和室を明るくおしゃれに!日当たりが悪い東向きの12畳和室のインテリアコーディネート術

和室のインテリアコーディネートについて質問です。昨年から寮で生活しているのですが、春から部屋移動が決まりました。今までは洋間だったのですが、今回から和室です。(どちらも12㎡です。)ただ和室は東向きで、今までと比べて日当たりが悪く、壁も土壁のあせた色みたいになっています。今までと違い、暗い印象で、インテリアコーディネートをどうしていいかわかりません。カラーbox×4(すべて白)、昇降テーブル(濃い茶)、冷蔵庫(グレー)、カーテン(緑)、持っています。新しくラグを買って、どうにかおしゃれなイメージのお部屋にしたいのですが、どうしたらいいかわかりません。皆さんだったら、どんなラグを買って、どんなイメージのお部屋にしますか?また、そのためにどんな工夫をしますか?教えてください。

暗い和室を明るく見せるためのラグ選びとインテリアコーディネート

東向きの和室で日当たりが悪く、壁の色も暗いという状況では、明るく開放的な空間を作るための工夫が必要です。既存の家具(カラーボックス4個(白)、昇降テーブル(濃い茶)、冷蔵庫(グレー)、カーテン(緑))を活かしつつ、ラグ選びとその他のインテリアコーディネートで、おしゃれで居心地の良い和室を実現しましょう。

ラグ選び:明るさと温かみをプラスするベージュ系がおすすめ

まず、ラグ選びは非常に重要です。暗い和室を明るく見せるには、明るい色を選ぶことが大切です。特に、ベージュは、和室にも自然に馴染み、温かみのある空間を演出するのに最適です。

具体的には、以下の点を考慮してラグを選びましょう。

  • 色:ベージュ、アイボリー、クリーム色などの明るい色を選ぶことで、部屋全体が明るくなります。少し明るめのベージュに、さりげなく織り込まれた柄が入ったものもおすすめです。
  • 素材:肌触りの良い天然素材(綿、麻、ウールなど)を選ぶと、温かみと高級感を演出できます。また、防ダニ・抗菌加工が施されたものも、清潔さを保つために有効です。
  • サイズ:部屋の広さ(12畳)を考慮し、圧迫感を与えない適切なサイズを選びましょう。部屋の中央にラグを敷き、家具とのバランスを考えながら配置するのがポイントです。大きすぎると圧迫感を感じ、小さすぎると空間が散漫に見えてしまうため、事前にサイズを測り、シミュレーションすることをおすすめします。
  • 柄:シンプルな無地のものから、幾何学模様や自然をモチーフにしたものまで、様々な柄があります。部屋の雰囲気に合わせて、適切な柄を選びましょう。和室に合う柄として、麻の葉模様や市松模様なども検討できます。

壁の色と調和させるインテリアの配置

既存の家具の色を考慮すると、濃い茶色の昇降テーブルとグレーの冷蔵庫は、部屋を暗く見せる可能性があります。そこで、これらの家具の配置や目立たなくする工夫が必要です。

  • 昇降テーブル:濃い茶色のテーブルは、壁から離して配置し、視覚的な重さを軽減しましょう。また、テーブルの上には白いランチョンマットやコースターなどを置くことで、明るさをプラスできます。
  • 冷蔵庫:冷蔵庫は、目立たない場所に配置するか、白いカーテンや目隠しで隠すのも一つの方法です。可能であれば、冷蔵庫の上にも白い物を置くことで、視覚的なバランスを整えましょう。
  • カラーボックス:白いカラーボックスは、壁に沿って配置することで、空間を広く見せる効果があります。また、ボックスの上には観葉植物やインテリア雑貨を飾ることで、視覚的なアクセントになります。

照明とカーテンで明るさを調整

東向きの部屋は、午前中は日差しが入りますが、午後からは暗くなりがちです。そのため、照明を効果的に使うことが重要です。

  • メイン照明:シーリングライトに加え、間接照明を取り入れることで、柔らかな光で部屋全体を明るく照らすことができます。スタンドライトやフロアライトなどを活用しましょう。
  • カーテン:緑色のカーテンは、部屋を暗く見せる可能性があります。もし可能であれば、より明るい色のカーテンに交換することを検討しましょう。レースカーテンとドレープカーテンの組み合わせで、明るさとプライバシーを両立させることもできます。

その他、空間を明るく見せるための工夫

  • 鏡:鏡を置くことで、光を反射させ、部屋を広く明るく見せる効果があります。壁掛け鏡やスタンドミラーなどを活用しましょう。
  • 観葉植物:観葉植物を置くことで、緑をプラスし、空間を明るく、そしてリラックスできる雰囲気に演出できます。ただし、日陰でも育つ種類を選ぶ必要があります。
  • 壁の装飾:土壁のあせた色をそのままにする必要はありません。もし可能であれば、白やベージュ系の壁紙を貼ることで、部屋全体が明るくなります。DIYでできる壁紙なども検討してみましょう。

専門家の視点:和室のインテリアコーディネートにおける注意点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、和室のインテリアコーディネートにおいては、「余白」を意識することが重要です。多くの家具や装飾品を詰め込みすぎると、かえって狭く、暗く感じてしまいます。今回のケースでは、既存の家具を効果的に配置し、適切なラグを選ぶことで、明るく開放的な空間を実現できます。また、和室の雰囲気を壊さないよう、素材や色使いに統一感を持たせることも大切です。

まとめ:明るいベージュのラグで、おしゃれな和室を実現しよう!

日当たりが悪い東向きの和室でも、適切なラグ選びとインテリアコーディネートによって、明るくおしゃれな空間を作ることができます。明るいベージュ系のラグを基調に、既存の家具と調和する色使いを心がけ、照明やカーテン、その他のインテリア雑貨を効果的に配置することで、快適な生活空間を実現しましょう。 具体的な手順を踏むことで、あなただけの素敵な和室を完成させることができます。

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