乾いていても、雨水や地下水の影響を受ける可能性があり、適切な防水工事が必須です。
* **業者の対応:** 施工ミスを認めず、費用を請求してきたのは問題です。応急処置のみで、根本的な解決策を提示していない点も深刻です。
* **カビの発生:** 畳カーペットや布カーペットに緑色のカビが発生していることから、相当量の水分が浸透していることがわかります。健康被害の危険性も考慮する必要があります。
* **今後の梅雨への懸念:** 梅雨シーズンを控え、再び水浸しになる可能性が高い状況は、一刻も早い対応が必要です。

専門家の意見:建築士・防水工事専門家

このような状況では、建築士や防水工事の専門家に相談することが重要です。彼らは、水漏れの原因を正確に特定し、適切な修復方法を提案してくれます。専門家の意見を基に、業者と交渉することで、より有利に進めることができます。

具体的な解決策

1. **証拠の確保:** 水浸しの状況を写真や動画で記録しましょう。カビの発生状況、浸水箇所の状況なども詳細に記録しておくことが重要です。
2. **専門家への相談:** 建築士または防水工事の専門家に依頼し、原因調査と修復方法の提案を受けましょう。調査費用は業者に請求できる可能性があります。
3. **業者との交渉:** 専門家の調査結果を元に、業者と改めて交渉します。施工ミスを認めさせ、修復費用と損害賠償の請求を行います。交渉が難航する場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。
4. **修復工事:** 専門家の指示に従い、適切な修復工事を依頼します。防水処理だけでなく、カビの除去や床の張り替えなども必要になるかもしれません。
5. **記録の保管:** 全てのやり取り(メール、電話、面談記録など)、見積書、請求書、領収書などを大切に保管しましょう。将来、裁判になった場合に重要な証拠となります。

交渉のポイント

業者との交渉では、感情的にならず、冷静に対処することが重要です。専門家の調査結果を提示し、論理的に説明することで、相手を説得しやすくなります。必要に応じて、書面でのやり取りを残すことで、証拠として活用できます。

費用について

修復費用は、損害の程度や修復方法によって大きく異なります。専門家の調査結果を基に、正確な見積もりを作成してもらいましょう。業者に責任がある場合は、修復費用だけでなく、損害賠償(カーペット代、清掃費用、精神的苦痛など)も請求できます。

予防策:今後の増築工事における注意点

今回の経験を踏まえ、今後の増築工事では、以下の点に注意しましょう。

  • 業者選びの徹底: 複数の業者から見積もりを取り、実績や評判をしっかり確認しましょう。口コミサイトなども参考になります。
  • 契約内容の確認: 契約書の内容をしっかりと理解し、不明な点は質問しましょう。特に防水対策に関する記述は重要です。図面をよく確認し、防水層の施工方法を確認しましょう。
  • 施工過程の確認: 可能であれば、施工過程を随時確認し、問題があればすぐに指摘しましょう。
  • 完成後の検査: 完成後には、必ずしっかりと検査を行い、問題がないことを確認しましょう。専門家による検査も検討しましょう。
  • 保証内容の確認: 工事の保証期間や内容を確認し、万が一の場合に備えましょう。

インテリアへの影響と対策

水浸しによって、部屋のインテリアは大きな被害を受けています。カビの除去、床の修復、そして新しいインテリアを選ぶ必要が出てくるかもしれません。

インテリア選びのポイント

* **防水性・耐水性のある素材:** 今後は、防水性や耐水性に優れた素材の家具や床材を選びましょう。例えば、撥水加工されたカーペットや、木製の家具に比べて水に強い素材の家具などを検討しましょう。
* **通気性の良い素材:** カビの発生を防ぐために、通気性の良い素材を選びましょう。湿気がこもらないように、換気にも気を配りましょう。
* **清潔感のあるデザイン:** 清潔感を保ちやすいデザインのインテリアを選ぶことで、カビの発生リスクを低減できます。

今回のトラブルは、非常に残念な出来事ですが、この経験を活かし、より安全で快適な住まいを実現できるよう、積極的に行動していきましょう。専門家のアドバイスを参考に、業者との交渉を粘り強く行い、適切な解決策を見つけてください。

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