在宅介護とペット、そして友人へのサポート:具体的な解決策を探る

友達のことで質問します。友達の旦那さんは脳内出血で半身麻痺になり、赤ちゃん返りしたような症状で目が離せません。友達一人で在宅介護しています。身体障害者1級の手帳があり要介護4だそうです。友達は旦那さんが居るときは、ずっと家に居なければならないようです。週に何日かリハビリやお風呂に行っているので、その間に用事を済ませたり、寝たりしているそうです。今月に友達の誕生日があるので、連絡をしてみましたが、様子が少しおかしく、会うのも断られました。友達は生まれた時から猫と暮らしていて、現在も数匹の猫を飼っています。旦那さんの御実家から援助されて生活しているようですが、それが厳しいから生活保護を受けるように言われ、猫ちゃんたちを手放せと言われたそうです。旦那さんの御実家は本家とかで、とても大きなお宅です。玄関だけで私の部屋くらいあります。友達は市役所に相談に行った時、最後の1つのパンを分け合ってでも援助してもらってくださいと言われたそうです。友達は猫には自分しか居ないが、旦那さんには実家があるんだから、離婚しようかなと言ったりしています。でも旦那さんの御実家に離婚の事を話したら困ると言われたそうです。友達は御両親も亡くなり一人っ子なので頼れるのは旦那さんの御実家しかありません。旦那さんが手術後にリハビリ専門病院に転院してリハビリをしていた時、私は何度か友達と行きましたが、旦那さんの御実家関係の方々は誰も来なかったそうです。友達に全て押し付けているのだから、生活の面倒くらいみてあげたらと思うのです。友達はまだ41歳なのに可哀想です。友達はお父さんを在宅介護していた時からの腰痛が悪化したり、前歯が欠けてしまったりしているのに病院にも行けません。旦那さんは医療費が無料だから血圧などの薬は貰えるそうです。補足でも腰痛で歯医者さんに連れて行ってあげることができなくなって治療が途中で止まっているそうです。家賃やリハビリ代も滞納していて、もう直ぐアパートの更新らしいのですが、更新出来ないので猫たちと公園に住むとか言い出してます。私は愚痴を聞いてあげるくらいしかできません。友達をなんとかしてあげられないでしょうか?長文、乱文で申し訳ありません。宜しくお願いします。

深刻な状況:在宅介護の現実と多様な課題

ご友人の状況は、在宅介護の困難さを如実に示しており、非常に深刻です。介護負担、経済的困窮、精神的ストレス、そしてペットの飼育問題など、複数の問題が複雑に絡み合っています。 ご友人が抱える問題を一つずつ丁寧に紐解き、具体的な解決策を探っていきましょう。

1.経済的支援:生活保護制度と活用方法

ご友人は生活保護の申請を勧められましたが、猫を手放すことを条件に提示されたとのこと。生活保護制度は、最低限の生活を保障する制度であり、猫を手放すことが必ずしも条件ではありません。 生活保護申請にあたっては、猫の飼育費用を含めた生活費の算定を申請時に相談することが重要です。 飼育費用は、餌代、医療費、砂などの消耗品代など、具体的な金額を提示することで、より現実的な支援策を検討できます。

生活保護申請の手続き

生活保護の申請は、お住まいの市区町村の福祉事務所で行います。申請には、収入や資産に関する書類、健康状態に関する書類などが必要になります。 福祉事務所の職員が丁寧に説明し、申請をサポートしてくれますので、一人で抱え込まずに相談することが重要です。 また、必要に応じて、弁護士や社会福祉士などの専門家のサポートを受けることも可能です。

猫の飼育費用に関する相談

猫の飼育費用は、生活保護費の算定に含まれる可能性があります。 福祉事務所の担当者と、猫の飼育に必要な費用について具体的に話し合い、飼育を継続できるよう交渉しましょう。 猫の年齢、健康状態、飼育に必要な費用などを明確に伝えることが大切です。 写真や動画で猫の様子を示すことで、担当者の理解を深めることも有効です。

