和室六畳間を洋室風に!家具配置とインテリアコーディネート術

自分の部屋は、和室の六畳間です。自分的には洋室がよかったのですが、今さら親に文句を垂れてもしかたがないので、できるだけ洋室に近づけようと思います。しかし、予算&親の考えを考慮すると、壁紙や襖の取り替えなどは厳しそうです。そこで、なるべく部屋をいじらずに、洋室っぽくするにはどうしたらいいでしょうか。部屋をいじらずに、と言うと家具をいじるしかないのですが^^; 使用家具は問いません。自分の部屋は和室六畳間、南側と西側に窓、南東に扉、北側に押入れがあります。詳しくは添付画像を参照してください。画像については、上側が北となっています。補足:棚はすべて木製、机も木製です。これは現在の仕様家具であり、これをこれに変える、などとして洋室っぽくしていただきたいです。このままの質問文だと、配置を変えて洋室の様にしてください…と、とれなくもないので^^;補足致しました。

和室を洋室風にアレンジするポイント

既存の和室を、大掛かりなリフォーム無しに洋室風にアレンジするには、家具の配置と選び方、そしてインテリア小物などに工夫が必要です。壁紙や襖を変えられないという制約を踏まえ、効果的な方法を提案します。

1. 家具の配置:空間を最大限に活用するレイアウト

六畳間という限られた空間を最大限に活用するためには、家具の配置が非常に重要です。南と西側に窓があることを活かし、明るい光を取り込めるようにレイアウトしましょう。

  • ベッドの位置: 南側の窓際にベッドを配置すると、朝日を浴びて気持ちよく目覚められます。窓際に置くことで、部屋が広く感じられます。ベッドは低めのものを選ぶと、圧迫感が少なく、より開放的な空間になります。
  • 机の位置: 西側の窓際に机を配置すると、自然光で作業がしやすくなります。窓からの光を遮らないように、コンパクトな机を選ぶのがおすすめです。机の横に収納棚を置くことで、作業スペースを整理整頓できます。
  • 収納: 既存の押入れは、クローゼットとして活用しましょう。押入れの中を整理整頓し、収納ボックスなどを活用することで、見た目もスッキリとします。押入れの扉は、目隠しカーテンなどで洋風な雰囲気にアレンジすることも可能です。
  • 家具の高さ: 高さが低い家具を選ぶことで、部屋が広く感じられます。また、床の畳が見えるようにすることで、和室の雰囲気を壊さずに洋風の要素を取り入れることができます。

2. 家具選び:洋風テイストを取り入れる

既存の家具が木製とのことですが、洋風テイストの家具を取り入れることで、和室の雰囲気を大きく変えることができます。

  • ベッド: シンプルなデザインのベッドフレームを選びましょう。ヘッドボードのないタイプや、低めのベッドフレームは、圧迫感を軽減し、空間を広く見せます。素材は、木製のものはもちろん、アイアンやレザー素材のベッドフレームもおすすめです。
  • 机: シンプルなデザインの机を選びましょう。木製でも、脚のデザインや天板の素材で印象が大きく変わります。白い机や、金属製の脚のついた机は洋風な雰囲気にぴったりです。コンパクトな机を選ぶことで、部屋が広く感じられます。
  • 収納: 押入れ以外に、オープンシェルフやチェストなどを追加することで、収納力をアップさせつつ、インテリアのアクセントになります。白いシェルフや、木製のシェルフなど、様々なデザインがありますので、お部屋の雰囲気に合わせて選んでみましょう。
  • 椅子: 木製椅子でも、デザインによっては洋風に見えます。例えば、背もたれが高く、座面が広い椅子は、落ち着いた雰囲気を演出します。また、クッションやカバーでアレンジすることで、より洋風な雰囲気にすることができます。

3. インテリア小物:空間を彩るアクセント

家具だけでなく、インテリア小物も洋風テイストに揃えることで、より一層洋室のような雰囲気を演出できます。

  • カーテン: 窓に洋風のカーテンを取り付けることで、部屋全体の印象が大きく変わります。レースカーテンとドレープカーテンの組み合わせがおすすめです。色は、ブラウンやベージュなどの落ち着いた色を選ぶと、和室の雰囲気と調和します。
  • 照明: 間接照明を取り入れることで、落ち着いた雰囲気を演出できます。スタンドライトやフロアライトなどを活用しましょう。また、シーリングライトも、洋風デザインのものを選ぶと効果的です。暖色系の照明は、リラックスできる空間を作ります。
  • ラグ: 床にラグを敷くことで、暖かみのある空間を演出できます。厚手のラグは、足触りが良く、リラックスできます。色は、ブラウンやベージュなどの落ち着いた色を選ぶと、和室の雰囲気と調和します。
  • グリーン: 観葉植物を置くことで、部屋に緑が加わり、癒やしの空間になります。観葉植物は、部屋の空気を浄化する効果もあります。
  • 壁掛け: 絵画やポスターなどを飾ることで、部屋に個性が出ます。好きなアーティストの作品や、旅行の思い出の写真などを飾ると、より一層自分らしい空間になります。

4. 色のコーディネート:ブラウンを基調とした落ち着いた空間

和室の畳の色と調和するブラウンを基調としたカラーコーディネートがおすすめです。ブラウンは落ち着いた雰囲気を演出するだけでなく、他の色との相性も抜群です。ベージュやアイボリーなどの淡い色と組み合わせることで、より柔らかな印象になります。

専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、和室を洋室風にアレンジする上で最も重要なのは、「統一感」です。家具やインテリア小物、カーテンの色や素材などを統一することで、まとまりのある空間を作ることができます。 また、全体のバランスを考えることも大切です。例えば、大きな家具が多い場合は、小物を控えめにし、逆に小物が多ければ家具はシンプルにするなど、バランスを調整することで、より洗練された空間になります。

まとめ:自分らしい空間を創造しよう

和室六畳間を洋室風にアレンジする方法は様々です。予算や親の考えを考慮しながら、自分らしい空間を創造していきましょう。今回ご紹介した方法を参考に、家具の配置や選び方、インテリア小物などを工夫することで、快適で素敵な空間を実現できるはずです。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)