地方在住・完全同居世帯向け!理想のマイホーム建築費用とプランニングガイド

単純な質問ですみません… 地方在住です。夫の実家で完全同居です。家の敷地内に自分たちの家を建てたいなぁ思ってますが、実際にどのくらいかかるか教えていただきたくて… もちろんピンキリあるだろうし地域差もあると思いますが、あくまでも今時の普通の家の値段。理想は一階がキッチンリビングダイニング、八畳くらいの和室、二階は六畳の子供部屋三つと十畳の自分たちの寝室、物置、トイレもほしいです。

土地と建物の費用:地域差と相場感

まず、マイホーム建築費用は大きく分けて「土地代」と「建物代」に分けられます。土地代は立地や広さによって大きく変動するため、ご自身の土地の評価額を不動産会社に査定してもらうことが必須です。地方在住とのことですので、都市部と比べて土地代は比較的安い傾向がありますが、それでも場所によっては高額になる可能性があります。

建物代は、希望する間取りや仕様、使用する建材によって大きく異なります。質問者様の希望する間取りは、延べ床面積で約40坪程度と想定されます。

今時の普通の家の値段:坪単価から考える

一般的な住宅の坪単価は、地域差が大きく、地方都市では20万円~60万円程度、都市部では70万円~100万円以上と幅があります。ご自身の地域での相場を、複数のハウスメーカーや工務店に問い合わせて確認することをお勧めします。

仮に、地方都市で坪単価40万円と仮定すると、40坪の建物代は1600万円になります。ただし、これはあくまで建物本体の費用です。

その他費用:忘れがちな諸経費を徹底解説

建物代以外にも、様々な費用がかかります。これらを事前に把握しておかないと、予算オーバーに繋がる可能性があります。

1. 設計費用

設計事務所に依頼する場合、設計費用が発生します。設計費用は、建築費用の5~10%程度が目安です。

2. 外構費用

駐車場、アプローチ、庭など、家の周りの外構工事費用も必要です。これは、建物本体とは別に費用がかかります。規模にもよりますが、100万円~300万円程度を見込んでおきましょう。

3. 諸費用

登記費用、不動産取得税、火災保険料、地鎮祭費用など、様々な諸費用が発生します。これらは、建築費用の5~10%程度を見込んでおきましょう。

4. 住宅ローン関係費用

住宅ローンの利用を検討されている場合、手数料や保証料などの費用が発生します。

5. 家具・家電費用

新居に必要な家具や家電の費用も忘れずに予算に組み込んでおきましょう。

合計費用と予算計画

上記の費用を合計すると、質問者様のケースでは、土地代+建物代(1600万円)+設計費用(80万円~160万円)+外構費用(100万円~300万円)+諸費用(80万円~160万円)+住宅ローン関係費用(変動)+家具・家電費用(変動)となり、土地代を除いても最低2000万円~3000万円程度を見込む必要があります。

土地代を含めると、3000万円~5000万円以上になる可能性も十分にあります。

費用を抑えるための工夫

予算を抑えるためには、以下の工夫が有効です。

  • シンプルで無駄のない間取りにする:必要最低限の広さで、機能的な間取りを設計することで、建築費用を抑えることができます。
  • 標準仕様で妥協する:高級感のある建材や設備にこだわるよりも、標準仕様で十分な機能を持つものを選ぶことで、費用を抑えることができます。ただし、耐久性やメンテナンス性も考慮しましょう。
  • 工務店との交渉:複数の工務店に見積もりを依頼し、比較検討することで、費用を抑えることができます。また、交渉によって値引きの可能性もあります。
  • DIYを取り入れる:クロス貼りやペンキ塗りなど、自分たちでできる作業はDIYすることで、人件費を抑えることができます。
  • 省エネ設備の導入:高効率な給湯器や断熱材を使用することで、ランニングコストを抑えることができます。長期的に見ると、初期費用以上のメリットがあります。

専門家への相談

建築費用や住宅ローンに関する不安がある場合は、建築士やファイナンシャルプランナーに相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より適切な予算計画を立てることができます。

まとめ:理想のマイホームを実現するためのステップ

マイホーム建築は、大きな費用と時間のかかるプロジェクトです。計画段階から綿密な準備と、専門家への相談を積極的に行うことで、予算内で理想のマイホームを実現できる可能性が高まります。

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