和室×ナチュラル系家具:6畳間の癒やし空間を創るインテリアコーディネート

和室のインテリアコーディネートについて 和室に引っ越すことにしましたが、今まで洋室に合うナチュラル系の家具で揃えていたので、インテリアについて悩んでいます。 どのような色遣い・工夫をすればまとまりのある、和室に似合う部屋になるでしょうか? 和室は色褪せた畳と、赤茶っぽい柱、白い壁紙で天井は板張りの6畳間+幅30cmほどの板の間があります。 部屋に置くものはパイン材のローベッドと、合板プリントの小さい丸テーブル、木目調の3段カラーBOX2個とテレビとテレビ台、キャスター付きのミニドレッサーです。 基本的に木目調の家具が多いのですが、テーブルは黄色みの強い茶色(ベージュ?)で、ベッドとカラーBOXはナチュラルブラウンです。 また、テレビとテレビ台、ミニドレッサーは白です。 カーテンはダークブラウンです。 照明に電球色のシーリングライトを買いました。 カーテンに合わせてベッドカバーをブラウンかベージュにしようと思っています。 カラーBOXもそれぞれ茶色の色味が違うため、布か何かで隠そうかと考えています。 茶色・ベージュ系を基調とした色合いにしたいのですが、それだけだと落ち着きすぎてしまうかと思い、差し色を入れたいです。 ですが差し色をどんな色にしてどこに使うと良いか全く考えつきません。 また、どうしても白い家具が浮いてしまうように思えてならないので、なじませる工夫があればアドバイスいただきたいです。 ちなみにラグは敷きません多分。(ベッドの足部分にだけ板かなにかを置く予定です) テレビ台には耐震用のゴムをつけるので布はかけられません。 道具もなく無精なのでDIYは難しいです…。 わかりづらい説明で申し訳ありませんが、全然違う提案でも構いませんのでアドバイスをお待ちしています!

和室に合うナチュラルインテリア:色選びと配置のポイント

既存の家具を活かしつつ、和室に馴染む空間を作るには、色選びと配置が重要です。 色褪せた畳、赤茶色の柱、白い壁紙という既存の要素と、ブラウン・ベージュ系の家具、そして新たに導入する電球色照明を考慮すると、落ち着いた雰囲気になりやすいです。しかし、そこに差し色を加えることで、単調さを避け、魅力的な空間を演出できます。

ベースカラー:ブラウンとベージュの調和

既にブラウンとベージュ系の家具が多いので、これらをベースカラーとして活用しましょう。ダークブラウンのカーテンと、ブラウンまたはベージュのベッドカバーは良い選択です。 色味が異なるカラーBOXは、統一感を出すために、リネン素材などの布でカバーすることをお勧めします。 同じブラウン系でも、素材や質感の違いで奥行きが生まれ、単調さを防げます。

差し色の効果的な取り入れ方

落ち着き過ぎないよう、差し色を取り入れることが重要です。 和室に合う差し色としては、以下の色がおすすめです。

  • 緑色:自然の穏やかさを加え、リラックス効果を高めます。クッションや小さな植物、グリーンのアクセントウォールなど、取り入れ方は様々です。畳の色と調和しやすく、和のテイストにも自然と溶け込みます。
  • 黄色:明るさと温かみをプラスします。電球色の照明と相性が良く、空間をより柔らかく包み込みます。クッションや小さな置物、絵画などに黄色を取り入れると効果的です。黄色みの強いテーブルと調和も取れます。
  • アイボリー:白よりも柔らかく、和室の雰囲気を壊さずに明るさを加えます。白い家具との調和にも役立ちます。ベッド周りの小物や、カーテンの一部にアイボリーを取り入れると、自然な繋がりを作ることができます。

差し色の面積は全体の10%程度に留め、ポイント使いにするのがコツです。多用しすぎると、かえってまとまりが悪くなってしまうので注意しましょう。

白い家具との調和:素材と配置で解決

白いテレビ台やドレッサーが浮いて見えるのは、他の家具とのコントラストが強すぎるためです。これを解消するには、以下の方法があります。

  • 素材感を合わせる:白い家具の素材感を、他の家具と近づける工夫をしましょう。例えば、マットな質感の白い家具を選ぶ、または白い家具に木製の脚カバーを取り付けるなどです。これにより、統一感が生まれ、浮いた印象が軽減されます。
  • 配置を工夫する:白い家具を壁際に配置することで、壁の色と馴染ませることができます。また、ブラウン系の家具と近くに配置することで、コントラストを緩和できます。特に、テレビ台は壁に寄せて設置し、耐震ゴムが目立たないように工夫しましょう。
  • 間接照明を活用する:白い家具に間接照明を当てると、影が強調されず、柔らかく馴染ませることができます。フロアライトやテーブルランプなどを活用し、空間全体を柔らかく照らすことで、白い家具の存在感を和らげることができます。

具体的なコーディネート例

例えば、ベッドカバーをベージュ、クッションを緑色と黄色を組み合わせ、小さな観葉植物を置くことで、自然でリラックスできる空間が演出できます。 カラーBOXはリネン素材のカバーで統一し、アイボリーの小さな小物などを置くことで、全体的な調和が取れます。 白い家具は壁際に配置し、間接照明で柔らかく照らすことで、浮いた印象を軽減できます。

専門家の視点:和室と洋風家具の融合

インテリアコーディネーターの視点から見ると、今回のケースは「和室」と「洋風家具」の融合が課題です。 和室の持つ静寂さと、ナチュラル系家具の温かみを両立させるには、色味だけでなく、素材感や質感にも配慮することが重要です。 例えば、木製の家具は、パイン材の素朴な風合いを生かすことで、和室の雰囲気と調和します。 また、リネンや麻などの天然素材のテキスタイルを取り入れることで、より自然で落ち着いた空間を演出できます。

まとめ:自分らしい和室を創り上げよう

今回のアドバイスを参考に、あなただけの癒やしの和室を創り上げてください。 色選びや家具の配置、素材感など、様々な要素を考慮することで、より快適で魅力的な空間が実現します。 大切なのは、自分らしい空間を創り出すこと。 試行錯誤しながら、理想の和室を完成させていきましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)