地上50階建て最上階角部屋、賃料1万円の物件…契約すべき?徹底解説

アホな質問します。地上50階建て最上階 角部屋 60㎡ 完全防音 カウンターキッチン 賃料1万円 エレベーターなし。貴方ならこの物件を契約しますか?補足築年月日:平成7年6月20日

夢のような条件…でも、落とし穴は?

賃料1万円、地上50階建て最上階角部屋、60㎡、完全防音、カウンターキッチン…と、聞けば誰もが飛びつくような魅力的な条件が並んでいます。しかし、エレベーターがないという点が大きな懸念材料であり、この物件の契約を検討する際には、メリットとデメリットを慎重に比較検討する必要があります。 夢のような条件の裏に隠された現実的な問題点を洗い出し、総合的に判断することが重要です。

メリット:最高の眺望とプライバシー

まずは、この物件のメリットから見ていきましょう。

  • 最高の眺望:地上50階建て最上階からの眺望は、言葉では言い表せないほどの素晴らしさでしょう。街の景色を一望でき、日々の生活に彩りを与えてくれます。特に夜景は絶景で、非日常的な空間を演出してくれるでしょう。
  • プライバシーの確保:最上階角部屋という立地は、プライバシーを最大限に確保できます。隣接する部屋からの視線や音の心配も少なく、静かで落ち着いた生活を送ることが可能です。特に、完全防音という条件は、都会の喧騒から離れた静かな空間を求める人にとって大きな魅力です。
  • 広々とした空間:60㎡という広さは、一人暮らしや二人暮らしには十分な広さです。カウンターキッチンは、開放的でスタイリッシュな空間を演出します。インテリアのコーディネートも自由に楽しめます。
  • 格安賃料:賃料1万円は、立地条件などを考慮すると破格の安さです。家賃を抑えたい人にとって、大きなメリットとなります。

これらのメリットは、非常に魅力的です。しかし、エレベーターがないというデメリットを考慮すると、現実的には居住が困難な可能性が高いです。

デメリット:エレベーターがないことによる現実的な問題点

次に、この物件の最大のデメリットである「エレベーターがない」という点について、具体的な問題点を挙げていきます。

  • 日々の生活の負担:50階まで階段で昇り降りするのは、想像を絶するほどの体力と時間を要します。買い物やゴミ出しなどの日常的な行動も、大きな負担となります。健康な若者でも困難であり、高齢者や体の不自由な人には全く不可能です。雨の日や荷物が多い日は特に大変です。
  • 緊急時の危険性:火災などの緊急時には、50階から階段で避難するのは非常に危険です。高齢者や体の不自由な人が避難するのは困難であり、命の危険にさらされる可能性があります。
  • 引っ越し時の困難さ:家具や家電製品を50階まで運ぶのは、非常に困難で高額な費用がかかります。専門業者に依頼する必要があり、引っ越し費用が大幅に増加する可能性があります。
  • 来客への配慮:来客にも50階まで階段で上がってもらう必要があり、高齢者や体の不自由な人には負担が大きすぎます。事前に階段昇降の負担を説明する必要があり、来客を断る可能性も出てきます。

これらのデメリットを考慮すると、この物件は、ほとんどの人にとって現実的に居住可能な物件とは言えません。

築年数と建物の状態

築年月日が平成7年6月20日であることも考慮しなければなりません。築年数が経過しているということは、建物の老朽化や設備の劣化も考えられます。 完全防音とありますが、経年劣化によってその効果が低下している可能性もあります。 また、建物の耐震性についても確認が必要です。

専門家の視点:不動産鑑定士の意見

不動産鑑定士の視点から見ると、この物件は「市場価格から大きく乖離した価格設定」である可能性が高いです。 賃料が極端に安いということは、何かしらの問題を抱えている可能性を示唆しています。 エレベーターがないこと以外にも、建物の構造上の問題や、法的な問題、管理上の問題など、様々な要因が考えられます。 専門家による建物の調査と査定を行うことが、契約前に非常に重要です。

結論:契約は難しい

以上のメリットとデメリットを総合的に判断すると、この物件を契約することは現実的には難しいと考えられます。 賃料の安さという魅力的な条件はありますが、エレベーターがないことによる生活上の不便さや危険性、そして築年数による建物の状態の懸念を考えると、メリットを上回るデメリットが存在します。 他の物件を探すことを強くお勧めします。

インテリア選びへのアドバイス

仮に、エレベーターの問題が解決されたとしても、60㎡の空間をどのようにデザインするかは重要です。 ベージュを基調としたインテリアは、落ち着いた雰囲気を作り出し、50階からの眺望をより一層引き立てます。

  • 家具選び:コンパクトで機能的な家具を選ぶことで、空間を広く見せることができます。収納力のある家具を選ぶことも重要です。
  • 照明:間接照明を効果的に使うことで、リラックスできる空間を作り出すことができます。自然光を最大限に取り入れる工夫も必要です。
  • 素材:天然素材を使用することで、温かみのある空間を演出できます。木製の家具や、麻や綿などのファブリックを取り入れると良いでしょう。

これらの点を考慮して、あなたに合ったインテリアコーディネートを計画しましょう。

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