2.介護支援:在宅介護サービスの活用

要介護4のご主人を一人で介護することは、ご友人にとって大きな負担となっています。 在宅介護サービスを積極的に活用することで、負担を軽減し、ご自身の健康も守ることが重要です。

利用可能な介護サービス

* 訪問介護:介護職員が自宅に訪問し、身体介護(食事、排泄、入浴介助など)や生活援助(掃除、洗濯、買い物など)を行います。
* 訪問看護:看護師が自宅に訪問し、医療的なケアを行います。
* デイサービス:日中、デイサービスセンターに通い、介護やレクリエーションなどを利用できます。
* ショートステイ:一時的に施設に入所し、介護を受けられます。ご友人が休息を取るためにも有効です。
* ヘルパー派遣:介護ヘルパーを派遣してもらい、介護業務を支援してもらいます。

介護サービスの申請方法

介護サービスの利用には、介護保険の申請が必要です。 お住まいの市区町村の介護保険課に申請を行い、要介護認定を受けます。 認定結果に基づき、利用できるサービスやサービス量が決まります。

3.医療支援:ご友人の健康状態の改善

ご友人は腰痛や歯の痛みを抱えながらも、医療機関を受診できていません。 これは、介護疲れによるものと考えられます。

医療機関への受診支援

* 訪問診療:医師が自宅に訪問し、診療を行います。
* 往診:歯科医師が自宅に訪問し、診療を行います。
* 地域包括支援センター:地域包括支援センターに相談することで、医療機関への受診支援を受けることができます。

4.家族関係:ご主人の実家との関係改善

ご主人の実家との関係は、非常に複雑です。 しかし、ご友人の生活を支えるためには、実家との良好な関係を築くことが不可欠です。

実家とのコミュニケーション

実家の方々と話し合い、現状の困難さを伝え、具体的な支援を要請しましょう。 介護負担の軽減、経済的な支援、猫の飼育問題など、具体的な問題点を明確に伝え、協力体制を築くことが重要です。 話し合いは、冷静かつ客観的に行い、感情的な対立を避けることが大切です。

5.法的支援:離婚の可能性と法的相談

ご友人は離婚を検討していますが、実家からの反対があるとのことです。 離婚は、ご友人の人生にとって大きな決断です。 離婚を検討する場合は、弁護士などの専門家に相談し、法的アドバイスを受けることが重要です。

6.具体的な行動計画

1. 福祉事務所への相談:生活保護の申請、猫の飼育費用に関する相談。
2. 介護保険申請:在宅介護サービスの利用申請。
3. 医療機関への受診:訪問診療、往診などを利用して、ご自身の健康状態の改善。
4. ご主人の実家との話し合い:介護負担の軽減、経済的な支援について具体的な協力を要請。
5. 弁護士への相談:離婚の可能性、法的問題に関する相談。

7.あなたができること

ご友人は、精神的に追い詰められている状態です。 あなたは、ご友人の頼れる存在です。

* 定期的な連絡:電話やメールなどで、定期的に連絡を取り、安否確認を行う。
* 話を聞く:ご友人の話をじっくりと聞き、共感する。
* 具体的な支援:買い物、掃除などの家事援助、お子さんの世話など、できる範囲で具体的な支援を行う。
* 専門機関への同行:福祉事務所、介護保険課、医療機関などに同行し、サポートする。

8.専門家の視点

介護専門士や社会福祉士などの専門家に相談することで、より適切な支援策を見つけることができます。 地域包括支援センターなどに相談することをお勧めします。

まとめ

ご友人の抱える問題は、複雑で困難なものです。 しかし、適切な支援を受けながら、一つずつ問題を解決していくことが可能です。 ご友人と協力し、専門家の力を借りながら、前向きに取り組んでいきましょう。 そして、あなた自身の心身にも負担がかからないように、周囲の支援も活用することを忘れないでください。

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