和室での加湿器使用と畳・襖への影響:妊娠中・新生児との生活を快適に送るための対策

和室に加湿器を・・・どうなんでしょうか。 現在妊娠中です。 子どもが産まれたら、和室に加湿機をおいてそこを寝室として当面使う予定です。 ですが、上の子たちの新生児期の育児の際には和室のない家に住んでいたので、 和室で加湿器を使った経験がありません。 試しに、と先日その部屋で寝つつ夜中じゅうスチーム加湿器で加湿してみたら、ふすまがしわしわになってしまいました。 スチームなので室温もかなりあがり、寝心地はいいのですが・・・これでは毎日の使用に耐えられるのか疑問に思えます。 朝、1時間ほど換気をすればもちろんそのシワは綺麗に戻るのですが、 あさいちに部屋から出るときにも、しわしわの状態では破れそうで開閉にもためらうほど。 スチーム以外の加湿器は使いたくないので蒸気でこうなってしまうのはしょうがないと諦めるしかないのでしょうか。 例えば市販品の防水スプレーのようなものをふすまにかけるのは意味があるのでしょうか? 和室で加湿器を使ってらっしゃる方、よろしくおねがいします。補足大変詳細な説明ありがとうございます。 家全体の断熱性・機密性は高いですが和室は廊下の影響を受けている気が… また、加湿調整機能は付いているのですが、水の減り方を見るとガンガン全力で加湿しているように思えます(一晩で2.5L) 結露は少しありました。 和室だから畳や木の柱が水分を吸ってしまって加湿が止まらないのかなと思っていたのですが…難しいですね。 対策は、もっと調整機能が強い加湿器を使うしかないでしょうか。

和室での加湿器使用による襖のシワ問題:原因と対策

妊娠中、そして新生児のお子さんとの生活を快適にするために、和室を寝室として利用し、加湿器を使用したいと考えていらっしゃるんですね。しかし、スチーム加湿器による襖のシワという問題に直面されています。これは、スチーム加湿器の高い湿度と熱によって、襖紙が水分を吸収し、伸縮することで起こります。朝にはシワが戻るものの、毎日の使用で襖が傷む心配があるのもごもっともです。

襖のシワの原因:湿度と温度のバランス

襖のシワは、高湿度高温の環境が主な原因です。スチーム加湿器は、他の加湿器と比べて、より多くの水分を蒸気として放出するため、短時間で室内の湿度を高く上げ、同時に室温も上昇させます。特に、和室は木材や畳など、湿気を吸収しやすい素材で構成されているため、影響を受けやすいのです。

防水スプレーの効果は?

市販の防水スプレーを襖にかけることは、効果が限定的です。防水スプレーは、あくまで表面をコーティングするものであり、襖紙内部への水分吸収を完全に防ぐことはできません。一時的にシワの発生を抑える効果は期待できますが、根本的な解決策にはなりません。また、スプレーによっては、襖紙の風合いを損なう可能性もあります。

具体的な対策:加湿器の種類と使用方法の見直し

スチーム加湿器にこだわらず、他の加湿方法も検討してみましょう。

  • 超音波加湿器:スチーム式に比べて、温度上昇が少なく、湿度の上昇も穏やかです。和室での使用に適している可能性が高いです。
  • 気化式加湿器:自然気化式とファン式がありますが、どちらも比較的穏やかに加湿できます。ただし、加湿能力はスチーム式より劣ります。
  • ハイブリッド式加湿器:超音波式と気化式を組み合わせたタイプで、加湿能力と静音性を両立しているものもあります。

加湿器の種類を変えるだけでなく、加湿器の設定を見直すことも重要です。

  • 加湿量を調整する:加湿器に調整機能がある場合は、最低限の加湿量に設定してみましょう。湿度計を使って、室内の湿度を常にチェックし、必要に応じて調整します。
  • タイマー機能を使う:就寝時間に合わせて加湿器を自動で停止させるタイマー機能を活用しましょう。睡眠中は湿度がそれほど高くなくても良い場合が多いです。
  • 換気をこまめに行う:朝だけでなく、日中もこまめに窓を開けて換気することで、湿気を逃がし、結露を防ぎます。特に、廊下の影響を受けている場合は、廊下側の窓を開けることで効果的です。

和室の環境改善:断熱性と気密性

ご自宅の断熱性・気密性が高いとのことですが、和室は廊下の影響を受けている可能性があります。廊下からの冷気や湿気が和室に流れ込むことで、加湿器の効果が薄れ、結露や襖のシワにつながる可能性があります。

廊下の影響を軽減する対策

  • 窓やドアの隙間を塞ぐ:窓やドアの隙間から冷気や湿気が侵入している可能性があります。隙間テープやドラフトストッパーなどを活用して、隙間を塞ぎましょう。
  • 断熱カーテンやブラインド:廊下側の窓に断熱効果の高いカーテンやブラインドを取り付けることで、冷気や湿気の侵入を防ぎます。特に、夜間は効果的です。
  • 廊下側の壁の断熱性を高める:専門業者に相談して、廊下側の壁の断熱性を高める工事を検討するのも良いでしょう。

専門家の意見:インテリアコーディネーターのアドバイス

インテリアコーディネーターの視点から見ると、和室での加湿は、素材への影響を考慮する必要があります。畳や襖は、湿度変化に敏感です。そのため、加湿器を使用する際には、湿度管理が非常に重要になります。

湿度管理の重要性

湿度計を常備し、室内の湿度を常にチェックすることが重要です。理想的な室内の湿度は40~60%と言われています。湿度が70%を超えると、結露やカビの発生リスクが高まります。湿度が低い場合は、加湿器を使用し、湿度が高い場合は換気を行うなど、適切な湿度を保つように心がけましょう。

素材への配慮

和室の素材である畳や襖は、湿気によって変形や劣化が起こる可能性があります。加湿器を使用する際には、これらの素材への影響を考慮し、適切な湿度管理を行う必要があります。

まとめ:快適な和室環境を実現するために

和室で加湿器を使用する際には、加湿器の種類、加湿量、換気、そして室内の環境改善など、様々な要素を考慮する必要があります。スチーム加湿器にこだわらず、他の加湿器も検討し、湿度計を使って適切な湿度を保つように心がけましょう。必要であれば、専門業者に相談し、和室の環境改善を行うことも検討してみてください。快適な寝室環境を整備し、安心して赤ちゃんを迎える準備を進めてください。

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