和室の京壁張り替えDIYに挑戦!初心者向け完全ガイド

和室の壁の張り替え方でお聞きしたいです。部屋の壁紙(京壁らしいです)の端っこがクルッとめくれてきています。壁紙の下が砂壁(だと思います)になっているのでパラパラと落ちてきて部屋が汚れて嫌なんです。思い切って壁紙を張り替えたいのですが自分で出来ないかなあと考えていますが素人ですのでどのようにしたら良いのか分かりません。ちなみに壁はかなりもろくなっている様で端っこの方は画鋲も刺さらなかったりします。(サクサクしてる感じです)知識のある方、アドバイスお願いします。

現状の把握と準備

まず、ご自宅の和室の壁の状態を正確に把握することが重要です。質問文から、京壁の上に壁紙が貼られており、砂壁が劣化している状態だと推測できます。DIYで張り替えを行う場合、壁の状態によっては難易度が高くなるため、慎重な判断が必要です。 壁の剥がれや脆さがどの程度か、面積はどのくらいか、などを写真に撮って記録しておきましょう。これは後々の作業計画や材料の購入に役立ちます。

1. 壁の調査と材料の選定

  • 壁の強度を確認する: 壁を軽く叩いてみて、音が空洞しているようであれば、下地処理が必要になります。ひび割れや剥がれが酷い場合は、専門業者に相談することをお勧めします。画鋲が刺さらないほど脆くなっている部分もあるとのことですので、特に注意が必要です。
  • 壁紙の種類を選ぶ: 和室に合う壁紙は多種多様ですが、京壁風、織物風、自然素材風など、和のテイストを損なわないものを選びましょう。耐水性や耐久性が高いものを選ぶと、長持ちします。ホームセンターやインテリアショップでサンプルを取り寄せ、実際の壁の色味と照らし合わせて検討することをお勧めします。 ベージュ系の壁紙は、和室に落ち着きを与え、広く見せる効果があります。
  • 必要な材料を準備する: 壁紙、糊、ヘラ、ローラー、マスキングテープ、バケツ、はけ、カッター、定規、プライマー(下地処理剤)、パテ(壁の補修用)、サンダー(研磨用)、養生シートなどが必要です。 事前に必要な材料をリスト化し、ホームセンターなどで購入しましょう。 材料の量の見積もりは、壁の面積を正確に測ってから行いましょう。少し多めに購入しておくと安心です。

DIY手順:京壁風壁紙の張り替え

DIYは難易度が高い作業です。自信がない場合は、専門業者に依頼することを強くお勧めします。 しかし、チャレンジしたいという方は、以下の手順を参考に、慎重に進めてください。

1. 下地処理

  • 古い壁紙の剥がし: ヘラやカッターを使って、古い壁紙を丁寧に剥がしていきます。剥がれにくい場合は、水で湿らせてから剥がすとやりやすくなります。下地が砂壁なので、剥がす際に砂壁が崩れないように注意しましょう。
  • 下地の補修: 砂壁が剥がれている部分や、ひび割れがある場合は、パテで補修します。パテが乾いたら、サンダーで研磨して平らにします。この工程は、仕上がりの美しさに大きく影響します。
  • プライマーの塗布: 下地処理が終わったら、プライマーを塗布します。プライマーは、壁紙の接着性を高め、剥がれを防ぐ効果があります。プライマーは、必ず壁紙の種類に合ったものを選びましょう。

2. 壁紙の貼り付け

  • 壁紙のカット: 壁のサイズに合わせて壁紙をカットします。少し大きめにカットしておくと、調整がしやすいです。
  • 糊付け: 壁紙の裏面に糊を塗布します。糊の量が多すぎると、シワや気泡の原因になります。 均一に塗布することが大切です。
  • 壁紙の貼り付け: ヘラを使って、壁紙を壁に貼り付けていきます。気泡が入らないように、丁寧に貼り付けていきましょう。 上から下へ、中央から外側に向かって空気を抜くように貼り付けます。ローラーで圧着すると、より綺麗に仕上がります。
  • 余分な部分のカット: 壁紙を貼り終えたら、余分な部分をカッターでカットします。

3. 後処理

  • 養生シートの撤去: 作業が終わったら、養生シートを剥がします。
  • 清掃: 部屋の清掃を行い、ゴミなどを綺麗に片付けます。

専門家への相談

DIYに自信がない場合、または壁の状態が著しく悪い場合は、専門業者に依頼することを強くお勧めします。 専門業者は、適切な下地処理を行い、綺麗に仕上げてくれます。費用はかかりますが、仕上がりの品質や安心感を得られるメリットがあります。いくつかの業者に見積もりを取って比較検討し、信頼できる業者を選びましょう。

まとめ

和室の京壁張り替えは、DIYでも可能ですが、下地処理が非常に重要で、難易度も高い作業です。 自分のスキルと壁の状態を正確に判断し、無理のない範囲で作業を進めましょう。 自信がない場合は、専門業者に依頼することを検討してください。 今回の作業を通して、和室がより快適で美しい空間になることを願っています。

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