埼玉県さいたま市の賃貸マンションの耐震性と揺れの原因究明

建物の耐震強度について質問です。まず私が住んでいる賃貸マンションは埼玉県さいたま市 平成20年契約開始 昭和63年4月築 角部屋 専有7.11坪 よくある長方形の1R 鉄筋コンクリート造5階建4階 耐震調査結果は説明対象外 坂の中腹です。マンションの前は片側一車線の道路ですが交通量が多く、大型車両も通ります。その道路側にベランダがあります。大型車両が通ると窓ガラスがガタガタと音をたてて揺れます。心なしか窓のすぐ横にあるベッドも揺れている感覚があります。洗濯機はベランダとは離れている玄関側にあるのですが、脱水時やはり同じように揺れます。いつからこんなことが起こるようになったのか定かではありませんが、契約当初はなかったと思います。鉄筋コンクリート造でもこんなに揺れるものなんでしょうか。東日本大震災が影響しているのならば、強い地震がきっかけに地盤などが緩んでしまったのでしょうか。もし今回提示した内容で分かることがあれば少しの情報でも構いませんので教えていただけると助かります。

揺れの原因:地震の影響か、それとも交通振動?

ご質問ありがとうございます。埼玉県さいたま市、昭和63年築の鉄筋コンクリート造マンションにお住まいの方から、大型車両の通行や洗濯機の脱水時に建物が揺れるというご相談ですね。 まず、ご心配されている通り、東日本大震災の影響が考えられますが、それ以外にもいくつかの可能性が考えられます。

地震の影響の可能性

東日本大震災は、関東地方にも大きな影響を与えました。地盤の緩みや建物の微細な損傷は、地震後徐々に現れてくることもあります。特に、坂の中腹にあるマンションは、地盤の状況によって揺れやすさが変化する可能性があります。

しかし、重要なのは、ご質問の内容からは地震による構造的な損傷を示唆する情報がない点です。 「耐震調査結果は説明対象外」とのことですが、もし過去に専門家による調査が行われていれば、その結果を参考にすべきです。 揺れを感じ始めた時期が震災後であるかどうか、そしてその揺れの程度が徐々に大きくなっているか、あるいは一定なのかといった情報も重要です。

交通振動の可能性

大型車両の通行による振動も、建物に揺れを感じさせる原因となります。特に、道路に面した角部屋、しかもベランダが道路側にある場合は、振動の影響を受けやすいです。 窓ガラスやベッド、洗濯機が揺れるという状況から、交通振動による影響が大きい可能性が高いと考えられます。

鉄筋コンクリート造であっても、建物の構造や地盤の状況、そして交通量などによって、振動の影響は異なります。 昭和63年築の建物であれば、現在の耐震基準とは異なる可能性があり、交通振動に対してやや敏感になっている可能性も否定できません。

その他の可能性

* 建物の老朽化:経年劣化によって、建物の基礎や構造体にわずかな変化が生じ、振動に対する感受性が高まっている可能性があります。
* 近隣の工事:近隣で地盤を掘削する工事などを行っている場合、振動の影響を受ける可能性があります。
* 洗濯機の設置状況:洗濯機の設置方法や設置場所によっては、脱水時の振動が大きくなる場合があります。

具体的な対策と今後の対応

現状の情報だけでは、揺れの原因を断定することはできません。しかし、ご不安を解消するためには、以下の対策を検討することをお勧めします。

1. 専門家への相談

まずは、建築士や不動産会社、またはマンション管理会社に相談することをお勧めします。 現状を詳しく説明し、専門家の意見を聞くことで、揺れの原因を特定し、適切な対策を講じることが可能になります。 必要に応じて、建物の耐震診断を依頼することも検討しましょう。

2. 管理会社への連絡

マンションの管理会社に、揺れについて報告しましょう。他の住人からも同様の報告があれば、管理会社が建物の点検や調査を行う可能性があります。

3. 交通振動対策

もし交通振動が原因だと判明した場合、窓やベランダに防振対策を施すことを検討しましょう。 例えば、防音カーテンや防振マットを使用することで、振動を軽減できる可能性があります。

4. 洗濯機対策

洗濯機の設置状況を見直しましょう。 設置が不安定な場合、脱水時の振動が大きくなります。 設置レベルを確認し、必要に応じて調整しましょう。 また、防振ゴムなどを利用することで、振動を軽減できます。

5. 地震対策の見直し

地震対策として、家具の転倒防止や非常持ち出し袋の準備など、日頃から備えておくことが重要です。 地震に対する備えは、揺れの原因に関わらず、安全な生活を送る上で不可欠です。

専門家の視点:建築士の意見

建築士の視点から見ると、昭和63年築の建物であること、坂の中腹に位置していること、そして交通量の多い道路に面していることから、揺れを感じやすい状況にあると言えます。 しかし、鉄筋コンクリート造であれば、一般的な生活において危険なレベルの揺れではない可能性が高いです。 ただし、継続的な揺れや、揺れの程度が増している場合は、必ず専門家への相談が必要です。

まとめ

今回のケースでは、交通振動と地震の影響の両方を考慮する必要があります。 まずは管理会社や専門家に相談し、原因を特定することが重要です。 その上で、適切な対策を講じることで、安心して生活できる環境を確保しましょう。 ご自身の安全を第一に考え、必要な行動をとってください。

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