和室が暗い!リビングから照明器具を移設しても明るくない理由と解決策

和室の部屋が暗い感じがしたので、リビングにとりつくていた電気器具を和室に付け替え、更に蛍光灯も新しく替えてみました。それなのに明るく なりません:-( リビングで使用していたときは暗い感じはしなかったのに和室になると暗くなる。。(リビング12畳、和室6畳)何に問題があるのでしょうか(;_;)

和室が暗く感じる原因:リビングと和室の空間の違い

リビングから和室に照明器具を移設し、蛍光灯も交換したにも関わらず、和室が暗く感じる原因は、リビングと和室の空間的な違いにあります。単に畳数(リビング12畳、和室6畳)の違いだけでなく、以下の要素が大きく影響しています。

1. 天井高と壁の色

リビングと和室では、天井高や壁の色が異なることがよくあります。一般的に、リビングは天井が高く、壁の色も白や明るい色が多いです。一方、和室は天井が低く、壁の色も濃い色(茶色や濃いベージュなど)であることが多いです。天井が低いと、光が反射する面積が少なくなり、部屋が暗く感じられます。また、濃い色の壁は光を吸収するため、明るさが損なわれます。

2. 窓の大きさ、位置、向き

窓の大きさ、位置、向きも明るさに大きく影響します。リビングには大きな窓が複数あるのに対し、和室の窓は小さく、数も少ない場合があります。また、窓の向きによっては、日射量が大きく変わるため、同じ照明器具でも明るさが異なってきます。北向きの窓は南向きの窓に比べて日射量が少なく、部屋が暗くなりがちです。

3. 照明器具の種類と配置

リビングで使用していた照明器具が、和室の空間には適していない可能性があります。例えば、リビングでは十分な明るさを確保できたシーリングライトでも、和室の低い天井では圧迫感を感じ、明るさが不足するように感じることがあります。また、照明器具の配置も重要です。光源が一点に集中していると、影ができやすく、暗く感じられます。和室では、間接照明や複数の光源を組み合わせることで、より柔らかく、明るい空間を作ることができます。

4. 家具やインテリアの影響

家具やインテリアも明るさに影響を与えます。濃い色の家具や、多くの家具を配置すると、部屋が暗く感じられます。和室には、障子や畳など、光を吸収しやすい素材が多く使われているため、さらに暗く感じることがあります。

和室を明るくする具体的な解決策

和室を明るくするためには、上記の要素を考慮し、適切な対策を行う必要があります。以下に具体的な解決策を提案します。

1. 照明器具の見直し

* 明るさを重視するなら:高照度のLEDシーリングライトを選択しましょう。LEDは消費電力が少なく、長寿命であることもメリットです。明るさはルーメン(lm)で表示されますので、高いルーメン数のものを選びましょう。6畳の和室であれば、約3200lm以上の明るさが推奨されます。
* 雰囲気を重視するなら:間接照明やスタンドライトを組み合わせることで、柔らかな光で和室を演出できます。ペンダントライトやフロアスタンドなども、空間の雰囲気を大きく変える効果があります。
* 複数灯設置:一つの照明器具だけでなく、複数の光源を配置することで、より均一に明るさを確保できます。例えば、シーリングライトに加えて、床の間などにスタンドライトを置くのも良いでしょう。

2. 壁や天井の色の変更

濃い色の壁や天井は光を吸収するため、明るさが損なわれます。壁や天井を明るい色に塗り替えることで、劇的に明るさが改善する可能性があります。白やアイボリー、薄いベージュなど、反射率の高い色を選ぶことが重要です。ただし、和室の雰囲気を損なわないように、色の選択には注意が必要です。

3. 窓の活用

窓からの採光を最大限に活かす工夫をしましょう。カーテンやブラインドは、明るめの色を選び、透け感のある素材を選ぶことで、光を遮らずにプライバシーを守ることができます。また、窓辺に観葉植物を置くことで、より明るく、爽やかな空間を作ることができます。

4. 家具やインテリアの配置を見直す

家具やインテリアは、配置によって部屋の明るさや印象が大きく変わります。濃い色の家具は、できるだけ少ない量に抑え、明るい色の家具を配置することで、部屋を明るく見せることができます。また、家具の配置を工夫することで、光が通りやすくなり、明るさが改善する可能性があります。

5. 専門家への相談

どうしても明るさが改善しない場合は、インテリアコーディネーターや照明専門家に相談してみましょう。プロの視点から、最適な照明計画やインテリアコーディネートの提案を受けることができます。

まとめ:和室の明るさを改善して快適な空間を

和室が暗く感じる原因は、様々な要素が複雑に絡み合っているため、一概に断言できません。しかし、上記の解決策を参考に、照明器具の見直し、壁や天井の色、窓の活用、家具の配置などを工夫することで、和室を明るく、快適な空間にすることができます。 まずは、照明器具の明るさを見直すことから始めてみましょう。 それでも改善しない場合は、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

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