地元工務店とのトラブルと対処法:新築工事における不信感と解決策

地元工務店で新築を建てています。着工から2ヶ月、工務店への不信感が増してくるようになっています。どこでもこんな感じは当たり前なのでしょうか? 8月に着工。 現在、床を張り終えたところです。 部屋の中の仕様が中心となってくるにつれ、 工務店への不信感が募るようになりました。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー <カウンター材トラブル> ●9月初旬: かなり良い一枚板を3万円で発見との連絡があり、 加工等は工務店がやってくれるとの話だったので、 その日の夜にはOKの返事。 ●後日打ち合わせ時: 「3万のやつ、もうなくなっちゃってて、9万のがありました」 それは無理だと言うと、長さにかなり余裕があるとの事。 余った板でダイニングテーブルを作っていただくという案が通ったので、 それでいくことに。 ●9月中旬: 「長さが足りないのでテーブルはできませんでした」とメール有り。 カウンター材だけで9万も出せないので、ネットで4万の物を見つけ、 工務店から問い合わせしていただく事に。 「問い合わせた結果、加工費含めて13万でしたけどどうします? もう施工しないと間に合わないので、2、3日中に決めてください」と 急かされ、結局パイン集成材(1万)で決定。 <ロフト階段トラブル> ●最終見積時(6月): リビングにロフトあり。骨組みを建てた後に現地で圧迫感などを確認して から採用しようと工務店から提案。見積にはロフト階段は含まず。 おおよその価格を出して欲しいとお願いしたところ、9万円(組立費込み)と いう見積を別でいただく。 ●9月下旬: 現地での確認を終え、階段の見積を再度出すとの事。提出された金額は40万。 9万円から何が起きたのかと尋ねると、「強度が必要です」の一言。 梯子に変更しようにも、窓の位置的に梯子は設置できず、壁に沿った形で 階段状にするしかない為、他社見積中。 <施主支給ドアトラブル> ●打ち合わせ開始時(去年3月頃): 知り合いのお店から購入したドアが数点あり、一点だけ既製品とはサイズが 少し違う事も報告。設計段階でドアの位置も明記。 ●5月: ドアの状態や寸法を見ておいてもらう為、工務店の倉庫に発送。 ●9月中旬: 「こないだドア見ました」発言。 ●9月下旬: 「ドアの寸法が特殊なので、この枠にはめ込む為の加工が必要です」と言われる。 加工費は既製品のドア1枚分以上。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー こんな感じで、とにかく口に出す金額が大体でも何でもないあてずっぽうにも 程があるという金額で、20万もかからないといった工事も見積を出すと30万以上かかる。 これ以外にも40万の断熱材を勧められ、散々検討して内装や水回りのコストを 抑えた上で決定を伝えると、翌週から工事という時期になってから、 「あの断熱材を入れる為の板が必要です。10万になります」と連絡をしてくる等、 進めるタイミング的にも何か断れないようにしてから追加料金を出されているようで、 不思議に思います。 妻もだいぶ前から不信感を抱いていたようで、上記の流れも全てメモを取り、 出された見積やメールの文章も全てまとめていました。 さすがにロフト階段の金額を見て、夫婦揃って本当に腹が立ってしまっており、 こんなやり方は普通なのか?!と疑問に思ったので、相談させていただきました。 こういったトラブルについて、どう対処すれば良いか。 また、施主支給ドアのトラブルについて、ドアに加工をせずに最初からそのドアに 合わせた枠やレール(引き違い戸です)で対応する事はできなかったのかを 教えていただきたいです。 もし、最初からドアに合わせる事ができたのなら、ドアの加工費は工務店に負担 していただきたいと考えております。 長文になってしまい、申し訳ありませんが、アドバイス頂ければと思います。補足昨日、現状確認と打ち合わせに行きました。 目隠し用の格子を付ける部分があり、雨樋もその格子で隠れるような位置に決定していたのですが、設計士から雨樋の位置関係で格子が付けられないという指摘がありました。 結局、格子の位置などを設計士に再考していただく事になったのですが、いくら設計のない現場仕事とは言え、設計通りの格子が付けられないのならやり直していただきたいと思っています。 外灯についても、器具のサイズなども見ながら設置位置に穴を開けましょうと言ったはずなのに、すでに穴があいていました…。 頼んでいたサンプルなども事務所に忘れてきたとヘラヘラ笑いながら報告され、近くなのだから取りに行ってもらえないか聞いたところ、あと1時間ほどで別の打ち合わせがあるから時間がないとの事。 やはり皆さんのご意見通りに第三者に入っていただく事も考えます。引き渡し日が遅れると、マンションの更新料がかかってしまうので躊躇していましたが、工事を中断してでもきちんと進めていこうと思います。

