吹き抜けの梁仕上げ:15万円の化粧梁は本当に必要?白を基調としたリビングの理想的な仕上げ方

吹抜の梁の仕上げについて疑問があります。勧められているのが梁3本で15万もする化粧(梁)なのでどうにかしたいのですが。 これから新築でします。最終段階です。 梁は180cmくらいの長さで吹き抜け部に3本入ります。構造体としてなくてはならないものです。単板積層材(LVL)です。 部屋の雰囲気ですが、真白の大理石調のリビングの予定、黒系がテレビ台、ソファ、リビングドアなど。隣のダイニングはスキップで、白のフローリング。 (茶系は好みでないです) メラミン化粧材?というので覆うのが一番おしゃれとのことですが、見積もり15万です。人によっては梁をみせたい人がいるそうですね、自分は梁は本当はないほうがいいと思っています。なので安く仕上げたいのですが担当の部長がそれ以外の方法を嫌がって譲ってくれません。 まずクロス、これは絶対貧相になると。アクセントクロスで白の木目調がありそれでもいいのではないかと思うのですが、掃除面や質感の問題、リビングだから妥協しないほうがといわれます。 寝室や子供部屋も勾配天井で梁が1本あるのですがそれはクロスでいいとのこと。 一階の梁は二階からもよく見えるからとのことです。まあ確かに。 ペンキで塗る方法を聞きましたが、「最初においが…」、「シンプルモダンの雰囲気にあわないです」、と。 あわなくないですよね??自分は白いペンキで塗りたいと思うのですが。 今(高めの)メラミン素材でチョイスしているのが真白です。木目はないです。 しかしなぜそこまで反対されるのでしょう。モニターになっているので質をさげたくないのも一つですね。 LVLって無垢にくらべかっこわるいのでしょうか?ペンキだと単板がみえるから? 自分はまたペンキ仕上げをしつこくお願いしようと思っています。補足ありがとうございます。LVLの木目を活かしつつ薄い白で塗るの、とても気に入りました!それでいきたいと思います。部屋にあわないといわれそうですが僕は大丈夫だと思うのでそう言ってがんばります。

15万円の化粧梁、本当に必要?費用を抑えた梁仕上げの検討

新築住宅の吹き抜け梁の仕上げで悩まれているとのこと、お気持ちよく分かります。15万円という費用は確かに高額です。しかし、担当部長が他の方法を嫌がる理由、そして費用を抑えつつ、白を基調としたシンプルモダンなリビングに合う仕上げを実現する方法を一緒に考えていきましょう。

なぜ担当部長は他の方法を嫌がるのか?

部長がメラミン化粧材以外を嫌がる理由はいくつか考えられます。

  • 施工の容易さ:メラミン化粧材は比較的施工が容易で、仕上がりが綺麗です。他の方法、例えば塗装は、下地処理や塗装技術、乾燥時間など、手間と技術が必要になります。仕上がりのクオリティを一定に保つためには、熟練の職人の技術が必要となるため、コストやスケジュール管理の面でリスクを避けたいと考えている可能性があります。
  • 耐久性・メンテナンス性:メラミン化粧材は、傷や汚れに強く、メンテナンスが容易です。クロスや塗装に比べて、長期間にわたって美しい状態を保ちやすいというメリットがあります。特に吹き抜けの梁は、埃が溜まりやすく、掃除が困難なため、メンテナンス性の高い素材が好まれる傾向があります。
  • デザイン性の高さ:メラミン化粧材は、様々な色や柄があり、デザインの自由度が高いです。白を基調としたシンプルモダンなリビングに合わせた、美しい仕上がりを実現できる可能性が高いです。
  • 住宅全体の品質維持:吹き抜けの梁は、家の顔ともいえる重要な部分です。安価な仕上げを選択することで、住宅全体の品質やデザインイメージを損なうことを懸念している可能性があります。

しかし、予算の都合上、メラミン化粧材は難しいとのことですので、他の方法を検討する必要があります。部長の懸念点を解消できるような提案をすることが重要です。

費用を抑えつつ、白を基調としたリビングに合う梁仕上げ

予算を抑えつつ、白を基調としたシンプルモダンなリビングに合う梁仕上げを実現するには、いくつかの方法があります。

1. ペンキ塗装:費用を抑え、自分らしい個性を演出

ご希望の白いペンキ塗装は、費用を抑える上で最も現実的な選択肢です。部長の懸念点である「におい」と「シンプルモダンな雰囲気に合わない」については、以下のように反論できます。

  • におい対策:低臭タイプのペンキを使用すれば、においの問題は軽減できます。換気をしっかり行い、乾燥時間を十分に確保することで、居住空間への影響を最小限に抑えることができます。また、施工後数日間は換気を徹底することで、においを完全に除去できます。
  • シンプルモダンとの調和:マットな質感の白いペンキは、シンプルモダンな雰囲気に非常に良く合います。木目のない真白のメラミン化粧材と同様、清潔感と洗練された印象を与えます。むしろ、無機質なメラミン化粧材よりも、ペンキ塗装の方が、温かみのある自然な雰囲気を演出できる可能性があります。LVLの素材感を活かした塗装であれば、より奥行きのある空間を演出できます。

具体的な提案として、LVLの木目を活かすために、下地処理を丁寧に行い、薄い白で塗装することを提案してみましょう。木目の自然な風合いを残しつつ、白で統一することで、シンプルモダンな雰囲気を損なうことなく、費用を抑えることができます。

2. クロス仕上げ:コストを抑えるための現実的な選択肢

寝室や子供部屋ではクロス仕上げが許容されているとのことですが、リビングについても、白の木目調のアクセントクロスを検討することは可能です。

  • 掃除面:クロスは、メラミン化粧材に比べて掃除が容易です。汚れが付きにくい素材を選べば、メンテナンスの手間を軽減できます。
  • 質感:リビングにふさわしい質感のクロスは数多く存在します。高級感のある素材を選べば、安っぽく見える心配はありません。例えば、織物調のクロスや、エンボス加工が施されたクロスなど、質感にこだわった選択肢があります。

ただし、クロス仕上げは、メラミン化粧材やペンキ塗装に比べて、デザインの自由度が低い可能性があります。

3. 部分的な化粧:コストとデザイン性のバランス

梁全体を覆うのではなく、梁の一部にのみ化粧材を使用するのも一つの方法です。例えば、梁の端の部分だけを化粧材で覆い、残りの部分はペンキ塗装にするなど、コストを抑えつつ、デザイン性を確保することができます。

LVLと無垢材の違い、そしてペンキ塗装のメリット

LVLは、無垢材と比べて見た目が劣るという意見もありますが、それは必ずしも真実ではありません。LVLは、複数の木材を接着剤で貼り合わせた積層材なので、無垢材のような自然な木目は見えにくいかもしれません。しかし、ペンキ塗装をする場合は、木目を隠すことになるため、LVLでも問題ありません。むしろ、均一な表面を持つLVLは、ペンキ塗装に適していると言えるでしょう。

専門家の意見を参考に

最終的には、設計士や施工業者とじっくり話し合い、予算とデザインのバランスを検討することが重要です。複数の案を提示し、それぞれのメリット・デメリットを比較検討することで、最適な解決策を見つけることができるでしょう。

まとめ:費用を抑え、理想のリビングを実現しよう

15万円の化粧梁は、必ずしも必要ではありません。ペンキ塗装やクロス仕上げ、部分的な化粧など、費用を抑えつつ、白を基調としたシンプルモダンなリビングに合う様々な仕上げ方法があります。担当部長との丁寧なコミュニケーションを図り、納得のいく仕上げを実現しましょう。

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