地下リビングのあるマンション購入、本当に大丈夫?メリット・デメリットを徹底解説!

地下にリビングがある家、どう思いますか?マンション購入を検討しています。立地、間取り、収納の多さ、金額とも、非常に満足しているのですが、その場所の割りに、値段の安さの理由は、1Fと地下1Fの部屋、だからだと思われます。(マンションの10*号室です)地下に、リビング(キッチン)&一部屋あります。ベランダもありますが、ほとんど光は入ってきません。部屋の外に空間はあるので、わりと風もはいってきますし、もう一部屋の方にも換気扇がついています。ただ、日中、絶対に電気をつけていないと過ごせないと思われます。夫は、日中あまり家にいないので、全く気にしないといいます。この立地、間取りで日当りが良いとなると、プラス1~2千万ほど。と言われました。地下にリビングがある家にお住まいの方、お友達でいらっしゃる方、ご感想があれば、教えてください。

地下リビングのメリットとデメリットを冷静に分析

マンション購入は人生における大きな決断です。立地や間取り、収納、価格など、様々な要素を考慮する必要がありますが、今回のケースでは「地下リビング」という点が大きな懸念材料となっています。 価格が安い理由が地下リビングにあることは明白です。 そこで、地下リビングのメリットとデメリットを整理し、ご自身のライフスタイルに合致するかどうかを判断する必要があります。

メリット

* 価格が安い:これは最大のメリットです。同じ立地、間取りの地上階と比較して、数千万もの価格差があるのは魅力的です。その分、他の費用に充当したり、将来の資金計画に余裕を持たせることができます。
* 静か:地上階と比べて騒音が少ない傾向があります。特に、道路に面しているマンションの場合、車の騒音や人の話し声などが軽減されるため、静かな生活を求める方にはメリットとなります。
* プライバシーが高い:地上階よりもプライバシーが保たれやすいです。ベランダからの視線も気になりにくく、落ち着いて過ごせる空間となります。

デメリット

* 日照不足:これは最大のデメリットです。日中、常に照明が必要となることは、電気代の高騰や、心理的な圧迫感につながります。特に、小さなお子さんやご高齢の方がいらっしゃる家庭では、健康面への影響も懸念されます。
* 湿気:地下は湿気が高くなりやすい傾向があります。カビやダニの発生リスクが高まるため、こまめな換気や除湿対策が不可欠です。適切な換気設備の有無や、その効果を事前に確認する必要があります。
* 心理的な影響:地下空間は、閉塞感を感じやすく、人によっては心理的な負担になる可能性があります。明るく開放的な空間を好む方には、ストレスの原因となる可能性があります。
* 売却時の価格:将来、マンションを売却する際に、地下リビングであることが価格に影響する可能性があります。買い手にとって、日照不足や湿気の問題は大きなマイナス要素となるため、売却価格が下がる可能性を考慮しておく必要があります。

地下リビングでの快適な生活を実現するための工夫

地下リビングでの生活を快適にするためには、いくつかの工夫が必要です。

照明計画

* 明るさ:十分な明るさを確保するために、複数の照明器具を設置し、明るさを調整できるシステムを導入しましょう。シーリングライトだけでなく、間接照明やフロアライトなどを組み合わせることで、より快適な空間を作ることができます。
* 色温度:昼白色や電球色のLED照明を使用し、空間の雰囲気に合わせて色温度を調整しましょう。昼白色は作業に適し、電球色はリラックスした雰囲気を作ります。
* 自然光を取り込む工夫:窓のサイズや位置によっては、自然光を取り込む工夫が必要です。例えば、大きな窓を設置したり、採光窓を増設したり、光を反射させる素材を使用するなど、様々な工夫があります。

換気と除湿

* 換気扇:換気扇を効果的に活用しましょう。24時間換気システムがあれば、常に新鮮な空気を入れ替えることができます。
* 除湿機:湿気が気になる場合は、除湿機を使用しましょう。除湿機は、空気中の湿気を除去し、カビやダニの発生を防ぎます。
* 湿気対策:壁や床に湿気対策を施すことも重要です。防カビ・防ダニ加工された建材を使用したり、定期的な清掃を行うことで、湿気によるトラブルを防ぐことができます。

インテリアの工夫

* 明るい色:壁や家具には、白やアイボリー、ベージュなどの明るい色を使用しましょう。明るい色は、空間を広く明るく見せる効果があります。
* 鏡:鏡を設置することで、光を反射させ、空間を広く明るく見せることができます。
* グリーン:観葉植物を置くことで、空気を浄化し、リラックス効果を高めることができます。

専門家の意見

インテリアコーディネーターの視点からアドバイスを求めると、以下のような回答が得られるでしょう。

「地下リビングは、適切な工夫をすれば快適な空間にすることができます。しかし、日照不足は避けられないため、照明計画やインテリア選びは特に重要です。明るい色を基調としたインテリア、そして、十分な明るさを確保できる照明計画を立てることで、閉塞感を軽減し、快適な生活空間を演出することができます。また、湿気対策も忘れずに行いましょう。専門家の意見を聞きながら、最適な対策を講じることをお勧めします。」

まとめ

地下リビングは、価格の安さという大きなメリットがありますが、日照不足や湿気の問題など、デメリットも存在します。購入を検討する際には、メリットとデメリットを冷静に比較検討し、ご自身のライフスタイルに合致するかどうかを慎重に判断する必要があります。 今回のケースでは、ご主人が日中不在であること、そして価格差が数千万に及ぶことは大きな要素です。しかし、日中の生活を快適に過ごすためには、上記の工夫を徹底的に行う必要があり、その費用や手間も考慮しなければなりません。 プラス1~2千万円の価格差を支払う価値があるかどうか、じっくりとご夫婦で話し合ってみてください。

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