塗装工事による水漏れ事故後の対応と原状回復について

塗装工事の高圧洗浄作業で軒天より水漏れをおこしました。 2階の天井裏が水浸しになり、事後後すぐに水をタオルで拭き取ってもらいました。その時に出たバケツ1杯程度の水を確認しました。 1階のクローゼット上部からもかななりの水漏れをしていたので私が拭き取りました。 その時は、私も状況がよくわからなかったので、天井からの水漏れがおさまった事で一安心しました。 その後、第三者から言われてショックを受けてしまいました。 ○ 天井を濡らしたら、早くて半年後、2~3年後に模様のようにシミが出る可能性が高い事。 ○ 畳は一度濡れたら、後からブカブカになる可能性が高い事。 ○ 断熱材は一度濡れたら2度と使えない事。 ○ 壁の断熱材が濡れた可能性も高いけれど、壁をはぐらないと確認できない事。 ○ 壁の断熱材が濡れていたら、水を吸い上げるので、後から外壁にシミが出る可能性がある事。 2階の天井裏を拭き取った際に、断熱材の水も拭き取ってしまい、どれが濡れていたかはわからなくなったそうです。。。 1階の天井裏は何故か放置されていました。2日後に別の業者に来てもらい、チェックしてもらったところ、まだびしょ濡れでした。 2日間水を含んでしまったので、絶対に後でシミが出ると言われました。2階はわりと乾いていたそうです。 一番水漏れがひどかったクローゼットの背板はすぐにシミになりました。裏側はお風呂になっており、これも背板を外さないと状況がわかりません。 原状回復工事は塗装工事の後で相談する事にして、現在保留中です。 水漏れ事故後の対応があまりにも無責任で、この業者に原状回復工事をさせる気にはなりません。 手抜き工事をされそうだからです。全く信用できません。 できれば別の業者に依頼したいと考えています。 部屋の中にピアノがありますが、これも自分たちで動かすと言われました。 大切にしているピアノです。普段から鍵盤以外に触れないよう気を付けています。。 素人に触らせたくありません。ピアノ運送業者に依頼をかけたいのですが、部屋の中の移動でも往復で3万位はかかりそうです。 調律は別に1万4千円程度かかります。 1階の天井張替とクローゼットの背板張替、2階と1階の天井裏の断熱材の交換、畳交換をすると言われました。 2階はすぐに拭き取ったので、シミ、カビが出る可能性が低いとは思いますが、本当に張替は必要ないのでしょうか?? 外壁の断熱材が濡れたかは確認できませんが、保証させる必要性はないのでしょうか?? 今はシミ等は目視で見当たりませんが、数年後に請求するわけにもいかないので、取りあえず今はどこまで要求するのが妥当でしょうか??補足聞いても保険に入っているかの明確な返答がありません。事故後すぐの写真もありません。基本的には自然乾燥すれば問題ないとの認識だったようです。2日目に他の業者さんに確認して写真も撮ってもらいましたが、2階は乾いており、どこまで濡れたかはわかりません。もう2ヶ月以上が経過しています。今さら確認できる事は少ないですよね。。。

塗装工事による水漏れ事故:現状と課題

今回の塗装工事における高圧洗浄作業中の水漏れ事故は、深刻な被害をもたらしかねない事態です。特に、断熱材の濡れは、後々深刻な問題を引き起こす可能性があります。 事故直後の対応が不十分だったこと、そして業者の対応に不信感を抱いていることなど、現状を整理し、今後の対応について検討していきましょう。

水漏れ被害の現状と可能性のある損傷

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天井・壁の損傷

天井や壁の濡れは、シミやカビの発生につながります。特に、2階天井裏はすぐに拭き取られたものの、1階天井裏は2日間放置されたため、深刻な被害が懸念されます。半年から数年後にシミとして現れる可能性が高いです。また、壁の断熱材が濡れている可能性があり、これは壁を剥がさないと確認できません。もし濡れていれば、外壁へのシミとして後から現れる可能性があります。

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畳の損傷

畳は一度濡れると、変形やカビが発生する可能性があります。ブカブカになる可能性も指摘されており、交換が必要となる可能性が高いです。

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断熱材の損傷

断熱材は一度濡れると機能を失い、交換が必要になります。2階天井裏は拭き取られたため状況が不明ですが、1階天井裏は2日間濡れたまま放置されていたため、交換は避けられないでしょう。

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クローゼットの損傷

クローゼットの背板は既にシミが発生しており、裏側(お風呂側)の状況も不明です。背板の交換が必要となる可能性が高いです。

今後の対応と原状回復工事

現状では、業者の対応に不信感があり、原状回復工事の依頼をためらっている状況です。しかし、放置すれば被害は拡大する可能性があります。以下に具体的な対応策を提案します。

1. 専門業者による調査と見積もり

まず、信頼できる専門業者に依頼し、被害状況の精密な調査と見積もりを作成してもらいましょう。複数の業者に見積もりを依頼することで、適正価格を把握することができます。調査では、以下の点を重点的に確認してもらいましょう。

* 天井・壁の内部の損傷状況(含む断熱材)
* 畳の損傷状況
* クローゼット背板の損傷状況
* 外壁への影響の有無

調査結果に基づいて、必要な修理範囲と費用を明確にしましょう。

2. ピアノの移動

ピアノの移動は、専門業者に依頼することを強くお勧めします。素人が移動させると、ピアノに傷がつくだけでなく、事故や怪我のリスクも高まります。費用はかかりますが、大切なピアノを守るためには必要な投資です。

3. 保険の確認

塗装業者に保険加入の有無を確認し、保険適用の可能性を探りましょう。保険適用となれば、修理費用の一部または全額がカバーされる可能性があります。

4. 損害賠償請求

もし保険が適用されない場合、または業者の対応に問題があった場合は、損害賠償請求を検討しましょう。弁護士に相談することで、適切な対応策をアドバイスしてもらえます。

5. 交渉と合意

業者との交渉においては、専門業者による調査結果と見積もりを根拠に、冷静かつ明確に主張することが重要です。必要に応じて、弁護士に相談することも検討しましょう。

具体的なアドバイス

* 写真・動画の撮影:被害状況を記録するために、写真や動画を撮影しておきましょう。特に、水漏れ直後の状況を記録しておくことが重要です。
* 証拠の保存:見積書、契約書、メールのやり取りなど、全ての証拠を大切に保管しましょう。
* 専門家への相談:弁護士や建築士などの専門家に相談することで、適切な対応策をアドバイスしてもらえます。
* 冷静な対応:感情的にならず、冷静に状況を判断し、対応しましょう。

まとめ

今回の水漏れ事故は、業者の責任が問われる可能性が高いです。被害状況を正確に把握し、信頼できる専門業者に依頼して、適切な対応を取ることで、被害を最小限に抑え、適切な補償を得ることが重要です。焦らず、一つずつ問題を解決していくようにしましょう。

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