和風部屋の壁リフォーム:砂壁の上から貼れる壁紙と施工方法

部屋の模様替え 壁を変えたいのですが・・・。自分の家は和風っぽい部屋が多いのですが姉が県外で一人暮らしをするということでその部屋を使えることになりました。ですがその部屋に少し不満があるのですが自分じゃどうしていいか分からないので質問させていただきます。実は壁が気に入らないというか・・・。 なんというか壁が汚いんです。 それだけだったらまだどうにかなりそうですが、うちの部屋の壁は砂っぽいというか・・・。 触るとザラザラしていて困っています。さすがに壁を全部取り替えるのは無理だと思います。なので上から違う柄の壁を貼りたいのですができますか? 家の人に聞いたら今の壁の上に別の板のようなものを貼ってその上から自分が貼りたい柄を貼らないといけないと言っていました。 その板のようなものはどこに売ってるんでしょう・・・。広さは十分なのでこの壁だけどうにかしたいです。 あと床もしたいのですが今は壁についてだけ教えてください! 上に書いたやり方ができないとか間違えてるとか教えていただけたらと思っていますお願いします

砂壁の上から壁紙を貼る方法

ご自宅の和風部屋の壁が砂壁でザラザラしており、模様替えをしたいとのことですね。ご家族の方のアドバイス通り、既存の砂壁の上に直接壁紙を貼るのではなく、下地処理として「下地材」を貼る必要があります。これは、砂壁の凹凸を均し、新しい壁紙が綺麗に貼れるようにするための重要な工程です。

下地材の種類と選び方

下地材には、いくつか種類があります。代表的なものを挙げ、それぞれの特徴と選び方を解説します。

  • 石膏ボード:最も一般的な下地材です。強度があり、平滑な面が得られます。DIYでも扱いやすく、ホームセンターで容易に入手できます。ただし、厚みがあるため、部屋の空間を若干狭くしてしまう可能性があります。
  • ベニヤ板:石膏ボードよりも薄く、軽量です。既存の壁への負担を軽減したい場合に適しています。ただし、石膏ボードに比べて強度が劣るため、壁に大きな負荷がかかる可能性のある場所には不向きです。
  • 合板:ベニヤ板よりも強度があり、耐久性が高いのが特徴です。長期間にわたって美しい状態を保ちたい場合に最適です。ただし、価格はやや高めです。
  • ボード状の壁紙下地材:軽量で施工が容易なタイプ。石膏ボードやベニヤ板に比べて薄く、既存の壁への負担が少ない点がメリットです。ただし、強度が低いので、大きな家具を置く場所には不向きです。

どの下地材を選ぶかは、壁の状態や予算、そして求める仕上がりによって異なります。 砂壁のザラザラ感が強い場合は、石膏ボードが最も確実な方法です。比較的平らで、軽い補修で済む場合は、ボード状の壁紙下地材でも問題ないでしょう。ホームセンターの店員さんに相談して、最適なものを選んでいただくことをお勧めします。

下地材の入手方法と施工

下地材は、ホームセンター(例:カインズ、コーナン、ジョイフル本田など)、建材店、オンラインショップなどで購入できます。サイズや厚さなどを確認し、必要な枚数を計算して購入しましょう。

施工は、DIYでも可能ですが、不慣れな場合は専門業者に依頼することをお勧めします。自分で行う場合は、以下の手順を参考に作業を進めてください。

  1. 既存の壁の清掃:砂壁の汚れやホコリを丁寧に落とします。ブラシや掃除機を使用しましょう。
  2. 下地材のカット:必要なサイズに下地材をカットします。電動ノコギリがあると便利です。
  3. 下地材の貼り付け:下地材を壁に貼り付けます。木工用ボンドや専用の接着剤を使用し、しっかりと固定しましょう。下地材同士の継ぎ目は、目立たないように注意しましょう。
  4. 乾燥:接着剤が完全に乾燥するまで待ちます。説明書に記載されている乾燥時間を守ってください。
  5. パテ処理:下地材の継ぎ目や釘穴をパテで埋めて、平滑な面を作ります。乾燥後、研磨します。
  6. 壁紙の貼り付け:下地処理が完了したら、お好みの壁紙を貼り付けます。

専門家への依頼

DIYに自信がない、または時間がない場合は、リフォーム業者や内装業者に依頼することを検討しましょう。プロは適切な下地処理を行い、綺麗に壁紙を貼ってくれます。費用は業者や作業内容によって異なりますが、事前に見積もりを取ることが大切です。

壁紙選びのポイント

下地材が完成したら、いよいよ壁紙選びです。和風部屋に合う壁紙を選ぶために、以下のポイントを考慮しましょう。

  • 色柄:ベージュ、アイボリー、ブラウンなどの落ち着いた色合いの壁紙が和風部屋に合います。柄は、シンプルなものや、和柄を取り入れたものなど、好みに合わせて選びましょう。例えば、竹や桜などの柄は、和風テイストを強調できます。
  • 素材:紙壁紙、織物壁紙、ビニール壁紙など、様々な素材があります。耐久性やメンテナンス性を考慮して選びましょう。汚れが付きにくいビニール壁紙は、お手入れが容易です。
  • 機能性:防カビ、防汚、消臭などの機能を持つ壁紙もあります。湿気が多い部屋や、ペットを飼っている家庭では、これらの機能を持つ壁紙を選ぶと安心です。

まとめ

砂壁の上から壁紙を貼るには、下地材を貼る必要があります。下地材の種類、入手方法、施工方法、そして壁紙選びのポイントを理解し、ご自身の状況に合わせて最適な方法を選択しましょう。DIYでも可能ですが、不安な場合は専門業者に依頼することをお勧めします。素敵な和風部屋の模様替えを実現してください。

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