団地住まいの壁から聞こえるコツンという音の原因と対策

内壁からコツンと音がする。 鉄筋コンクリの団地の4階角部屋で、特に音がする部屋の外壁には5号棟の5のオブジェ?が付いてます。大体朝10時から夜2時まで鳴り、95%は単音で、後は2連続。1時間に1~5回鳴り、2時間以上鳴らない場合もあります。外壁はコンクリートに塗装、内壁は石膏ボードで、外壁との隙間は3cmほど。内壁がコツンと鳴っているように思えます。ハンマーで外壁を叩くとゴツンって鳴ります。スズメなどの鳥が外から突くとコツンと内に響くでしょうか?

原因の特定:コツンという音の正体を探る

鉄筋コンクリート造の団地、4階角部屋という環境、そして「5のオブジェ」の存在など、状況を詳しく教えていただきありがとうございます。この情報から、音の原因をいくつか推測できます。

可能性1:建物の伸縮や温度変化による音

鉄筋コンクリート造の建物は、温度変化によって伸縮します。特に、日中の気温上昇と夜間の気温低下が激しい場合、建物の各部材が膨張・収縮し、壁や天井などに小さな衝撃音が発生することがあります。この音は、コツンという単発音や連続音として聞こえる可能性があり、時間帯も質問者様の記述と合致する可能性があります。特に、外壁に直接取り付けられた「5のオブジェ」が、建物の伸縮による振動を増幅させている可能性も考えられます。

可能性2:鳥や小動物

スズメなどの小鳥が外壁に衝突したり、巣を作ったりすることで、コツンという音が発生する可能性は十分にあります。特に、外壁の「5のオブジェ」が鳥の止まり木や巣作りの場所になっている可能性も考えられます。しかし、質問者様の記述にある「朝10時から夜2時まで」という時間帯は、鳥の活動時間と完全に一致するとは言い切れません。

可能性3:配管や設備の振動

建物の内部には、給排水管や空調設備などの配管が通っています。これらの配管が振動することで、壁にコツンという音が伝わる場合があります。特に、配管の固定が不十分な場合や、配管の経年劣化による緩みが原因となる可能性があります。

可能性4:隣戸からの音

隣戸の生活音や、建物の構造上の問題によって、音が伝わっている可能性も考えられます。特に、角部屋であるため、隣戸との壁が比較的薄い可能性があります。

具体的な調査方法と対策

原因を特定するために、以下の調査を段階的に行ってみてください。

1.音の発生源の特定

* 時間帯に注目: 音が鳴る時間帯を記録し、その時間帯に何が行われているかを確認します。
* 場所の特定: 音がどの場所から聞こえているかを特定するために、壁全体を軽く叩いてみて、音が特に大きく響く場所を探します。
* オブジェの確認: 「5のオブジェ」を注意深く観察し、鳥の巣や糞がないかを確認します。
* 配管の確認: 配管の固定状態を確認し、緩みや異音がないかを確認します。

2.専門家への相談

上記の方法で原因が特定できない場合は、管理会社や建築業者、専門の業者に相談することをお勧めします。専門家は、建物の構造や設備に詳しいため、より的確な原因特定と対策を提案してくれるでしょう。

3.対策

原因によって対策は異なりますが、いくつか具体的な対策を挙げます。

* 建物の伸縮による音: 特に効果的な対策はありませんが、窓の開閉による換気などで、室温の変化を緩やかにすることで軽減できる可能性があります。
* 鳥や小動物: 鳥よけネットを設置したり、オブジェに鳥が止まれないような工夫をしたりすることで、対策できます。
* 配管や設備の振動: 配管の固定を強化したり、防振材を使用したりすることで、振動を軽減できます。
* 隣戸からの音: 隣戸に相談したり、壁に防音材を貼ったりすることで、軽減できる可能性があります。

専門家の視点:建築士からのアドバイス

建築士の視点から見ると、鉄筋コンクリート造の団地において、壁からコツンという音が発生する原因としては、建物の伸縮や配管の振動が最も考えられます。特に、角部屋であることや、外壁にオブジェが付いていることから、建物の伸縮による影響が大きくなっている可能性があります。

専門業者に依頼して、建物の状態を詳しく調査してもらうことをお勧めします。調査の結果に基づいて、適切な対策を講じることで、安心して生活できる環境を確保することが重要です。

まとめ

壁から聞こえるコツンという音は、様々な原因が考えられます。まずは、上記の方法で原因を特定し、適切な対策を行うことが重要です。それでも解決しない場合は、専門家への相談を検討しましょう。

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