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ニチベイ「いぶき」とロールスクリーンの仕様選び
新築のお祝いに、和室の掃き出し窓にロールスクリーン(ツインタイプ)を設置したいとのこと、おめでとうございます!ニチベイの「いぶき」は、和室にも合う上品なデザインと機能性を兼ね備えた優れた製品です。今回は、最適な仕様選びについて、具体的なアドバイスをさせていただきます。
昇降方式の選び方:使いやすさと安全性
まず、昇降方式についてですが、①コード式、②ループコード式、③チェーン式、④ワンチェーン式とありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
- コード式:最もシンプルな方式で価格が安いのがメリット。しかし、コードが垂れ下がるため、小さなお子さんやペットがいるご家庭では安全面で不安が残ります。
- ループコード式:コードをループ状に引く方式で、コード式よりも安全です。操作も比較的スムーズですが、コードが絡まる可能性があります。
- チェーン式:チェーンを操作する方式で、コード式やループコード式よりも耐久性があり、操作性も良好です。価格はやや高めですが、安全性と使いやすさを重視するならおすすめです。
- ワンチェーン式:チェーンを一つで昇降と開閉を操作できる方式です。操作がシンプルで、見た目もすっきりとした印象になります。価格はやや高めですが、使いやすさとデザイン性を重視するなら最適です。
小さなお子さんやペットがいる、または安全性を重視する場合は、チェーン式またはワンチェーン式がおすすめです。価格差を考慮し、予算と使い勝手のバランスを考えて選択しましょう。
ツインタイプの生地選び:シースルーの位置
ツインタイプは、上下に異なる生地を使用できます。和室の北側窓で、隣接にアパートがあるという状況を踏まえると、上をシースルー生地、下を不透明生地にするのが最適です。
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- 上をシースルー:日中のプライバシーを確保しつつ、自然光を取り込むことができます。隣接するアパートからの視線を気にせず、明るい空間を保てます。
- 下を不透明:夜間は不透明生地でしっかりと外からの視線を遮断できます。プライバシーを守り、安心してお休みいただけます。
逆に、下をシースルーにすると、昼間は外から室内が見えやすく、プライバシーが確保できません。また、夜間は光が漏れてしまうため、落ち着いて過ごせない可能性があります。
和室の広さと使用頻度を考慮した生地選び
4.5畳の和室で、使用頻度が少ないとのことですので、生地の素材は通気性の良いもの、または遮光性と断熱性を兼ね備えたものから選ぶと良いでしょう。
- 通気性の良い生地:風通しが良く、湿気対策にもなります。和室の雰囲気を損なわず、快適な空間を保てます。
- 遮光性と断熱性を兼ね備えた生地:夏は日差しを遮断し、冬は室温を保ちます。省エネ効果も期待できます。
ニチベイ「いぶき」は、様々な生地のバリエーションがありますので、上記の点を考慮して、最適な生地を選びましょう。
専門家の視点:インテリアコーディネーターからのアドバイス
インテリアコーディネーターの視点から、いくつかアドバイスをさせていただきます。
採光とプライバシーのバランス
北側の窓は、日射量が少なく、どうしても暗くなりがちなため、シースルー生地を上部に配置することで、明るさを確保しつつ、プライバシーも守ることが重要です。隣接する建物との距離が近いことから、プライバシーの確保は特に重要です。
和室の雰囲気との調和
ロールスクリーンの色柄は、和室の雰囲気に合うように選びましょう。ベージュやアイボリーなどの淡い色は、和室に馴染みやすく、落ち着いた雰囲気を演出します。ニチベイ「いぶき」は、和室に合うデザインが豊富なので、サンプルを取り寄せて、実際に見て比較検討することをお勧めします。
操作性とメンテナンス
頻繁に操作するものではないとはいえ、使いやすさは重要です。チェーン式やワンチェーン式は、操作性が良く、耐久性も高いのでおすすめです。また、メンテナンスのしやすさも考慮しましょう。
まとめ:最適なロールスクリーンを選んで快適な空間を
ニチベイ「いぶき」のロールスクリーンは、和室の雰囲気に合わせやすく、機能性も高い優れた製品です。今回のアドバイスを参考に、ご自身のライフスタイルや好みに合った最適な仕様を選び、快適な空間を実現してください。 具体的な生地選びや色柄については、ニチベイのショールームや販売店に相談してみるのも良いでしょう。専門家のアドバイスを受けることで、より満足度の高い選択ができるはずです。