吹き抜け空間をDIYで部屋にする!2×8材床根太の施工方法と注意点

2間、12フィート、3600mmスパンの床制作について。自宅の吹き抜けをDIYで床を張って部屋を作ろうと思います。床を張る予定の吹き抜けは3600mm×7200mm 7200mmの右壁から1800mmの位置に太い梁(芯まで)があり さらに3600mmの位置に2本目の太い梁があります。(2本目の梁は左壁から1800mmとなります)ここに 2×8材を303mmピッチで渡して床根太を作ろうと思いますが 2×8 は両端だけで 3600mmのスパンを支える事が出来るのでしょうか? [壁]–1800mm–[梁1]–3600mm–[梁2]–1800mm–[壁] ↑ ココ 梁に乗せたら切った2×8で転び止めをかませて 12mmベニヤを打って、12mm合板床材を貼ります。梁に乗せた2×8の壁側は、2×8を梁と同じ方向に プラスターボード2枚24mm の上からコーススレッドで打ちとめて乗せようと思います。 〇上に出来た空間に重量物は置きません。 人間と勉強机程度です。 〇また支えられない場合の対処法を教えてください。よろしくお願いいたします。

吹き抜けDIY:3600mmスパンの床根太強度について

吹き抜け空間にDIYで部屋を作る計画、素晴らしいですね!3600mmというスパンの床根太は、2×8材のみで支えるのはリスクが高いです。安全で快適な空間を作るためには、いくつかの点を検討する必要があります。まず、2×8材の強度と、ご計画されている施工方法について詳しく見ていきましょう。

2×8材の強度と3600mmスパンの問題点

2×8材は、一般的なDIYで床根太として使用される木材ですが、3600mmという長いスパンを支えるには、強度が不足する可能性があります。特に、中央に支えがない場合、たわみ(撓み)や破損の危険性が高まります。人間と勉強机程度の重量であれば、一見大丈夫そうに見えますが、長期間の使用や、想定外の荷重がかかった場合に危険です。

梁への固定方法と注意点

梁への固定方法も重要です。プラスターボードの上からコーススレッドで固定する方法は、十分な強度が得られない可能性があります。梁自体に直接固定するか、もしくは、梁と2×8材の間に金具を用いてしっかり固定する必要があります。また、梁の材質や強度も確認しましょう。

3600mmスパンに対応する対策

3600mmのスパンを安全に支えるためには、以下の対策が考えられます。

  • 中間支持を追加する: 3600mmのスパンの中央に、追加の支持材(柱や梁)を設置することで、2×8材にかかる荷重を軽減できます。これにより、2×8材のたわみを抑制し、強度を確保できます。
  • より強い木材を使用する: 2×10材や2×12材など、より太くて強い木材を使用することで、強度を高めることができます。ただし、木材の選定には専門家のアドバイスが必要です。
  • 補強材を追加する: 2×8材の下面に、さらに補強材(例えば、LVL材など)を取り付けることで、たわみを抑制し、強度を高めることができます。
  • 専門業者に相談する: DIYに自信がない場合、または安全に施工できるか不安な場合は、建築業者や構造設計士に相談することを強くお勧めします。専門家のアドバイスを受けることで、安全で適切な施工方法を選択できます。

具体的な対策とDIYにおける注意点

上記の対策を踏まえ、具体的なステップと注意点を確認しましょう。

ステップ1:構造設計士への相談

まず、専門家の意見を聞きましょう。構造設計士に図面と計画を提示し、安全な設計であるかを確認してもらうことが重要です。彼らは、適切な木材の種類、サイズ、間隔、補強方法などをアドバイスしてくれます。費用はかかりますが、安全を確保するためには不可欠なステップです。

ステップ2:材料の選定と購入

設計に基づき、必要な木材、金具、接着剤などを購入します。ホームセンターなどで購入できますが、専門業者に相談して購入場所を決めるのも良いでしょう。木材は、乾燥状態の良いものを選び、割れや反りがないかを確認しましょう。

ステップ3:梁への固定

梁への固定は、非常に重要です。プラスターボードの上からの固定は避けて、梁に直接固定するか、適切な金具を使って固定しましょう。金具の種類や取り付け方法も、専門家のアドバイスに従ってください。

ステップ4:床根太の設置

2×8材を303mmピッチで設置します。水平器を使って水平を確認しながら、確実に固定しましょう。中間支持が必要な場合は、この段階で設置します。

ステップ5:ベニヤと合板の施工

床根太の上に、12mmベニヤを固定し、その上に12mm合板を施工します。ベニヤと合板は、しっかりと固定し、隙間がないように施工しましょう。

ステップ6:仕上げ

床材の仕上げを行います。床材の種類や施工方法は、全体のデザインや予算に合わせて選択しましょう。

安全第一!DIYの限界を理解する

DIYは楽しいですが、安全を確保することが最優先です。今回の計画のように、構造的に複雑な作業は、専門家のアドバイスなしで進めるのは危険です。無理せず、専門家の力を借りることを検討しましょう。

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