同棲解消と借金問題:法的リスクと解決策

同棲していた彼と別れました。彼は外国人なので、色々と自分の方がスムーズだと思い私が契約者(表向きは完全にひとり用の部屋として、契約・居住も私のみということで)になりアパートを賃貸しました。事情はいろいろと私的なことで別れることになり、ですが、彼はお金も苦しく、即引っ越しというのはお互いに大変だということで、そのままルームメイトとして一緒に住んでいました。後に記載することに重要になってきますのでここで追加ですが、PCを使って音楽を作って副業をしている彼は、新しいPCが必要で、馬鹿な私は35万ほどのお金を彼に貸しています。これは、彼と一緒に話し、10月以降支払い始めて3月までには払いきると決めています。そろそろお互い別々に暮らさないと前にすすめない…と切り出すと、「部屋は3月末まで引っ越すつもりはない。出ていくのは自由だけどそれでも自分の分の賃料しか払うつもりはない。出て行って賃料を押し付けたり、立ち退きを要請するようなら借りていた35万は返さない。0円だ。」といわれました。そもそも一緒に借りて名前のみ私ということだった部屋を私が一方的に出たいという理由で彼に強制するのは人間の約束として、法律的になんらかフェアではない引っかかることはあるんでしょうか?確かに2人は最初から別れると思って借りてないし、そもそも結婚もしてないし正式な契約ではないですが…こんな時同棲していたカップルはどうしているんでしょうか?!また、本当に自体が最悪になって、私が強行手段をとらないと彼がなにも聞いてくれない場合、賃貸は解約できますが、本当に彼がお金を返してくれないとします。こうして貸す前に正式な契約などをしていないお金について、どうやって払ってもらえばいいでしょうか?裁判ほどではないですが、法的に私が優位になる確実な方法はあるんでしょうか?こんな時、そんな大金だったら訴えられるよ!となると思いますが、実際弁護士に相談とか大掛かりになれば私自身にも負担がかかるし。。かと言って、単に返さないと訴える。という根拠のない言葉では彼は動かないと思います。最終的には彼は本国に帰ってしまって、そのまま姿を消せば私にはなにもできません。今のうちに彼のものを持ち出したり、最後の段階になってこちらに不利になるような、少しでも法に触れるようなことは安易にできません。今すべきこと、将来的なこと、アドバイスお願いします><

同棲解消と賃貸契約:法的観点からの検討

まず、賃貸契約において、あなたは単独契約者であり、彼との関係はルームメイトという立場です。彼が3月末まで退去を拒否するとしても、あなたは賃貸契約を解除できます。ただし、解約には一定の手続きが必要であり、違約金が発生する可能性があります。契約書をよく確認し、不動産会社に相談することが重要です。

彼の主張「出て行けば35万円は返さない」は、法的根拠がありません。貸借契約は、たとえ書面でなくても成立します。35万円の貸付事実があれば、彼は返済義務を負います。彼の脅迫的な発言は、法的責任を問われる可能性があります。

一方、あなたが彼に退去を強制することは、一方的な行為として問題となる可能性があります。彼の私物などを一方的に処分したり、彼を強制的に退去させたりすると、不法行為として訴えられる可能性があります。

借金回収:具体的なステップ

35万円の返済について、裁判を起こす前にできることがあります。

1. 証拠の確保

* 貸付金の証拠:貸した際の領収書、振込明細書、チャットの記録など、貸付事実を証明できる全ての証拠を保管しましょう。
* 返済約束の証拠:返済スケジュールに関するメールやメッセージの記録も重要です。

2. 穏便な解決を図る

* 話し合い:まずは彼と冷静に話し合い、返済計画を改めて立てましょう。弁護士に相談したことを伝えることで、彼の態度が変わる可能性もあります。
* 内容証明郵便:話し合いがうまくいかない場合は、内容証明郵便で返済請求を行いましょう。これは、証拠として非常に有効です。内容証明郵便には、貸付事実、返済約束、未払い金額、返済期限などを明確に記載します。

3. 法的措置

穏便な解決ができない場合、法的措置を検討する必要があります。

* 弁護士への相談:弁護士に相談することで、あなたの権利と義務を明確にし、適切な法的措置を選択できます。弁護士費用はかかりますが、裁判費用や回収できないリスクを考えると、弁護士に依頼することが賢明です。
* 少額訴訟:訴額が140万円以下の場合、少額訴訟を利用できます。手続きが簡素で費用も比較的安価です。
* 支払督促:裁判所を通じて、債務者に支払いを督促する手続きです。裁判よりも迅速で費用も安価ですが、債務者が異議を申し立てると、通常の訴訟に移行します。

彼が出国した場合

彼が本国に帰国した場合、債権回収は困難になります。しかし、諦める必要はありません。

* 国際弁護士への相談:国際的な債権回収は専門的な知識が必要です。国際弁護士に相談し、彼の所在や資産を調査してもらいましょう。
* 日本の裁判所の判決:日本の裁判所で勝訴判決を得ていれば、その判決に基づいて、彼の本国で強制執行を行うことができます。ただし、これは国によって手続きが異なり、成功する保証はありません。

具体的なアドバイス

* 記録を残すこと:全てのやり取りを記録に残しましょう。メール、メッセージ、通話記録など、証拠になりうるものは全て保管してください。
* 専門家に相談する:弁護士や司法書士に相談することで、法的リスクを回避し、適切な対応ができます。
* 焦らず、冷静に対処する:感情的になることなく、冷静に状況を判断し、適切なステップを踏んでいきましょう。

専門家の視点

弁護士の視点から見ると、このケースは、賃貸契約と貸金契約の両面から問題が発生しています。賃貸契約に関しては、契約者のあなたは正当な理由で解約できますが、手続きを誤ると違約金が発生する可能性があります。貸金契約に関しては、貸付の事実と返済の約束を証明できれば、債権回収は可能です。しかし、彼が国外に逃亡した場合、回収は困難になります。そのため、早期に弁護士に相談し、適切な法的措置を取ることをお勧めします。

まとめ

同棲解消と借金問題は、複雑でストレスの多い問題です。しかし、適切な手続きと専門家のアドバイスを受けることで、解決できる可能性があります。焦らず、冷静に状況を判断し、一歩ずつ対応を進めていきましょう。

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