四国でローコスト住宅を建てるための予算と条件|1年後完成を目指して

なるべくローコストで新築を1年後目安で検討しています。四国在住。色々な業者さんを回るにあたり基準となる金額や条件等をご教授下さい。総27坪長方形の予定。(土地は実家の車庫と庭を潰して建てる予定です)車庫、庭の解体費用は別途100万みています。住めるようにして1200~1400まで。内容 1F 水周りとリビング 2F 4.5畳2部屋(いずれ区切れる9畳1部屋でもOK)3〜4.5畳の納戸と6畳1部屋+洗濯の干せるベランダ(2Fトイレはいらない)方屋根にして広めの屋根裏部屋(収納スペースにしたいのでベニヤ板でOK)上記だけは妥協出来ません。それ以外は耐震がある程度あればいくらでも妥協出来ます。(クロス無しとか、DIYで作っていくなどは無理です。)あくまで普通に住める位 キッチンや風呂トイレは夫婦とも全くこだわりが無いのでグレード低くてOKです。エアコンは今使ってるのを移設します。外構は駐車スペースのため砂利を敷くだけの予定。見積りをお願いしに行く時に、条件外の金額や間取りを提示されるなどの時間の無駄を省く為、このような家(形、間取り、設備、なるべく詳細に)をいくらで建てたいという意思表示をしたく質問いたしました。①予算金額で譲れない条件のみ伝えて見積り ②予算金額で譲れない条件+α(どの程度?)を条件で見積り ③そもそも譲れない条件ですら無理な予算金額なので見積りを取りに行く自体無駄 などなど経験や知識をアドバイスお願いします。

四国でのローコスト住宅建築:1200~1400万円で実現可能?

四国で総27坪、1200~1400万円の予算で新築を計画されているとのこと。土地は実家の車庫と庭を活用し、解体費用100万円を別途考慮されている点は賢明です。しかし、希望の間取りや条件を満たしつつ、この予算で建築できるかどうかは、いくつかの要素に依存します。

予算と条件の現実性:成功への鍵は「徹底的なコスト削減」

まず、重要なのは「何が妥協できるか」を明確にすることです。ご質問では耐震性以外は何でも妥協できると仰っていますが、それでも1200~1400万円という予算は、四国においても決して余裕のある金額ではありません。

特に、「方屋根」「広めの屋根裏部屋」はコスト増加要因となり得ます。方屋根は一般的な切妻屋根に比べて材料費、施工費が高くなります。屋根裏部屋も、断熱や換気、仕上げなどを考慮すると、思った以上に費用がかかります。

そこで、成功への鍵となるのは徹底的なコスト削減です。具体的には以下の点を検討しましょう。

  • 建材の選定:標準仕様の建材で十分です。高級感のある素材やデザインは避け、機能性を重視しましょう。例えば、フローリングは安価な合板を使用する、クロスはシンプルなものを選ぶなどです。
  • 設備の簡素化:キッチン、バス、トイレは最低限の機能を備えた、価格を抑えたものを選びましょう。メーカーの標準仕様からグレードを下げることで、大幅なコスト削減が可能です。
  • 間取りの簡素化:2階に納戸を設ける代わりに、1階の収納スペースを広く取るなど、間取りを見直すことでコストを抑えることができます。4.5畳×2部屋を9畳1部屋にすることで、壁やドアの数が減り、コスト削減に繋がります。
  • 外構工事の簡略化:砂利敷きのみで済ませる計画は賢明です。余計な装飾は避け、機能性を重視しましょう。
  • 建築業者選び:複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。ローコスト住宅を得意とする業者を選ぶことで、予算内に収まる可能性が高まります。地元の工務店やハウスメーカーだけでなく、ネットなどで情報収集し、複数の業者と比較検討することをお勧めします。

見積もり依頼時の注意点:明確な意思表示が重要

見積もり依頼時には、「譲れない条件」を明確に伝えましょう。曖昧な表現は、業者にとって解釈が難しく、無駄な提案につながる可能性があります。

具体的には、以下の点を明確に伝えましょう。

  • 総予算:1200~1400万円(解体費用100万円は除く)
  • 延床面積:27坪
  • 間取り:1階:水回り、リビング/2階:4.5畳×2部屋(または9畳1部屋)、3~4.5畳の納戸、6畳1部屋、ベランダ
  • 屋根形状:方屋根
  • 屋根裏部屋:広め(ベニヤ板仕上げで可)
  • 設備:最低限の機能を備えたもので可
  • 外構:駐車スペースに砂利敷き
  • その他:耐震性能は確保すること

これらの条件を満たした上で、「①予算金額で譲れない条件のみ伝えて見積り」「②予算金額で譲れない条件+α(例えば、断熱材のグレードアップなど)を条件で見積り」を依頼しましょう。

専門家のアドバイス:建築士への相談も有効

予算内で希望の住宅を建てるためには、建築士への相談も有効です。建築士は、あなたの希望を聞きながら、コストを抑えつつ、機能的で快適な住宅プランを提案してくれます。

特に、ローコスト住宅に精通した建築士に相談することで、より現実的なプランを立てることができます。

まとめ:綿密な計画と業者選びで夢を実現しよう

1200~1400万円という予算で、希望通りの家を建てることは、決して容易ではありませんが、不可能ではありません。綿密な計画、徹底的なコスト削減、そして信頼できる業者選びによって、あなたの夢を実現できる可能性は十分にあります。

複数の業者から見積もりを取り、比較検討し、専門家のアドバイスも活用しながら、最適なプランを見つけていきましょう。

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