地震後のマンションの館内放送:その対応は適切?

5日午前5時18分の地震でのマンションの対応について相談したいのでず、うちのマンションには警備員が在中しているのですが、 地震によりエレベーターが止まっている事を5時30分から30分毎に大きな館内放送(各部屋に警備員の声と効果音が大音量で響き渡ります)を流しています。それでなくても地震で起きてしまって少しでも寝たいのに、30分毎に放送が流れては寝れません。放送のボリュームを下げる事は規則でできません。防災センターにTELで聞いたら、エレベーターが動くまで放送を繰り返すのが規則だから動くまで30分毎に流すそうです。地震により何らかの緊急事態になっているなら、それはもちろん理解できますが、たかがエレベーターが止まっている事を、30分毎に放送する必要があるのでしょうか?地震でエレベーターが止まっているだけなら階段を使えば住む話です。地震のために止まっている事くらい普通みんな分かりますし、何故とか、いつ動くかが聞きたい人は防災センターにTELで聞けばよい話です。TELは住民皆が当然知ってます。これは普通の常識的な対応なのでしょうか?補足うちのマンションは震度3でも止まります。(というか安全確認が住むまで止めます)止まっているので、利用できませんからエレベーターで逃げようとする事はありません。ずっと放送が続いているので地震からずっと寝れていません。子供まで起こされて…大事なテストがある日なのに、少しでも寝せてあげたいです。地震では起きませんでしたが、度重なる放送で起きました。五時30分から7時30分の間に、既に四回も放送がかかりました。いずれもエレベーターの件で…エレベーターホールに紙でも貼って置けばいいのに…友人のマンションは皆、夜中~早朝は、緊急事態以外で放送は入らないとの事でうちだけです。

地震後の館内放送:頻度と音量の問題点

ご質問にあるように、地震後、エレベーター停止を30分おきに館内放送で知らせるマンションの対応は、確かに疑問が残ります。震度3でもエレベーターが停止し、安全確認が完了するまで稼働しないとのことですので、住民はエレベーターが使用できないことを理解しているはずです。 早朝に繰り返される大音量の放送は、住民の睡眠を妨げ、特に小さなお子さんや大事な試験を控えたお子さんを持つご家庭にとっては大きなストレスとなります。

問題点をまとめると以下の通りです。

  • 頻度:30分おきの放送は、頻度が高すぎます。緊急事態でない限り、これほど頻繁な放送は必要ありません。
  • 音量:大音量の放送は、睡眠妨害や精神的なストレスを引き起こします。特に早朝は、音量を抑制する配慮が必要です。
  • 情報伝達方法:エレベーター停止という情報は、防災センターへの電話連絡やエレベーターホールへの掲示など、より穏やかな方法で伝えることができます。
  • 住民への配慮:住民の生活リズムや状況への配慮が不足しています。特に早朝や深夜の放送は、最小限にするべきです。

より良い情報伝達方法と改善策

マンション管理組合に、現状の館内放送の頻度と音量について改善を要望することが重要です。具体的な提案としては、以下の方法が考えられます。

1. 放送頻度の削減

エレベーター停止の館内放送は、最初の1回のみとし、その後はエレベーターの復旧をホームページや館内掲示物で告知する。緊急性の高い情報(停電、火災など)は、必要に応じて放送する。

2. 音量の調整

放送の音量は、緊急性に応じて調整する。エレベーター停止のような緊急性のない情報は、音量を小さくするか、あるいはアナウンスをテキスト形式で掲示する。

3. 情報伝達手段の多様化

  • エレベーターホールへの掲示:エレベーターの停止状況、復旧見込みなどを掲示する。
  • マンションのウェブサイトやアプリ:リアルタイムでエレベーターの稼働状況を更新する。
  • メール配信:エレベーターの停止や復旧について、住民にメールで通知する。

4. 管理組合への提案

管理組合に対して、現状の館内放送システムの見直しを提案しましょう。具体的には、以下の点を提案します。

  • 放送内容の精査:本当に30分おきの放送が必要なのか、緊急性のない情報は削除できないか検討する。
  • 音量設定の見直し:音量を下げる、または時間帯によって音量を調整する。
  • 代替手段の検討:ウェブサイト、アプリ、メールなど、代替手段を活用する。
  • 住民アンケートの実施:住民の意見を聞き、より良い情報伝達方法を検討する。

専門家の意見:防災と住民生活のバランス

防災専門家によると、地震後の館内放送は、住民の安全確保という観点から重要な役割を果たします。しかし、それは緊急性の高い情報に限られるべきであり、エレベーター停止のような、住民が容易に回避できる事柄については、過剰な放送はかえって逆効果になる可能性があります。

住民の生活リズムや精神的な負担を考慮した、より柔軟な対応が必要です。

事例紹介:他のマンションの対応

友人のマンションでは、夜間や早朝は緊急事態以外放送を行わないとのこと。これは、住民への配慮が行き届いた好例と言えるでしょう。他のマンションの事例を参考に、より適切な対応を検討しましょう。

まとめ:住民と管理組合の協働による改善

地震後の館内放送は、住民の安全と安心を確保する上で重要な役割を担いますが、その頻度や音量は、住民の生活リズムや精神的な負担を考慮する必要があります。管理組合と住民が協力し、より適切な情報伝達方法を検討することで、快適なマンション生活を実現できるはずです。

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