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砂壁の上から貼れる壁紙と塗装、どちらがおすすめ?
和室の砂壁を洋室風に模様替えしたい、というご相談ですね。砂壁の上から直接壁紙を貼ることも、ペンキで塗装することも可能です。しかし、どちらの方法が最適かは、現状の砂壁の状態、ご予算、そして目指すインテリアスタイルによって異なります。
まず、壁紙を貼る方法は、比較的簡単に模様替えできる点がメリットです。様々なデザイン・柄・素材の壁紙が市販されており、好みの雰囲気に合わせやすいでしょう。DIYでも比較的容易に取り組めますが、下地処理を適切に行わないと、仕上がりが悪くなったり、剥がれやすくなったりする可能性があります。
一方、塗装する方法は、より本格的な模様替えとなります。ペンキの種類や塗り方によって、様々な質感や色合いを表現できます。また、壁紙に比べて耐久性が高いというメリットもあります。しかし、DIYで綺麗に仕上げるには、ある程度の技術と知識が必要になります。下地処理も壁紙を貼る場合より重要で、下地処理を怠ると、仕上がりにムラができたり、ペンキが剥がれたりする可能性があります。
砂壁の上から貼れる壁紙はどこで買える?おすすめの選び方
砂壁の上から貼れる壁紙は、ホームセンター、インテリアショップ、オンラインショップなどで購入できます。
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ホームセンター
ホームセンターでは、様々な種類の壁紙が比較的安価で購入できます。種類も豊富なので、比較検討しやすいでしょう。ただし、専門的なアドバイスを受けにくい場合があります。
インテリアショップ
インテリアショップでは、デザイン性の高い壁紙や、専門スタッフによるアドバイスを受けることができます。予算に余裕があり、こだわりのある壁紙を選びたい場合におすすめです。
オンラインショップ
オンラインショップでは、多くの種類から比較検討でき、自宅でゆっくりと選ぶことができます。ただし、実物を見ずに購入するため、色や質感の確認が難しい点には注意が必要です。
砂壁の上から壁紙を貼る際のポイントは、以下の通りです。
- 下地処理が重要:砂壁の凸凹をできるだけ平らにするために、パテ処理やシーラーを塗布する必要があります。これにより、壁紙の仕上がりが綺麗になり、剥がれにくくなります。
- 適切な壁紙を選ぶ:砂壁には、不織布壁紙や厚手の壁紙がおすすめです。これらの壁紙は、砂壁の凹凸をある程度カバーし、貼りやすい特徴があります。
- 専門業者への依頼も検討:DIYに自信がない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。綺麗に仕上げるためには、専門家の技術が必要となる場合があります。
砂壁の上から塗装する場合の注意点と手順
砂壁の上から塗装する場合は、下地処理が非常に重要です。砂壁は吸水性が高いため、下地処理をせずに塗装すると、ペンキが吸い込まれてしまい、ムラになったり、剥がれやすくなったりします。
下地処理
- 砂壁の清掃:ホコリや汚れを丁寧に落とします。
- シーラーの塗布:吸水性を抑えるために、シーラーを2回以上丁寧に塗布します。シーラーはホームセンターなどで購入できます。
- パテ処理(必要に応じて):大きな凹凸がある場合は、パテで補修します。
- 研磨:パテ処理をした場合は、研磨して表面を平らにします。
塗装
- ペンキの種類を選ぶ:水性ペンキ、油性ペンキなど、様々な種類があります。砂壁には、水性ペンキがおすすめです。臭いが少なく、扱いやすいからです。
- ローラーや刷毛を使用:均一に塗るために、ローラーや刷毛を使用します。一度に厚塗りせず、薄く数回に分けて塗ることを心がけましょう。
- 乾燥時間を確保:ペンキの種類によって乾燥時間は異なります。説明書をよく読んで、十分に乾燥させてから次の工程に進みましょう。
専門家の視点:塗装はDIYでも可能ですが、綺麗に仕上げるには技術と経験が必要です。仕上がりに不安がある場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。プロの技術によって、より美しく、長持ちする仕上がりになります。
洋室風インテリアを実現するための色選び
砂壁の上から壁紙を貼ったり、塗装したりしたら、いよいよインテリアの配置です。洋室風の雰囲気を作るには、色の選び方が重要です。ベージュは、どんなインテリアにも合わせやすく、落ち着きのある空間を作り出せる万能な色です。
ベージュを基調とした洋室風インテリアの例
* 壁:ベージュの壁紙または塗装
* 床:ライトブラウンのフローリング
* 家具:白やアイボリーなどの明るい色の家具
* カーテン:オフホワイトやベージュのカーテン
* アクセントカラー:グリーンやブルーなどの自然な色をアクセントとして取り入れる
まとめ
和室の砂壁を洋室風に模様替えするには、壁紙を貼る方法と塗装する方法があります。どちらの方法を選ぶかは、ご自身のスキルや予算、そして目指すインテリアスタイルによって判断しましょう。下地処理をしっかり行い、適切な材料を選ぶことが、成功の鍵となります。もしDIYに不安がある場合は、専門業者に依頼することを検討してください。 素敵な洋室空間を実現させましょう!