和室の寝室にベッドとタンスを置く!畳への直接設置とウッドカーペットの比較

今度、引っ越しをするのですが寝室に使用する部屋が和室なんです。現在使用中のベッドとタンスを置く予定ですが、畳に直接置いても大丈夫でしょうか?安定性があるのかと疑問ですが・・・ウッドカーペットを敷いてフローリングみたくした方がいいかなっと思ってますが、引っ越しで色々と購入品もあるので、金額的には抑えたいのですが・・・アドバイスをお願いします。

和室にベッドとタンスを置く際の注意点

和室にベッドやタンスなどの家具を置くことは、近年増加しており、決して珍しいことではありません。しかし、畳への直接設置は、家具の重さや素材、畳の状態によって、様々な問題を引き起こす可能性があります。快適で安全な寝室を作るためには、いくつかの点に注意する必要があります。

畳への直接設置のメリット・デメリット

メリット:

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  • 初期費用を抑えられる:ウッドカーペットなどの追加費用がかからないため、初期費用を抑えられます。

デメリット:

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  • 畳のへこみ:ベッドやタンスの重量によって畳がへこんでしまう可能性があります。特に、重量のある家具や、長期間同じ場所に置いたままにすると、へこみが目立つようになります。
  • カビやダニの発生:家具と畳の間に湿気がこもりやすく、カビやダニの発生リスクが高まります。特に、通気性の悪い家具を使用する場合、リスクはさらに高まります。
  • 床鳴り:家具の移動や体重移動によって、床鳴りが発生する可能性があります。これは、畳の劣化や、下地の状態によって影響を受けます。
  • 不安定さ:畳の素材によっては、家具が安定せず、ぐらつきを感じる可能性があります。特に、ベッドのように重量のある家具は、安定性に配慮する必要があります。

ウッドカーペット敷設のメリット・デメリット

メリット:

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  • 畳の保護:畳のへこみや傷つきを防ぎ、畳の寿命を延ばす効果があります。
  • 安定性の向上:ベッドやタンスの安定性を高め、ぐらつきを防ぎます。
  • 掃除のしやすさ:ウッドカーペットは掃除機をかけやすく、お手入れが簡単です。
  • 雰囲気の変化:和室の雰囲気を損なうことなく、フローリングのような雰囲気を演出できます。

デメリット:

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  • 追加費用:ウッドカーペットの購入費用と敷設費用が必要になります。
  • 湿気対策:ウッドカーペットの下に湿気がこもらないように、適切な対策が必要です。
  • 畳の劣化:ウッドカーペットを剥がす際に、畳が傷つく可能性があります。

予算を抑えつつ、快適な寝室を作るための具体的なアドバイス

引っ越し費用を抑えたいというご希望を踏まえ、いくつかの提案をさせていただきます。

1. ベッドとタンスの配置と素材の検討

* ベッドの脚: ベッドの脚が細いタイプだと畳への負担が大きくなります。脚が太く、床面積が広いタイプを選ぶと、畳への負担を軽減できます。また、キャスター付きのベッドは、移動の際に畳を傷つける可能性があるので避けた方が良いでしょう。
* タンスの素材と重さ: 重量のあるタンスは畳への負担が大きいため、軽量な素材のタンスを選ぶことをおすすめします。また、底面に保護材を貼ることで、畳へのダメージを軽減できます。
* 配置場所: ベッドやタンスを置く場所は、日当たりや通気性が良い場所を選びましょう。湿気がこもりにくい場所に配置することで、カビやダニの発生リスクを低減できます。

2. 部分的なウッドカーペット敷設

ウッドカーペットを全面に敷くのではなく、ベッドとタンスの下にだけ敷くという方法もあります。これにより、費用を抑えつつ、畳への負担を軽減し、家具の安定性を高めることができます。

3. 防湿シートの活用

ウッドカーペットを使用する場合、防湿シートを敷くことで、湿気によるカビやダニの発生を防ぎます。防湿シートは、ホームセンターなどで手軽に購入できます。

4. 定期的なメンテナンス

畳や家具の状態を定期的に確認し、必要に応じてメンテナンスを行うことで、長持ちさせることができます。定期的な掃除湿気対策を徹底しましょう。

専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、和室にベッドとタンスを置く際には、畳の保護と家具の安定性を両立させることが重要です。予算を抑えたい場合は、部分的にウッドカーペットを敷く、または、畳の保護シートと防湿シートを併用するなどの方法が有効です。また、家具の脚にフェルトなどを貼ることで、床への傷つきを防ぐことができます。

まとめ

和室にベッドとタンスを置く際には、畳への負担や安定性、湿気対策などを考慮する必要があります。予算を抑えたい場合は、部分的なウッドカーペット敷設や、防湿シートの活用、家具の選び方などを工夫することで、快適で安全な寝室を作ることができます。上記で紹介した方法を参考に、最適な方法を見つけてください。

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