団地の結露対策!おすすめの除湿器と効果的な使い方

おすすめの除湿器。団地に引っ越してきて初めての冬、結露がひどいです。角部屋の2階のためか結露がひどく、北側寝室にしている和室が特に酷いみたいで押入の中はカビが生えていて水滴もついており、窓側の板間の床は膨れていました。普段寝室としか使用していないので、暖房機も使用していないのですが、ここまで酷いとは(^_^;)そこで除湿器を購入しようかと思っているのですが、何かオススメはありますでしょうか?あまりコストもかけれないのですが、、、またどの程度除湿器を使用すれば良いのでしょうか。何か対策ができることがあれば教えてください。よろしくお願いいたします。

結露の深刻な状況と除湿器の必要性

団地の角部屋、特に北側の和室は、冬場の結露が深刻になりやすい場所です。窓枠や押入れにカビが生え、床が膨張するほどの状況は、早急な対策が必要です。これは、室内の湿気が窓ガラスなどの冷たい面にぶつかり、水滴として凝結する現象です。放置すると、カビの繁殖による健康被害や建物の腐食につながるため、除湿器の導入は有効な手段となります。

予算を抑えたおすすめの除湿器

予算を抑えたい場合でも、効果的な除湿器を選ぶことが可能です。大きく分けて「コンプレッサー式」と「デシカント式」の2種類があります。

コンプレッサー式除湿器

* メリット:比較的安価で、除湿能力が高い。梅雨時期など、湿度の高い時期に効果を発揮する。
* デメリット:消費電力が比較的高い。低温下での除湿能力が低い場合がある。

デシカント式除湿器

* メリット:低温下でも除湿能力が高い。消費電力はコンプレッサー式より低い場合もある。
* デメリット:コンプレッサー式に比べて価格が高い傾向がある。

予算を抑えたいのであれば、コンプレッサー式除湿器がおすすめです。ただし、冬場は能力が低下する可能性があるので、能力の高いものを選ぶか、併用策を検討する必要があります。

おすすめの除湿器選びのポイント

* 除湿能力:お部屋の広さや湿気量に合わせて選びましょう。目安として、6畳程度のお部屋なら5~7L/日の除湿能力があれば十分です。
* 消費電力:省エネ性能が高いものを選ぶことで、ランニングコストを抑えられます。
* 機能:タイマー機能や自動運転機能など、便利な機能があると使いやすさが向上します。
* 価格:予算に合わせて、適切な価格帯の製品を選びましょう。

除湿器の効果的な使い方

除湿器を効果的に使うためには、以下の点に注意しましょう。

適切な設置場所

* 窓から離れた場所に設置する:窓際に設置すると、窓から冷気が流れ込み、除湿効果が低下することがあります。
* 空気の循環を良くする:除湿器の周囲に障害物がないようにし、空気の流れを良くすることで、除湿効果を高めることができます。

使用時間

* 毎日数時間使用:結露が酷い場合は、毎日数時間、除湿器を稼働させましょう。状況に応じて、使用時間を調整します。
* 湿度計を活用:湿度計を使って、室内の湿度を確認しながら、除湿器の運転を調整しましょう。理想的な湿度は40~60%です。

併用策

除湿器だけでは不十分な場合、以下の対策と併用することで、より効果的な結露対策ができます。

* 窓の結露対策:窓に断熱シートを貼る、カーテンを閉めるなど、窓からの冷気を遮断する対策を行いましょう。
* 換気:定期的に窓を開けて換気することで、室内の湿気を排出します。ただし、冬場は短時間で行いましょう。
* 加湿器との併用:乾燥が気になる場合は、加湿器と併用することで、湿度を適切に保つことができます。
* 収納物の整理:押入れやクローゼットに収納するものは、風通しの良い状態を保ち、湿気をため込まないようにしましょう。

専門家(建築士)の視点

建築士の視点から見ると、今回の結露問題は、建物の断熱性能や換気性能が低い可能性があります。特に、古い団地の場合、断熱材が不足しているケースが多いです。長期的には、建物の断熱性能の向上を検討する必要があるかもしれません。

まとめ

結露対策は、健康面や建物の寿命にも大きく影響します。今回ご紹介した除湿器の選定方法や効果的な使い方、そして併用策を参考に、快適な室内環境を実現しましょう。予算を抑えつつも、適切な対策を行うことで、カビの発生や建物の損傷を防ぎ、健康的な生活を送ることができます。

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