土地面積62.53㎡の土地に2階建て住宅を建てる場合の延べ床面積と間取りについて

漠然と家の購入を考えている段階です。土地面積62.53㎡、建ぺい率80%、容積率300%の土地の場合、2階建てをたてるとしたら延べ床面積何平米ぐらいの家がたてられるのでしょうか?まだ住宅を建てることに関して無知に近いので質問の仕方がおかしいかもしれませんが、たとえ4LDK(LDK12畳、6畳3部屋)などは上の条件で可能でしょうか? また、対象不動産の敷地一部に都市計画道路がかかっている、という土地を購入する危険性、もしくは利点があればおしえていただけます。補足 すいません、6畳3室だと3LDKでしたね。プラス4畳とかでお願いします。

土地面積と建ぺい率・容積率から延べ床面積を算出する

まず、建ぺい率と容積率について理解しましょう。

* **建ぺい率:** 敷地面積に対する建築面積の割合です。建築面積とは、建物の外壁の周囲を囲んだ面積のことです。今回の土地では、62.53㎡ × 80% = 50.024㎡ が建築面積の最大値となります。

* **容積率:** 敷地面積に対する延べ床面積の割合です。延べ床面積とは、建物の各階の床面積の合計です。今回の土地では、62.53㎡ × 300% = 187.59㎡ が延べ床面積の最大値となります。

しかし、これはあくまで最大値です。実際には、建築基準法やその他の規制によって、建築可能な面積はさらに制限される場合があります。例えば、日照や通風、防火などの規制です。また、建築計画、デザイン、設備の配置などによって、実際に建築できる面積は変動します。

62.53㎡の土地に3LDK+4畳の住宅は可能か?

質問にある3LDK(LDK12畳、6畳×3部屋)+4畳の部屋を検討してみましょう。各部屋の畳数を㎡に換算します。1畳は約1.62㎡なので、

* LDK:12畳 × 1.62㎡/畳 = 19.44㎡
* 6畳部屋×3:6畳 × 1.62㎡/畳 × 3 = 29.16㎡
* 4畳部屋:4畳 × 1.62㎡/畳 = 6.48㎡

合計:19.44㎡ + 29.16㎡ + 6.48㎡ = 55.08㎡

これに廊下、浴室、トイレ、洗面所、収納スペースなどを加えると、70㎡〜80㎡程度の延べ床面積が必要になるでしょう。 容積率300%で計算した最大延べ床面積187.59㎡を大きく下回るので、建築可能面積の範囲内です。ただし、これはあくまで目安です。具体的な間取りや設備、外構などを考慮すると、さらに面積が必要になる可能性があります。

都市計画道路が敷地にかかっている場合の危険性と利点

敷地の一部に都市計画道路がかかっている場合、以下の点に注意が必要です。

危険性

* **土地の利用制限:** 将来的に道路が建設される場合、土地の一部または全部が収用される可能性があります。収用される場合は、補償金が支払われますが、希望通りの金額が支払われるとは限りません。
* **建築制限:** 道路の建設予定地付近では、建築に制限がかかる場合があります。例えば、建物の高さや構造に制限があったり、建築が許可されない可能性もあります。
* **騒音・振動:** 道路が完成すると、騒音や振動が発生する可能性があります。特に、幹線道路の場合は、生活に大きな影響を与える可能性があります。
* **資産価値の低下:** 都市計画道路が予定されている土地は、一般的に資産価値が低くなる傾向があります。

利点

* **将来的な土地の価値向上:** 道路が完成すると、交通の利便性が高まり、周辺地域の開発が進む可能性があります。その結果、土地の価値が向上する場合もあります。
* **価格交渉の材料:** 都市計画道路が予定されていることを理由に、土地価格の交渉をすることができます。

専門家の意見を参考に

土地の購入や住宅の建築は、高額な買い物であり、専門家の意見を聞くことが非常に重要です。土地の状況、建ぺい率、容積率、都市計画道路の影響などを正確に判断するためには、不動産会社や建築士、測量士など、複数の専門家に相談することをお勧めします。彼らは、あなたの希望する間取りやライフスタイル、予算などを考慮し、最適なプランを提案してくれます。

具体的なアドバイス

* **複数の不動産会社に相談する:** 複数の不動産会社に相談することで、より多くの情報を得ることができます。それぞれの会社が持つ土地の情報や、専門家のアドバイスは異なる可能性があります。
* **建築士と相談する:** 建築士は、あなたの希望する間取りやデザイン、予算などを考慮し、最適な住宅プランを提案してくれます。また、建築に関する法律や規制についても詳しい知識を持っています。
* **資金計画を立てる:** 住宅の建築には、多額の費用がかかります。事前にしっかりと資金計画を立て、無理のない範囲で住宅を建築するようにしましょう。
* **モデルハウスを見学する:** モデルハウスを見学することで、住宅の構造や設備、デザインなどを実際に確認することができます。また、建築会社との打ち合わせの際に、具体的なイメージを伝えることができるようになります。

まとめ

62.53㎡の土地に3LDK+4畳の住宅を建てることは、容積率の範囲内では可能ですが、具体的な間取りや設備、外構などを考慮すると、さらに面積が必要になる可能性があります。都市計画道路が敷地にかかっている土地を購入する際には、危険性と利点を理解した上で、専門家の意見を参考に慎重に判断することが重要です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)