和室をリビングに!畳の湿気対策とフローリングマットの敷き方

今週末に引っ越しなんですが、部屋の作りで和室をリビング代わりにするのですが、やはり畳が気になり、ホームセンターなどで売ってるフローリングマットをひこうと思っています。まず周りに粘着が強くない養生テープ?を貼りその上に両面テープを貼って新聞紙をひいてからマットをひこうと思っています。そこでやはり畳なので湿気とか、カビが気になります。詳しい方教えて下さい。その他に何かいい方法があれば教えて下さい。補足 畳の部屋には、テレビ、テーブル、ソファー等、置きます。やっぱり全面にひくのは、良くないですかね?

和室リビングの湿気対策とフローリングマット活用術

新居への引っ越し、おめでとうございます!和室をリビングとして活用する計画、素敵ですね。しかし、畳の湿気やカビは確かに大きな懸念事項です。フローリングマットを敷くというアイデアは良いですが、湿気対策をしっかり行わないと、かえってカビの発生を招く可能性があります。今回は、畳の湿気対策と、フローリングマットの適切な敷き方について詳しく解説します。

畳と湿気の問題点

畳は天然素材であるため、湿気を吸い込みやすい性質を持っています。特に、日本の気候は高温多湿なため、畳が湿気を帯び、カビが発生しやすくなってしまいます。カビは健康被害にも繋がるため、適切な対策が必要です。 テレビ、テーブル、ソファなどの家具を置くことで、空気の循環が悪くなり、さらに湿気がこもりやすくなります。

フローリングマットを敷く際の注意点

ホームセンターで売られているフローリングマットは、手軽に敷ける反面、湿気対策が不十分なまま使用すると、畳のカビ発生リスクを高める可能性があります。質問者様のご提案されている方法(養生テープ→両面テープ→新聞紙→フローリングマット)は、畳への接着を弱めるという意味では有効ですが、湿気対策としては不十分です。

効果的な湿気対策とフローリングマットの敷き方

より効果的な方法をステップごとに解説します。

  • ステップ1:畳の掃除と乾燥
  • まず、畳表を掃除機で丁寧に掃除し、埃やゴミを取り除きます。その後、日当たりの良い場所に畳を数時間干して乾燥させましょう。天気の良い日に窓を開けて換気することも効果的です。

  • ステップ2:防湿シートの敷設
  • これは最も重要なステップです。ホームセンターで入手できる防湿シート(ポリプロピレン製など)を畳の全面に敷きましょう。これは、湿気を遮断し、畳への湿気侵入を防ぐために非常に重要です。シートの端は、しっかりと重ねてテープで固定し、隙間を作らないように注意してください。

  • ステップ3:調湿シートの活用(オプション)
  • 防湿シートの上に、さらに調湿シートを敷くことをお勧めします。調湿シートは、余分な湿気を吸収し、乾燥した状態を保つ効果があります。防湿シートと調湿シートを併用することで、より効果的な湿気対策が期待できます。

  • ステップ4:フローリングマットの敷設
  • 防湿シート、または防湿シートと調湿シートの上に、フローリングマットを敷きます。両面テープを使用する場合は、マットの端を固定する程度に留め、全面に貼ることは避けましょう。全面に貼ると、空気の循環が悪くなり、湿気がこもりやすくなります。また、マットの下に新聞紙を敷く必要はありません。新聞紙はインクの成分が移る可能性があり、かえって畳を汚す可能性があります。

  • ステップ5:定期的な換気と乾燥
  • フローリングマットを敷いた後も、定期的な換気と乾燥は不可欠です。特に梅雨時期や冬場は、除湿機を使用するなど、積極的に湿気対策を行いましょう。また、家具の配置にも気を配り、空気の流れを良くすることが重要です。家具の裏側に隙間を作る、定期的に家具を移動させるなども効果的です。

全面に敷くのは良くない?

全面にフローリングマットを敷くことについては、賛否両論あります。全面に敷くと、畳が呼吸できなくなり、湿気がこもりやすくなるという懸念があります。しかし、部分的に敷く場合、マットの端がめくれ上がったり、段差ができたりする可能性があります。

専門家の意見として、湿気対策をしっかり行うのであれば、全面に敷いても問題ないと考える専門家もいます。ただし、定期的な換気と乾燥は必須です。

その他の湿気対策

* 除湿剤の使用:クローゼットなどに使用される除湿剤を、和室に複数設置することで、湿気を吸収することができます。
* 除湿機の活用:梅雨時期や冬場など、湿気の多い時期には、除湿機を使用することで、室内の湿度をコントロールできます。
* 空気清浄機の使用:空気清浄機は、室内の空気をきれいに保つだけでなく、湿気対策にも役立ちます。

まとめ

和室を快適なリビングにするためには、湿気対策が非常に重要です。フローリングマットを使用する際には、防湿シートの敷設を必ず行い、定期的な換気と乾燥を心がけましょう。これらの対策を行うことで、畳のカビ発生を防ぎ、快適な和室リビングを実現できます。

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