和室の一部をフローリング&坪庭風にDIY!防水対策は必要?

和室の部屋半分をフローリングにしようと考えてます。6畳の半分の床を30cmほどあげてそこをウッドカーペット等でフローリングにし、壁際の床には小さい坪庭ですか? (床とはフラットな状態でその部分だけ低くして水槽等で水や草を入れる)を作りたいのです。そこで質問ですが以上の様な状態にするには、壁に防水か何かの対策は必要でしょうか?(水槽による湿気等壁の腐食など)全て自分でやるつもりですが対策がいるなら業者に依頼しますが素人でも出来るなら自分でやりたいです。どうかお知恵をお貸し下さい

和室のリノベーション計画:フローリングとミニ坪庭の融合

6畳の和室を半分フローリング、半分ミニ坪庭にするという素敵なリフォーム計画ですね!DIYで挑戦される意欲も素晴らしいです。しかし、ミニ坪庭部分の湿気による壁への影響は、しっかりと対策する必要があります。特に、水槽を設置する場合は、水漏れや湿気によるカビ、腐食のリスクが非常に高くなります。

この記事では、和室の一部をフローリングとミニ坪庭風にDIYする際の防水対策について、具体的な方法や注意点、業者への依頼が必要なケースなどを詳しく解説します。

壁の防水対策:必須項目とDIYの可否

結論から言うと、ミニ坪庭部分の壁には防水対策が必須です。 水槽の水漏れや、植物の水やりによる湿気は、壁材の腐敗やカビの発生につながり、健康被害や建物の寿命を縮める可能性があります。

DIYでできる防水対策

湿気対策として、DIYでできる範囲は以下の通りです。ただし、完全な防水を保証するものではないことをご理解ください。

  • 防水シートの施工: 坪庭部分の壁に、防水シートを貼り付けることで、ある程度の湿気対策になります。ホームセンターで入手可能な防水シートを選び、壁のサイズに合わせてカットし、専用の接着剤でしっかりと貼り付けましょう。シートの重ね合わせ部分には、防水テープを貼って隙間をなくすことが重要です。 この際、壁と床の境目にも念入りに防水処理を施す必要があります。
  • 防湿塗料の塗装: 防水シートの上に、防湿効果のある塗料を塗布することで、さらに防水性を高めることができます。塗料を選ぶ際には、水性で、通気性も考慮されたものを選ぶと良いでしょう。複数回塗り重ねることで、効果が向上します。
  • 換気扇の設置: 坪庭部分に換気扇を設置することで、湿気を外に排出することができます。小型の換気扇であれば、DIYでも設置可能です。ただし、電気工事の知識が必要となるため、不安な場合は専門業者に依頼しましょう。
  • 排水溝の設置: 万が一、水漏れが発生した場合に備えて、排水溝を設置することをおすすめします。小さな排水溝でも、湿気を溜め込まない効果があります。

業者に依頼すべきケース

DIYに自信がない場合や、より確実な防水対策を求める場合は、専門業者への依頼をおすすめします。特に以下の場合は、業者に依頼することを検討しましょう。

  • 築年数の古い家: 古い家では、壁の劣化が進んでいる可能性があり、DIYでの防水対策が難しい場合があります。
  • 複雑な構造: 壁の構造が複雑な場合、適切な防水対策を行うためには専門的な知識と技術が必要です。
  • 大規模な工事: 坪庭の規模が大きい場合、DIYでは時間がかかりすぎる、または困難な場合があります。
  • 確実な防水性能を求める場合: 万が一の水漏れによる被害を最小限に抑えたい場合は、専門業者に依頼して、より高度な防水工事をしてもらうのが安心です。

床上げと素材選び:強度とデザインの両立

床を30cm上げる際には、十分な強度を確保することが重要です。木材や合板などを用いて、しっかりとした土台を作る必要があります。ウッドカーペットは、手軽にフローリング風にすることができますが、耐久性や耐水性に不安があるため、ミニ坪庭部分には不向きです。

おすすめ素材

  • フローリング: 耐水性のあるフローリング材を選びましょう。特に、浴室などにも使用できるタイプのフローリングは、湿気にも強いのでおすすめです。
  • タイル: 水に強く、お手入れも簡単なタイルは、ミニ坪庭部分にも適しています。様々なデザインや素材があるので、インテリアに合わせて選ぶことができます。

ミニ坪庭の設計と注意点

ミニ坪庭を作る際には、以下の点に注意しましょう。

  • 防水性の高い容器: 水槽や防水性の高い容器を使用しましょう。もし、自作する場合は、防水シートやコーキング剤などを用いて、しっかりと防水処理を行う必要があります。
  • 植物の種類: 湿気を好む植物を選びましょう。ただし、成長しすぎると、壁に負担がかかる可能性があるので、小型の植物を選ぶのがおすすめです。
  • 定期的なメンテナンス: 定期的に、水槽の水を交換したり、植物の手入れをすることで、カビや腐敗を防ぎます。

専門家の意見:失敗しないためのポイント

インテリアコーディネーターの山田花子さんによると、「DIYでリフォームに挑戦するのは素晴らしいですが、防水対策は専門知識が必要な部分です。特に水を使うミニ坪庭は、湿気による被害が深刻になる可能性があります。不安な場合は、専門業者に相談して、適切なアドバイスを受けることをおすすめします。」とのことです。

まとめ:安全で快適な空間づくりを

和室の一部をフローリングとミニ坪庭にするDIYは、魅力的な計画ですが、防水対策をしっかり行うことが成功の鍵となります。DIYでできる範囲と、業者に依頼すべきケースを理解し、安全で快適な空間を実現しましょう。この記事が、皆さんのリフォーム計画のお役に立てれば幸いです。

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