リフォームについて。玄関上の吹き抜けスペース(1.5×2.8)を埋めたいと思っています。 建設中に大工さんに聞いたら15万くらいだと言ってたんですが実際もっと高いようなんですがやはり15万では無理ですよね？床の補強も必要だろうしｺﾝｾﾝﾄやTVｺﾝｾﾝﾄも欲しいので。我が家は人数が多く実際ゆくゆく夫婦の寝室がない状態です。そのスペースをせめて寝るだけの部屋にでもしたいのですがあまりに小さすぎるでしょうか？
Contents
1. 吹き抜け埋め込みリフォームの費用：15万円は現実的か？
15万円という見積もりは、非常に低価格です。吹き抜け埋め込みリフォームには、以下の費用がかかります。
- 材料費：木材、断熱材、石膏ボード、クロス、コンセント、照明器具など。使用する材料のグレードによって大きく変動します。
- 人件費：大工さんの作業時間、職人さんの手配費用など。作業の難易度や規模によって費用が大きく変わります。
- 設計費：設計図の作成、施工計画の立案など。規模が小さい場合でも、ある程度の費用は必要です。
- その他費用：解体費用、廃材処分費用、諸経費など。
- 床補強費用：既存の床の強度が不足している場合、補強工事が必要になります。これは特に重要な費用項目です。
1.5m×2.8mのスペースとはいえ、吹き抜けを塞ぐ作業は、構造上の安全性を考慮する必要があり、専門的な知識と技術が求められます。そのため、単純な壁を作るよりも多くの手間とコストがかかります。コンセントやTVコンセントの設置も追加費用となります。15万円では、材料費の一部しか賄えない可能性が高いでしょう。現実的な費用は、最低でも30万円〜50万円、場合によっては100万円を超える可能性もあります。
2. 1.5m×2.8mのスペースを寝室として利用する際の注意点
1.5m×2.8mのスペースは、寝室としては非常に狭いです。ダブルベッドを置くと、ほとんど動けなくなる可能性があります。快適な睡眠と生活空間を確保するためには、以下の点を考慮する必要があります。
- ベッドのサイズ：シングルベッドか、コンパクトなセミダブルベッドを選択する必要があります。
- 収納スペース：クローゼットや棚などの収納スペースを確保することが困難です。工夫が必要です。
- 採光と換気：小さな窓でも設置し、十分な採光と換気を確保する必要があります。そうでなければ、圧迫感を感じやすく、不快な空間になりかねません。
- 家具の配置：限られたスペースを有効活用するため、家具の配置を綿密に計画する必要があります。ベッド、収納、通路スペースのバランスを考慮しましょう。
- 断熱性：吹き抜けを塞ぐことで、断熱性能が向上する可能性がありますが、適切な断熱材を使用することが重要です。
3. より良い解決策：他の部屋の活用やリフォーム案
人数が多いとのことですので、寝室不足の問題を解決するために、他の部屋の活用やリフォーム案も検討してみましょう。
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- 既存の部屋のレイアウト変更：既存の部屋のレイアウトを見直すことで、寝室として使えるスペースを確保できるかもしれません。間仕切り壁の撤去や移動なども検討しましょう。
- ロフトの設置：天井高がある部屋にロフトを設置することで、寝室スペースを確保できます。ただし、天井高が低いと圧迫感を感じやすいため、注意が必要です。
- 増築：予算に余裕があれば、増築を検討することもできます。新たな寝室を確保できるだけでなく、より快適な生活空間を実現できます。
4. 専門家への相談
リフォームは専門家のアドバイスを受けることが重要です。複数の業者に見積もりを依頼し、それぞれのプランや費用を比較検討しましょう。
- 建築士：設計図の作成や、構造上の問題点の指摘など、専門的なアドバイスを受けられます。
- 大工：実際に施工を行う職人さんなので、具体的な費用や工期について相談できます。
- インテリアコーディネーター：限られたスペースを有効活用するための家具配置やインテリアコーディネートのアドバイスを受けられます。
複数の専門家と相談することで、より最適なリフォームプランと費用を見つけることができます。
5. まとめ：費用とスペースのバランスを考慮した計画を
吹き抜け埋め込みリフォームは、費用とスペースのバランスを考慮して計画することが重要です。15万円という見積もりは現実的ではない可能性が高いので、複数の業者に見積もりを依頼し、費用と工期をしっかりと確認しましょう。また、1.5m×2.8mのスペースは寝室としては非常に狭いため、他の部屋の活用やリフォーム案も検討することをお勧めします。専門家のアドバイスを受けながら、ご家族にとって最適な解決策を見つけてください。
