土地選びで迷う!縦長と角地の比較|理想のマイホームを実現するためのポイント

土地の購入を検討中なのですが、縦に長い土地(縦17.61m、東向き道路(幅6m)側8.95m、面積157.44㎡、坪47.62坪)と、少し正方形に近い角地(大体ですが、縦13.83m、東向き道路(道路幅は6m)側12.54m、面積173.93㎡、坪52.61坪)の土地を検討中です。縦に長い土地は嫌われる理由として、建築士の方から建てにくい、形が決まってしまうとのことを聞きました。坪数から、小さい家(3人家族用ぐらい)を建てるとして、駐車場(今車は二台所有しています。どんな形でもよいので、三台分とめれるといいなと思っています)のスペースは大丈夫でしょうか?部屋数、リビングの広さはどれぐらい出来るものでしょうか。正方形の角地ですが、電信柱が角に建っています。動かせるのかどうかは聞いてません。角地なのにそこは比較的安くなっていて、理由としては、100年程前に、家畜(おもに牛、馬)の火葬場として使われてた土地で、地下にその灰が馬っていたそうです。売主さんからは灰は全て取り除く作業をしていると聞いているそうですが、気にならない人には安さと角地ということで人気があり、私は二番手候補です。その隣が縦長の土地で、家に挟まれる形です。そこは灰などは大丈夫ということですが火葬場から近い為に価格はどちらも安いです。坪単価16万5千円~18万円。家を建てる上で二つの土地の違いなどを教えて下さい。補足 縦長の土地は、東西に長い土地です。角地は北東です。今の所角地ではなく縦長の土地になりそうですが、坪は狭くも周りに広さを感じるので気にいっています。雪国で、降る時では30cm~40cm積もります。どちらの土地も、地目、宅地。元は倉庫が建っていました。(最近まで)用途地域1中高、東側にマンション(3階建)が有りますが気になりませんでした。建ペイ率60%、容積率200%。建ペイ率、容積率とは何でしょう?

土地選びのポイント:縦長と角地の比較

3人家族向けの小さな家を計画されているとのこと、雪国という立地条件も考慮しながら、縦長と角地の土地それぞれの特徴と、家づくりの可能性について詳しく見ていきましょう。

縦長土地のメリットとデメリット

メリット:

* 周囲に広さを感じやすい:縦長で奥行きがあるため、視覚的に開放感を感じやすい場合があります。特に、ご希望の土地のように東側に道路がある場合は、朝日に恵まれた明るい空間が期待できます。
* プライバシーが確保しやすい:道路から奥まった位置に建物を配置することで、プライバシーを確保しやすくなります。

デメリット:

* 設計の自由度が低い:建築士の方もおっしゃるように、縦長の土地では設計の自由度が制限される可能性があります。特に、日当たりや風通しを考慮した設計が必要になります。雪国では、雪の吹き溜まりにも注意が必要です。
* 駐車場の確保が難しい:3台分の駐車場確保は、土地の形状によっては困難かもしれません。縦長の土地の場合、道路側に駐車スペースを確保しようとすると、建物の配置に制約が生じる可能性があります。

角地のメリットとデメリット

メリット:

* 日当たりと風通しが良好:角地は、二方向から日差しと風が入り込むため、日当たりと風通しが良好です。雪国では、雪の吹き溜まりになりにくいというメリットもあります。
* 設計の自由度が高い:縦長土地に比べて、設計の自由度が高く、様々なプランに対応できます。

デメリット:

* 騒音やプライバシーの問題:二方向から道路に面しているため、騒音やプライバシーの問題が懸念されます。
* 電柱の問題:電信柱の位置は、建築計画に影響を与える可能性があります。移設が可能かどうかを電力会社に確認する必要があります。
* 土地の履歴:過去の土地利用履歴(火葬場跡地)が、購入をためらう要因となる可能性があります。しかし、売主さんが灰の撤去作業を行っているとのことなので、専門機関による調査を依頼し、安全性を確認することが重要です。

3人家族向け住宅のプランニング

土地の面積(47.62坪〜52.61坪)と、3人家族向けの住宅を想定すると、建物の延床面積は30坪程度が妥当でしょう。

駐車場の確保

3台分の駐車場確保は、どちらの土地でも工夫が必要です。縦長土地では、建物を道路から奥に配置し、道路側に余裕を持たせる設計が必要になります。角地であれば、比較的容易に3台分の駐車スペースを確保できる可能性が高いです。ただし、電信柱の位置によっては、駐車スペースの確保が難しくなる可能性もあります。

部屋数とリビングの広さ

30坪程度の住宅であれば、以下の様な間取りが考えられます。

* 寝室:3部屋(夫婦寝室、子供部屋×2)
* リビング:12畳〜15畳程度
* キッチン:6畳〜8畳程度
* 浴室、トイレ、洗面所:必要に応じて適切な広さを確保

具体的な部屋数と広さは、ご家族のライフスタイルや希望によって異なります。建築士と相談しながら、最適なプランを検討しましょう。

建ペイ率と容積率について

* 建ペイ率:敷地面積に対する建築面積の割合です。建築面積とは、建物の外壁の内側の面積を指します。建ペイ率が60%ということは、敷地面積の60%までしか建物を建てることができません。
* 容積率:敷地面積に対する延床面積の割合です。延床面積とは、建物の各階の床面積の合計です。容積率が200%ということは、敷地面積の2倍の延床面積まで建物を建てることができます。

これらの規制は、都市計画法によって定められており、良好な住環境の確保を目的としています。

専門家の意見を参考に

土地選びは、人生における大きな決断です。建築士や不動産会社、地盤調査会社などの専門家の意見を参考に、慎重に検討することが重要です。特に、角地の過去の土地利用履歴については、専門家による調査を依頼し、安全性を確認することを強くお勧めします。

まとめ

縦長と角地、それぞれの土地にはメリットとデメリットがあります。ご家族のライフスタイルや希望、そして雪国という環境を考慮し、最適な土地を選びましょう。専門家の意見を参考に、納得のいく土地選びをして、理想のマイホームを実現してください。 具体的なプランニングは、建築士と綿密に相談することが重要です。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)