地震による漏水被害からの復旧と損害賠償請求について

3月11日に起こった地震で階上からの漏水について(長文です) はじめに地震により被災されている皆様に心よりお見舞い申し上げます 3月11日に起きた地震で、マンションの3階に住んでいます(30代夫婦・1LDK・マンションは今年1月に新築されたもの・引っ越して1ヶ月)。幸い我が家はガラス容器が割れ、パソコンが落ちただけでした でも、余震も続き、断水状態だったため、不安なので、強い地震がいない間に落ちてもいいように、電化製品をすべて床におろし、主人と一緒に関西の実家に12日から帰省していました 余震もおさまったので、14日にマンションに帰ってみると部屋が全面水浸しになっており、1cmほど水がたまっていました 原因は階上の部屋からの漏水(給湯器の接続部分が破損)でした。 ちょうど不動産屋さんがきていて、話を伺うと階上の住人は前日に漏水箇所の修理をしてもらっていたそうです ただ、部分断水だったため、水がこず、本当に直ったか修理屋さんはそのときは確かめられなかったそう 14日は断水も解消し、ふつうに水が通るようになったのですが、漏水していることに気づかず階上の人は出かけてしまったそうです。ちなみに階上の住人の部屋も水浸しだそうです 家の現状は ・地震のため床におろしていた電化製品が水濡れ(テレビ、パソコン、レンジ、炊飯器、掃除機、コーヒーメーカー、こたつ等) ・ラグやこたつ毛布、衣類もびしょぬれ ・断熱材も少し壁から出てきていて、天井も若干下がってきている ・床が水浸しすぎて住める状態ではない ・実家が遠く仕事もあるため、この地域からは引っ越すことはできない 今は、施工会社のご厚意により、展示ルームみたいなところに一時的に避難して生活してます。 そこで質問なのですが、 1,もう水などははき出してしまったのですが、写真など撮っていた方がいいですか 2,この場合罹災証明はでますか 3,家電製品はすべて保証されますか(テレビは新品・ほかの家電は5年以上前のものばかり) 4,不動産屋(仲介業者)、施工会社、大家(有限会社)、階上の住人誰に損害補償してもらえばいいのですか(賃貸契約時に家財保険に加入・階上の住人も) 5,保険の知識がありません。弁護士などに相談して立ち会ってもらった方がいいのですか 6,時間もかかりそうだし今までのところに住むのが嫌なので、引っ越したいのですがその費用は請求できますか 7,礼金・敷金等は引っ越す場合返してもらえますか 本当に無知で申し訳ないのですが、不安でしょうがないです。補足茨城県南部です。震度は6弱でした。

地震による漏水被害:状況整理と対応

3月11日の地震による漏水被害、大変でしたね。新築マンションでの出来事だけに、ショックも大きいと思います。落ち着いて、一つずつ解決していきましょう。以下、ご質問への回答と具体的なアドバイスです。

1. 写真撮影について

はい、写真撮影は非常に重要です。 漏水被害の状況、家電製品の水濡れ状態、壁や天井の損傷、床の状況などを可能な限り詳細に撮影してください。特に、被害の広がりや程度がわかるように、複数枚の写真を様々な角度から撮影しましょう。日付と時刻情報が記録されるように設定しておくと、証拠としてより有効になります。 また、排水した後の状態も撮影しておきましょう。

2. 罹災証明の発行について

地震による被害を受けた場合、罹災証明の発行申請が可能です。 茨城県南部で震度6弱の地震を経験されているので、申請資格がある可能性が高いです。お住まいの市町村役場(災害対策課など)に問い合わせて、必要な書類や申請方法を確認してください。罹災証明は、保険金請求や各種支援制度の利用に必要となる重要な書類です。

3. 家電製品の保証について

家電製品の保証については、製品の保証期間や、水濡れによる故障が保証対象かどうかを確認する必要があります。 新品のテレビはメーカー保証が適用される可能性が高いですが、5年以上前の家電製品は保証期間が切れている可能性が高いです。ただし、地震による漏水という不可抗力的な事由であれば、メーカーによっては保証が適用されるケースもあります。各メーカーに問い合わせて確認しましょう。 また、家財保険に加入されているとのことですので、保険会社に状況を説明して、保証の可否を問い合わせることも重要です。

4. 損害賠償請求の相手について

損害賠償請求の相手は、階上の住人、管理会社(不動産会社)、大家(有限会社)のいずれか、または複数になります。 根本原因は階上住人の給湯器の故障による漏水ですので、まず階上住人に損害賠償請求するのが自然な流れです。しかし、階上住人が修理を依頼した業者に責任がある可能性も否定できません。 賃貸契約上、大家にも責任がある可能性があります。また、管理会社は建物の管理責任を負う立場にあります。 まずは、各当事者と話し合い、損害賠償の責任範囲を明確にする必要があります。話し合いが難航する場合は、弁護士に相談することをお勧めします。

5. 弁護士への相談について

保険の知識がなく、不安な気持ちを抱えているとのことですので、弁護士への相談は有効な手段です。 弁護士は、損害賠償請求の手続きや、保険会社との交渉、相手方との交渉などをサポートしてくれます。特に、複数当事者間の責任の所在が複雑な場合、弁護士の専門的な知識と経験は不可欠です。法律相談は無料で行っている法律事務所もありますので、一度相談してみることをお勧めします。

6. 引越し費用について

住むことが困難な状態であるため、引っ越し費用を請求できる可能性があります。 これは、賃貸借契約の内容や、損害賠償の責任の所在によって異なります。 大家や不動産会社に、引っ越し費用負担について相談し、合意を得ることが必要です。交渉が難航する場合は、弁護士に相談しましょう。

7. 礼金・敷金等の返還について

礼金・敷金の返還については、賃貸借契約の内容を確認する必要があります。 契約書に明記されている条項に従って、返還されるかどうかが決まります。 通常、損害賠償請求によって、敷金から修理費用などが差し引かれる可能性があります。 引っ越しを希望する場合は、大家や不動産会社と協議し、礼金・敷金の返還について合意を得る必要があります。

具体的なアドバイス

* 証拠をしっかり確保する: 写真や動画、修理業者とのやり取りの記録などを残しましょう。
* 記録を残す: すべてのやり取りを記録し、日付と時刻を明確に記載しましょう。
* 専門家に相談する: 弁護士、不動産会社、保険会社などに相談し、適切なアドバイスを受けましょう。
* 冷静に対処する: 感情的にならず、冷静に状況を把握し、対応しましょう。
* 迅速な対応: 損害の拡大を防ぐため、迅速に対応することが重要です。

今回の地震による漏水被害は、想像を絶する大変な出来事だったと思います。しかし、冷静に状況を整理し、適切な対応をとることで、少しずつ解決できるはずです。 専門家の力を借りながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

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