地震対策徹底ガイド:小さなお子さんを持つ首都圏近郊の家族のための備え

地震の備え。皆様は何をしていらっしゃいますか? 地震の備えについてですが・・・ 首都圏近郊に住んでおります。 6歳と1歳の子供がおります。 地震についての備えですが、市販の災害用リュックセットを購入したものがあり、基本的なセットはあります。 (保温のアルミシートや、カイロなどは家族分追加してあります。) その他、お水1ケース(2ℓ×6本)・レトルト米・缶詰・グリコの保存缶や保存用の氷砂糖・子供のオムツやパンツの着替えを用意してあります。 給水用の水の空タンクは20㍑のものが2つあります。 ポータブル石油ストーブを購入しようか迷っているところです。 寝室にはスリッパと懐中電灯とオンブ紐・コート類は、すぐに取れるところに置いてあります。 小さな子供があるので、最低限、子供だけは守りたいと思っています。 季節はいつなのか?どういう状況下になるのか?も分かりませんが・・・何を備えていれば良いか?アドバイスありましたら宜しくお願いします。 ちなみに住んでいるのは鉄筋コンクリートの賃貸マンション、3階建てのうちの2階角部屋です。

地震への備え:家族を守るための具体的なステップ

首都圏近郊にお住まい、6歳と1歳の小さなお子さんをお持ちとのこと。鉄筋コンクリート造のマンション2階角部屋という環境を踏まえ、地震への備えについて具体的なアドバイスをさせていただきます。すでに多くの備品を準備されているので、さらに安心安全な生活を送るための追加策を提案します。

1. 水の確保:長期的な視点と安全性を重視

現在、2リットル×6本の水と20リットルの空タンク2つを準備されていますが、大人2人、子供2人の家族で、数日間の生活を想定すると、水はもっと必要です。1人1日3リットルを目安に計算すると、3日分では36リットル必要になります。さらに、トイレの水を流す分や、調理にも水が必要となるため、最低でも50リットル以上の水を確保することをお勧めします

ペットボトルの水は賞味期限があるので、定期的な交換が必要です。非常用水の備蓄は、長期保存可能な非常用飲料水や、定期的に水を入れ替えるシステムを検討しましょう。

2. 食料の備蓄:子供の好みに合わせた栄養バランス

レトルト米、缶詰、グリコの保存缶は良いですね。しかし、子供がいる家庭では、栄養バランスと子供の嗜好性も考慮しなければなりません。

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  • 幼児向け栄養補助食品:離乳食や幼児食を備蓄しておくと安心です。
  • 非常食セット:子供向けに工夫された非常食セットも販売されています。
  • お菓子や嗜好品:少しのお菓子や、子供が好きな食べ物を用意しておくと、精神的な安定に繋がります。
  • 長期保存可能な食品:乾パンやビスケットなども、かさばらず長期保存可能です。

また、賞味期限管理は非常に重要です。定期的にチェックし、期限切れのものは交換しましょう。ローリングストック法(普段使いのものを少し多めに買い置きし、消費したら補充する)を取り入れると、期限切れを防ぎやすくなります。

3. 防寒対策:季節を問わず必須アイテム

保温アルミシートやカイロは準備済みとのことですが、季節を問わず防寒対策は重要です。特に、地震発生時は気温が下がることが予想されます。

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  • 毛布やブランケット:コンパクトに収納できる毛布やブランケットは必須です。
  • 厚手の衣類:子供用の防寒着も忘れずに。
  • 使い捨てカイロ:多めに備蓄しておきましょう。

4. 照明と暖房:ポータブル石油ストーブの検討

ポータブル石油ストーブの購入を検討されているとのことですが、マンションでの使用は管理規約を確認する必要があります。また、一酸化炭素中毒のリスクも考慮しなければなりません。換気をしっかり行い、使用中はこまめに様子を確認することが大切です。

代替案としては、LEDランタンや懐中電灯を複数個用意し、充電式バッテリーも備蓄しておきましょう。暖房器具としては、使い捨てカイロ電気毛布も有効です。

5. 衛生用品と医薬品:子供のための特別な配慮

オムツや着替えは準備済みとのことですが、ウェットティッシュ、消毒液、ゴミ袋なども忘れずに用意しましょう。また、子供用の常備薬(解熱剤など)絆創膏なども必要です。

6. 情報収集:ラジオと充電器

地震発生時は、テレビやインターネットが使用できなくなる可能性があります。手回し充電式のラジオは情報収集に役立ちます。モバイルバッテリーも複数個用意し、スマホの充電を確保しましょう。

7. 避難経路と集合場所:家族で確認

マンションの場合、避難経路と集合場所を家族で確認しておきましょう。避難経路に障害物がないか、非常口の位置などを把握しておけば、いざという時に慌てずに済みます。

8. その他の備え

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  • ヘルメット:頭部を守るために、家族分用意しましょう。
  • 軍手:ガラス片の処理などに役立ちます。
  • 現金:ATMが使用できなくなる可能性があるので、現金も用意しておきましょう。
  • ホイッスル:助けを求める際に役立ちます。
  • 非常用トイレ:トイレが使えなくなる可能性も考慮しましょう。

専門家の視点:防災士からのアドバイス

防災士の視点から見ると、ご準備されているものは非常に充実しており、基本的な備えは万全です。しかし、小さなお子さんを持つ家庭では、「子供の安全確保」を最優先に考える必要があります。

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  • 避難場所までの移動手段:ベビーカーや抱っこ紐だけでなく、子供を安全に運べる方法を検討しましょう。
  • 子供の心理的ケア:地震発生時は子供たちが恐怖を感じやすいです。安心できる環境を作るための工夫が必要です。
  • 情報共有:家族間の連絡手段を確保し、地震発生時の行動を事前に共有しておきましょう。

定期的な防災訓練を行うことで、家族の連携を強化し、いざという時に冷静に対処できる能力を高めることができます。

インテリアとの連携:安心安全な空間づくり

地震対策は、インテリアにも影響します。家具の転倒防止、収納の工夫など、インテリアと防災を両立させる工夫をしましょう。

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  • 家具の固定:転倒防止用の金具を使って、家具を壁に固定しましょう。
  • 収納の見直し:重いものは低い位置に収納し、地震で物が落下しないように工夫しましょう。
  • 防災グッズの収納:非常持ち出し袋は、すぐに持ち出せる場所に保管しましょう。デザイン性の高い収納ボックスを使うのも良いでしょう。

ベージュのインテリアは、落ち着きがあり、リラックス効果も期待できます。地震で不安な日々を送る中でも、心地よい空間を保つことで、精神的な安定につながるでしょう。

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