地震対策!愛犬のハーネス嫌いを克服する方法

ネザーランドドワーフの3ヶ月の雄を飼ってます。この地震や余震の万が一に備えてハーネスを買いました。慣れさせようと思い、部屋の中で着けたのですが、ものすごい大暴れで、普段全くしない足ダンやブーブー言ってました…。さすがに可愛そうなので諦めてハーネスは処分しましたが。鈴付きだったので、鈴が嫌なのかと思いはずしましたが変わらず…こんなにもハーネス嫌いな子っているんですか?抱っこはさせてくれるのでいざと言うときはキャリーでなんとかするつもりですが。うさんぽさせたりするつもりはありませんが、安全の為にもハーネス慣れてほしいと思ってます。何か対処法、いい商品やご意見ありましたら宜しくお願いします

愛犬のハーネス嫌いを克服するためのステップ

地震などの災害時、愛犬を安全に避難させるためにハーネスは必須アイテムです。しかし、愛犬によってはハーネスを嫌がる子もいます。今回のケースのように、いきなりハーネスを着けてしまうと、愛犬は恐怖を感じ、抵抗してしまうでしょう。大切なのは、愛犬にハーネスを「安全で安心な物」と認識させることです。

ステップ1:ハーネスへの恐怖心を解消する

まずは、ハーネスを「怖いもの」ではなく「楽しいもの」に結びつけることが重要です。いきなり装着するのではなく、以下のステップで徐々に慣れさせていきましょう。

  • ハーネスを部屋に置いておく:数日間、ハーネスを部屋に置いておき、愛犬に視覚的に慣れさせましょう。匂いを嗅がせたり、触らせたりしても良いでしょう。最初は、愛犬がハーネスに興味を示さないかもしれません。無理強いせず、自然な流れで慣れさせることが大切です。この段階では、愛犬がハーネスに近づく度に褒めてあげましょう。
  • ハーネスを触らせる:愛犬がハーネスに慣れてきたら、優しくハーネスに触れてみましょう。最初は、ハーネスの一部に触れさせ、徐々に全体に触れるようにします。触れる度に褒めて、ご褒美を与えましょう。愛犬が嫌がる場合は、すぐにやめ、また別の機会にトライしましょう。
  • ハーネスを装着する練習:愛犬がハーネスに触れることに抵抗しなくなったら、実際に装着してみましょう。最初は、数秒間だけ装着してすぐに外します。そして、褒めてご褒美を与えます。徐々に装着時間を長くしていきましょう。この時、無理強いは禁物です。愛犬が嫌がる素振りを見せたら、すぐに外してあげましょう。

ステップ2:適切なハーネスを選ぶ

ハーネスの種類によっては、愛犬が不快に感じる場合があります。適切なハーネスを選ぶことも、ハーネス嫌いを克服する上で重要です。

  • 素材:通気性が良く、肌触りの良い素材を選びましょう。ナイロンやメッシュ素材などがおすすめです。硬い素材のハーネスは、愛犬にとって不快感を与える可能性があります。
  • サイズ:愛犬の体にピッタリとフィットするサイズを選びましょう。大きすぎると脱げやすく、小さすぎると締め付けられて不快です。サイズ選びには、十分注意しましょう。多くのメーカーはサイズ表を用意しているので、愛犬の体格を正確に測ってから購入しましょう。
  • デザイン:デザインも重要です。シンプルなデザインのハーネスを選び、装飾品が少ないものを選ぶ方が、愛犬にとってストレスが少ない場合があります。鈴付きのハーネスは、音に敏感な犬にとってはストレスになる可能性があるので、避けた方が良いでしょう。
  • 種類:ステップインハーネス、フロント留めハーネス、バックル式ハーネスなど、様々な種類があります。愛犬の体型や性格に合わせて、最適なハーネスを選びましょう。例えば、引っ張り癖のある犬には、フロント留めハーネスがおすすめです。

ステップ3:ご褒美とポジティブな強化

愛犬がハーネスを着けている間、常に褒めてあげたり、おやつを与えたりすることで、ハーネスをポジティブな体験に結び付けることができます。

  • お気に入りのオヤツ:愛犬の大好物のおやつを用意しましょう。小さなオヤツを数個用意し、ハーネスを着けている間、こまめに与えることで、良い経験として記憶に定着させます。
  • 言葉の褒め方:「良い子」「賢いね」など、愛犬を褒める言葉を積極的に使いましょう。声のトーンも明るく、優しくすることで、愛犬は安心感を覚えます。
  • 遊びを取り入れる:ハーネスを着けたまま、愛犬が好きな遊びをしましょう。ボール遊びや引っ張りっこなど、楽しい時間を共有することで、ハーネスへの抵抗感を減らすことができます。

ステップ4:専門家のアドバイスを求める

それでもハーネスを着けることに抵抗がある場合は、動物病院やペットトレーナーに相談してみましょう。専門家のアドバイスを受けることで、愛犬に合った解決策を見つけることができるでしょう。

ハーネス選びのポイント:おすすめ商品

様々なタイプのハーネスがあるので、愛犬の体型や性格、そしてあなたの好みを考慮して選ぶことが大切です。いくつか例を挙げ、それぞれのメリット・デメリットを解説します。

ステップインハーネス

上から被せるタイプではなく、足を入れ込むタイプなので、着脱が容易です。小型犬には特に使いやすいでしょう。しかし、脱げやすいというデメリットもあります。

フロント留めハーネス

引っ張り癖のある犬に効果的です。胸の部分で留めることで、引っ張る力を軽減できます。しかし、慣れるまで時間がかかる場合があります。

バックル式ハーネス

調整が容易で、フィット感を高めることができます。様々なデザインがあり、選びやすい反面、着脱に少し手間がかかります。

まとめ

愛犬にハーネスを着けることは、地震などの災害時における安全確保に不可欠です。しかし、いきなりハーネスを着けさせようとするのではなく、上記のステップに従い、時間をかけてゆっくりと慣れさせてあげることが重要です。適切なハーネスを選び、ご褒美やポジティブな強化を効果的に活用することで、愛犬のハーネス嫌いを克服できる可能性が高まります。それでも難しい場合は、専門家の力を借りるのも一つの方法です。愛犬との安全な生活のために、諦めずに根気強く取り組んでいきましょう。

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