新築工事における工務店とのトラブル:よくあるケースと対処法

新築工事において、工務店との間にトラブルが発生することは決して珍しくありません。特に、工事の進捗が進むにつれて、仕様決定や追加工事に関するトラブルが増える傾向にあります。今回のケースのように、見積もりと実際の金額に大きな差が生じたり、工事の進め方や対応に不満を感じたりする事例は少なくありません。

発生している問題点の整理

ご質問の内容を整理すると、以下の3つの主要な問題点が挙げられます。

  • カウンター材の価格変更と情報不足:当初3万円と伝えられたカウンター材が、最終的に13万円(パイン集成材を選択)に膨れ上がった点。情報伝達の不備と、急かされるような対応に問題があります。
  • ロフト階段の価格高騰:当初9万円と見積もられていたロフト階段が、40万円に跳ね上がった点。強度に関する説明不足と、代替案の提示不足が問題です。
  • 施主支給ドアの加工費問題:事前に寸法を伝えていたにも関わらず、ドアの加工が必要となり、追加費用が発生した点。設計段階での確認不足と、施主への適切な情報提供の不足が問題です。

さらに、目隠し格子や外灯の設置に関する問題も、設計やコミュニケーション不足を示唆しています。これらの問題点は、工務店の見積もりや情報提供の不透明さ、コミュニケーション不足、そして施主への配慮の欠如が原因と考えられます。

工務店とのトラブルへの対処法

このような状況では、冷静に対処することが重要です。感情的に対応せず、事実関係を明確にしながら、工務店と話し合うことが第一歩です。

1. 事実関係の確認と証拠の整理

まず、これまでやり取りしたメール、見積書、写真などを全て整理し、事実関係を明確にしましょう。これは、今後の交渉や、必要であれば弁護士への相談にも役立ちます。ご質問者様は既にメールや見積書を保管されているとのことですので、非常に準備が整っていると言えるでしょう。

2. 工務店との話し合い

具体的な問題点について、工務店と冷静に話し合いましょう。それぞれのトラブルについて、発生した経緯、金額の根拠、そして解決策を提案します。話し合いの際には、記録を残すことを忘れないようにしましょう。録音やメモを取り、話し合った内容を明確に記録しておきましょう。

カウンター材トラブルについて

* 当初の3万円のカウンター材がなぜ入手不可能になったのか、その経緯を明確に説明を求めましょう。
* 9万円のカウンター材の選定過程で、他の選択肢は提示されなかったのかを確認しましょう。
* パイン集成材を選択せざるを得なかった状況を説明し、その価格差について交渉しましょう。

ロフト階段トラブルについて

* 当初の見積もり9万円と、最終的な40万円の価格差について、具体的な根拠を明確に説明を求めましょう。
* 強度に関する具体的な説明と、安全性を確保するための他の選択肢(例えば、異なる素材やデザインの階段)について検討しましょう。
* 他社に見積もりを取った結果を提示し、価格交渉の材料としましょう。

施主支給ドアトラブルについて

* 設計段階でドアの寸法を伝えていたにもかかわらず、加工が必要になった経緯を明確に説明を求めましょう。
* 最初からドアに合わせた枠やレールを使用する事が可能だったのかを確認しましょう。
* もし可能であった場合、加工費は工務店が負担すべきであることを主張しましょう。

3. 第三者への相談

話し合いがうまくいかない場合、または工務店の対応に納得できない場合は、第三者機関に相談することを検討しましょう。

  • 住宅相談センター:各地に設置されている住宅相談センターは、住宅に関する相談を受け付けており、工務店とのトラブル解決のサポートをしてくれます。
  • 弁護士:法律的な観点からサポートを受けたい場合は、弁護士に相談しましょう。弁護士は、契約内容の確認や、必要であれば訴訟手続きを進めることができます。
  • 建築士会:建築士会は、建築に関する専門知識を持つ団体です。工務店の対応に問題がないか、専門家の視点から判断してもらうことができます。

4. 記録の保持

全てのやり取りを記録に残しておくことは非常に重要です。メール、見積書、写真、録音データなどを大切に保管しておきましょう。これらの記録は、今後の交渉や、必要であれば法的措置を取る際に役立ちます。

施主支給ドアへの対応:工務店の責任

施主支給のドアに関して、工務店は事前に寸法を確認し、適切な枠やレールを用意する責任があります。もし、設計段階で寸法が伝えられていたにもかかわらず、適切な対応が取られず、追加費用が発生した場合は、工務店にその費用負担を求めることは正当な要求です。

ドアの加工費負担について

工務店が、最初からドアに合わせた枠やレールを用意する事が可能であったにも関わらず、その対応を取らなかった場合、発生した加工費は工務店が負担すべきです。この点を強く主張し、交渉を進めていきましょう。

まとめ

新築工事は大きな買い物であり、トラブルが発生すると大きなストレスとなります。しかし、冷静に対処し、適切な手段を講じることで、問題解決に繋がる可能性があります。事実関係を明確にし、証拠を揃え、工務店と話し合い、それでも解決しない場合は第三者機関に相談しましょう。

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