国の道路整備による立退き問題:実家の建物の買収と対応策

国の道路整備による立退きについて、知恵をお貸し下さい。私の実家のことなのですが、国道がすぐ横に出来るということで今、国の土木事務所と話をしています。ややこしいことなのですが、実家の建物の一部が道路工事予定地にどうやらかかるみたいです。その面積が、本当に少なくて、約二畳分ほどなのですが、そこを削って買収したいと申し出がありました。その場所は、一階は祖父母の部屋の一部、二階は風呂場、三階は母の部屋と、角の部分を三角形に切断するというものです。実家は、SR造ですが、国の人間の提示は、その一部を取り壊して売ってほしいとのこと。まぁ、物理的に考えて家を削るなんて、不可能かとは思うのですが…さらに、その保証費用として、試算した書類を見て本当に驚きました。土地金額、迷惑料(良い言い方が出来ずですみません)合わせて73万円という試算内容でした。まず、家を削ることすら現実的でないのに、向こうからの保証がこんな金額で、その部分を明け渡すことなんて100%不可能ですよね…。その件に関してかなり話し合いをしたのですが、相手もそれ以上もそれ以下もないの一点張りです。うちの実家は、築40年以上の中古物件を祖父母が購入しており、阪神大震災の影響で倒壊危機があり、リフォームという選択が不可能だったことから、母が震災後に建て直したものです。その際にも、一応そのような道路計画を噂では聞いていたので、役所にも相談し、建て直しても大丈夫なのかということも確認しておりました。その時、役所は、まだ先のことなので分からないが、どうぞご自由にといった返事でした。当時、母は、引越すことも視野に入れていましたが、何分、女1人が働いて、子ども三人を育てている最中のことなので組めるローンも限られていました。なかなか転居ということも難しく、役所からのそういう指示もあり、建て直しに踏み切ったのです。それが、今となっては、役所の言い分は、道路がかかると分かっていて立て替えたのだから、責任は取れないとのこと。今、実家は建て直して約15年。その話がリアルに浮上してきたのが昨年末。私も、長女として話し合いにはいつも同席してますが、毎回承承諾書の捺印ばかりを求められる有様です。法律のことは分かりませんが、実際問題、こういう時にはどうすればいいのでしょうか?実家の件は、弁護士を介入する方向で動いておりますが、別で知恵袋に相談させて頂きました叔母の立退きの件含め、本当に意味が分かりません。国の政策とは、そういうものなのでしょうか??詳しく書いた方が良いのかもしれませんが、私にまとめる能力がなくて…どなたか、ご意見をお願いします。

道路工事による部分買収:現実的な対応策

国の道路工事による部分的な土地・建物の買収は、非常に複雑な問題です。特に、ご実家のケースのように、建物の構造上、部分的な取り壊しが不可能な場合、提示された金額が不当に低い場合などは、冷静な対応と適切な手続きが必要です。

1. 現状の確認と証拠集め

まず、現状を正確に把握することが重要です。

  • 工事予定図の確認: 工事予定図で、実際にどの部分が取得対象となるのかを正確に確認しましょう。二畳程度の面積とはいえ、構造上の影響や生活への影響を具体的に示す必要があります。
  • 建物の構造図の確認: SR造の建物の構造図を提示し、部分的な解体・撤去が不可能であることを明確に示す必要があります。専門の建築士に相談し、意見書を作成してもらうのも有効です。
  • 過去のやり取りの記録: 役所への相談記録、当時の回答内容などを全て記録として残しておきましょう。メールや手紙、メモなど、あらゆる記録が証拠となります。
  • 写真・動画の撮影: 建物の現状、特に取得対象部分とその周辺の様子を写真や動画で記録しておきましょう。これは、損害額の算定や交渉において重要な証拠となります。

2. 買収価格の再交渉

73万円という提示額は、明らかに低すぎる可能性が高いです。再交渉にあたっては、以下の点を主張しましょう。

  • 部分解体の不可能: 建物の構造上、部分的な解体が不可能であること、そのため、建物の全壊または大幅な改修が必要となることを明確に主張します。
  • 移転費用: 仮に代替住宅への移転が必要な場合、その費用(土地購入費、建築費、引っ越し費用など)を算出し、請求する必要があります。
  • 営業補償: 事業用物件であれば、営業停止による損失を補償請求できます。住宅の場合でも、生活上の不便さ、精神的苦痛に対する慰謝料を請求できます。
  • 鑑定評価の依頼: 不動産鑑定士に依頼し、公正な評価額を算定してもらいましょう。これは、交渉の際に強い武器となります。

3. 弁護士への相談

既に弁護士に相談されているとのことですが、弁護士は交渉や訴訟における専門家です。弁護士を通じて、国と交渉を進めることを強くお勧めします。弁護士は、適切な法的措置を講じるだけでなく、交渉の戦略立案、証拠集め、書類作成など、多岐にわたるサポートをしてくれます。

4. 国の対応について

国の政策が必ずしも住民にとって最善とは限らないケースがあります。今回のケースでは、道路整備の必要性と個人の権利保護のバランスが問われています。国は、公共事業に伴う住民への影響を最小限に抑える努力をする義務があります。しかし、その努力が必ずしも十分に行われているとは限りません。弁護士を通じて、国の対応に不当な点がないか確認し、必要であれば訴訟も視野に入れるべきです。

インテリアへの影響と対策

今回の問題は、ご実家の建物の改修、もしくは移転を余儀なくされる可能性があるため、インテリアにも大きな影響を与えます。

移転を前提としたインテリアプラン

もし移転することになった場合、新しい住まいでのインテリアプランを立てる必要があります。

  • ライフスタイルの再考: 新しい住まいでは、どのような生活を送りたいかを改めて考えましょう。家族構成の変化や将来の計画なども考慮に入れ、理想の住まいをイメージすることが大切です。
  • 間取りと家具の配置: 新しい住まいの間取りに合わせて、家具の配置を計画しましょう。収納スペースや動線なども考慮し、使い勝手の良いレイアウトを考えましょう。
  • インテリアスタイルの決定: お好みのインテリアスタイルを決め、それに合った家具やインテリア雑貨を選びましょう。様々なスタイルから、ご家族のライフスタイルに合ったものを選びましょう。
  • 予算の計画: 新しい住まいへの移転には、多額の費用がかかります。インテリア費用も考慮し、予算を計画的に立てましょう。

仮住まいでのインテリア

仮住まいが必要になる場合、限られたスペースで快適に過ごすためのインテリアが必要です。

  • 多機能家具: ソファベッドや収納付きベッドなど、省スペースで多機能な家具を選ぶと便利です。
  • 収納の工夫: 限られた収納スペースを有効活用するために、収納ボックスや棚などを活用しましょう。
  • 明るさ: 狭い空間でも明るく感じるように、明るい色の家具やカーテンを選びましょう。

まとめ

国の道路整備による立退き問題は、複雑で困難な問題です。しかし、適切な対応をすることで、ご自身の権利を守り、納得のいく解決を導き出すことができます。弁護士の力を借りながら、冷静に、そして粘り強く対応していくことが重要です。 ご実家の状況を踏まえ、最適な解決策を見つけることを心から願っています。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)