和室に水槽を置く方法|畳への負担軽減とインテリアコーディネート

和室に水槽を置きたいと思ってるんですが、和室は洋室と比較しても、水を入れた水槽の重さで畳が傷つく、夏にカビ臭くなる、畳なので耐震面で不安がある、そもそもあまり重いものは置けないなどのデメリットがあると思うんですが、なんとか畳の部屋に水槽を置くいい方法とかありませんか?皆さんの意見を聞きたいです。ちなみに水槽は20×20×35(11.5リットル)、36×17×30(15.5リットル)のものを出来れば置きたいと考えています。

和室に水槽を設置する際の注意点

和室に水槽を設置する場合、畳への負担、カビの発生、耐震性など、いくつかの点に注意が必要です。特に、水を入れた水槽は予想以上に重く、畳や床下にダメージを与える可能性があります。また、湿気によってカビが発生するリスクも高まります。小さめの水槽とはいえ、適切な対策を講じなければ、和室の雰囲気を損ねるだけでなく、建物の寿命を縮める可能性も否定できません。

畳への負担を軽減する対策

11.5リットルと15.5リットルの水槽は、水を含めるとそれなりの重量になります。畳への負担を軽減するために、以下の対策が有効です。

1. 水槽台を使用する

水槽を直接畳の上に置くのではなく、頑丈な水槽台を使用しましょう。水槽台の脚は、畳の面圧を分散させるために、広い面積のものを選び、できればアジャスター付きのものを選ぶと、床の傾斜に合わせて微調整でき、安定性を高めることができます。 材質は、耐久性のある木材や金属製がおすすめです。

2. 耐荷重の高い畳を選ぶ

もし、これから畳を新しくする予定があるなら、耐荷重の高い畳を選ぶことを検討しましょう。通常の畳よりも厚みがあり、強度が高い特殊な畳も存在します。専門業者に相談して、水槽の重量に耐えられるかどうかを確認しましょう。

3. 床補強を行う

既存の畳をそのまま使用する場合、床下への補強を検討するのも有効です。専門業者に相談し、水槽を設置する箇所の床下に補強材を入れることで、畳への負担を軽減できます。これは、特に古い家屋や、床の強度が不安な場合に有効な方法です。

カビ対策

水槽周辺の湿気はカビの発生原因となります。以下の対策でカビの発生を防ぎましょう。

1. 換気を良くする

和室の窓を開けて定期的に換気を行い、湿気を逃がしましょう。特に、水槽の水換え後や、梅雨時期などはこまめな換気が重要です。

2. 除湿剤を使用する

水槽の近くに除湿剤を設置し、空気中の湿気を吸収させましょう。効果を高めるために、複数の除湿剤を配置したり、定期的に交換したりするのも良いでしょう。

3. 防カビ剤を使用する

水槽周辺に防カビ剤を塗布することで、カビの発生を防ぐことができます。ただし、畳に使用できる防カビ剤を選ぶことが重要です。使用前に必ず使用方法を確認し、適切な方法で使用しましょう。

耐震対策

地震の際に水槽が転倒しないように、耐震対策も重要です。

1. 転倒防止グッズを使用する

水槽に転倒防止用のベルトやストッパーを取り付けましょう。これにより、地震発生時でも水槽が移動したり、転倒したりするのを防ぐことができます。

2. 水槽の位置

水槽を設置する場所は、壁際に近い場所を選びましょう。壁に固定することで、地震による転倒リスクを軽減できます。

水槽の選び方と設置場所

11.5リットルと15.5リットルの水槽は、比較的軽量な部類に入りますが、それでも水を含めると重量は増します。設置場所を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。

1. 設置場所の強度

水槽を設置する場所の床の強度を確認しましょう。不安定な場所や、耐荷重が低い場所への設置は避けましょう。

2. 日当たり

水槽を設置する場所の日当たりにも注意が必要です。直射日光が当たる場所は、水温の上昇や藻の発生につながる可能性があります。間接照明を利用するなど、適切な明るさを確保しましょう。

3. コンセントの位置

水槽用のフィルターやヒーターを使用する場合は、コンセントの位置も確認しましょう。延長コードを使用する場合は、安全な方法で設置しましょう。

専門家への相談

上記の方法を試しても不安が残る場合は、インテリアコーディネーターや建築業者に相談することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、より安全で適切な設置方法を見つけることができます。

まとめ

和室に水槽を設置することは、魅力的な空間を作る一方で、いくつかの課題も伴います。しかし、適切な対策を講じることで、これらの課題を克服し、和室に癒やしの空間を創り出すことができます。この記事で紹介した対策を参考に、安全で快適な水槽ライフを実現してください。

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