在来工法の新築でガラスブロックをアクセントに!廊下と子供部屋の境に美しくはめ込む施工方法

ガラスブロックの施工方法 在来工法での新築です。 廊下から子供部屋に入るドアの上に、アクセントでガラスブロックを1つはめ込みたいのですが、 どんなふうに施工したら良いのでしょうか? 廊下、子供部屋ともクロス貼りの予定です。

ガラスブロック施工:在来工法新築における注意点と手順

在来工法の新築で、廊下と子供部屋の境にガラスブロックをはめ込むのは、素敵なアクセントになりますね!クロス貼りの壁面にガラスブロックを美しく設置するには、いくつかの注意点と手順があります。この記事では、具体的な施工方法と、失敗しないためのポイントを詳しく解説します。

1. ガラスブロックの種類と選び方

まず、ガラスブロックの種類を選びましょう。デザイン、サイズ、厚さ、そして重要なのは耐荷重性です。ドアの上という位置は、ある程度の重量に耐えうる必要があります。そのため、強度が高いガラスブロックを選ぶことが重要です。

* **デザイン:** 透明、不透明、模様入りなど、様々なデザインがあります。廊下と子供部屋のインテリアに合うデザインを選びましょう。光を取り込むことを重視するなら透明タイプ、プライバシーを確保したいなら不透明タイプがおすすめです。
* **サイズ:** はめ込む場所の寸法を正確に測り、それに合ったサイズを選びましょう。多少の誤差はモルタルで調整できますが、大きすぎるものは使えません。
* **厚さ:** 厚さによって強度が異なります。ドアの上という位置を考慮し、十分な強度を持つ厚手のガラスブロックを選びましょう。
* **耐荷重性:** これは特に重要です。販売店に耐荷重性を確認し、ドアの上に取り付けるのに適しているか確認しましょう。

2. 施工前に必要なもの

施工に必要な材料と道具を事前に準備しておきましょう。

* **ガラスブロック:** 上記で選んだもの。
* **モルタル:** ガラスブロック専用のモルタルを使用しましょう。一般的なモルタルでは、ガラスブロックとの接着性が弱く、落下事故のリスクが高まります。
* **バケツ:** モルタルを混ぜるためのバケツ。
* **コテ:** モルタルを塗るためのコテ。小型のコテが扱いやすいでしょう。
* **ゴムハンマー:** ガラスブロックを正確に位置に置く際に使用します。
* **水平器:** ガラスブロックを水平に設置するために必要です。
* **メジャー:** 正確な寸法を測るために必要です。
* **保護メガネ:** モルタルの飛散を防ぎ、目を保護します。
* **保護手袋:** モルタルによる手荒れを防ぎます。
* **マスキングテープ:** 養生に必要です。周囲の壁を汚さないように保護しましょう。
* **木材枠(任意):** ガラスブロックを正確に設置するために、仮枠として木材枠を使用すると便利です。

3. 施工手順

1. **下地処理:** ガラスブロックを設置する部分の壁面を清掃し、汚れや埃を取り除きます。既存のクロスを剥がす必要があれば、丁寧に行いましょう。下地がしっかりしていないと、後々剥がれる可能性があります。
2. **枠組みの作成(任意):** 木材枠を作成し、ガラスブロックを設置する枠を作ります。これにより、ガラスブロックが正確に位置に設置され、水平を保ちやすくなります。
3. **モルタルの調合:** ガラスブロック専用のモルタルを、パッケージの指示に従って水を加えて混ぜ合わせます。適切な粘度になるように調整しましょう。
4. **モルタルの塗布:** 枠組みにモルタルを塗り、ガラスブロックを丁寧に押し込みます。水平器を使って水平を確認しながら設置しましょう。
5. **固定と乾燥:** ガラスブロックがしっかりと固定されるまで、数分間静置します。完全に乾燥するまで、触らないようにしましょう。乾燥時間はモルタルの種類や気温・湿度によって異なりますので、パッケージの指示に従ってください。
6. **余分なモルタルの除去:** 乾燥後、余分なモルタルを丁寧に除去します。
7. **クロス仕上げ:** 乾燥後、周囲をクロスで仕上げます。ガラスブロックとクロスとの境目を綺麗に仕上げるために、丁寧な作業が必要です。

4. 専門業者への依頼も検討しましょう

DIYに自信がない場合、または複雑な施工が必要な場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。専門業者は、適切な材料を選び、安全に施工を行うことができます。費用はかかりますが、仕上がりの美しさや安全性、そして安心感を考えると、費用対効果が高いと言えるでしょう。

5. 安全対策

ガラスブロックは割れる可能性があります。施工中は、保護メガネと保護手袋を着用しましょう。また、お子様の手の届かない場所で作業を行いましょう。

6. 事例紹介

例えば、青色のガラスブロックを使用し、光を通すことで廊下を明るく、子供部屋に柔らかな光を取り込むデザインが考えられます。また、不透明なガラスブロックを使用することで、プライバシーを確保しつつ、デザイン性の高い空間を演出することも可能です。

まとめ

在来工法の新築でガラスブロックをアクセントとして取り入れることは、個性的で魅力的な空間を演出する素晴らしい方法です。しかし、施工には注意が必要です。この記事で紹介した手順と注意点を守り、安全に施工を行いましょう。それでも不安な場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。

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