同居家族のための理想の間取り:52坪の住まいを快適にするためのアドバイス

同居。間取りのアドバイスお願いします☆ 只今地元工務店と間取りの打ち合わせ中です。やっと家族が納得できる間取りができました。たくさんの方がみて、使い勝手等問題ないでしょうか?同居ですがキッチン、風呂は共同。今も一緒に住んでおり、別にする必要性は感じておりません。私達家族は二階。二階にはトイレ、洗面台、私達家族用のリビングを作り、必ず皆がリビングを通って部屋に行く間取りと考えました。リビングがあるので私達夫婦の寝室は狭くていいのですが、子供が小さいうちは一緒に寝るんだからとアドバイスを受け10畳とりました。子供達娘(もはや3歳)息子(お腹)との部屋は二部屋で仕切ります。下は、LDKと義理父母の寝室、曾祖母の寝室です。車椅子でも大丈夫なように、トイレをもう少し広くする予定。リビングは曾祖母が過ごすので和室で入口が少し不便に見えますが、家族はいいそうです…計52.13坪 皆様この家に感じる事があれば教えてください

52坪の同居住宅間取り:家族構成と将来を見据えた設計レビュー

52.13坪という広さ、そして3世代同居という状況を考慮すると、非常にバランスの良い間取りを目指していることが伺えます。しかし、完成前に第三者の意見を聞くことで、より快適で、将来にわたって使い勝手の良い住まいを実現できる可能性があります。以下、間取り図がないため詳細な指摘はできませんが、いくつかのポイントを考慮して、具体的なアドバイスをさせていただきます。

1階:高齢者の生活動線を重視した設計

* 曾祖母の寝室とLDKの距離:曾祖母が車椅子を使用される可能性があることを考慮すると、寝室からLDK、トイレ、浴室へのアクセスがスムーズであることが重要です。和室リビングへの入口が不便とのことですが、具体的な動線を把握する必要があります。車椅子での移動を想定した幅や段差の有無を確認し、必要であればスロープや手すりの設置などを検討しましょう。車椅子対応トイレの広さについても、最低限の広さだけでなく、車椅子での旋回スペースや介助者のスペースも確保することをお勧めします。
* 義理父母の寝室の配置:義理父母の寝室の位置とLDK、浴室、トイレとの距離も確認しましょう。プライバシーを確保しつつ、必要な場所にスムーズにアクセスできる配置になっているかを確認してください。
* 収納スペースの確保:高齢者は、物が出し入れしやすい低い位置の収納が便利です。LDKや寝室に十分な収納スペースを確保し、収納方法についても工夫しましょう。

2階:子育て世代の生活動線を考慮した設計

* 家族専用リビングの役割:2階に家族だけのリビングを設けるのは、プライバシーを確保する上で非常に有効です。しかし、リビングを通らないと各部屋に行けない設計は、家族の交流を促進する一方で、どうしてもリビングを通らなければならない状況も発生する可能性があります。これは、家族構成や生活スタイルによってメリット・デメリットが変わるため、ご家族の生活スタイルを改めて確認し、本当にこの設計で問題ないか検討してみましょう。
* 子供部屋の将来性:お子様2人の部屋を仕切るという設計は、成長に合わせて柔軟に対応できる点で優れています。しかし、将来的に子供部屋を一つにまとめたり、逆にさらに分割する必要が出てくる可能性も考慮しておきましょう。壁の素材や間仕切り方法を工夫することで、将来的な変更に柔軟に対応できる設計にできます。
* 10畳の寝室:お子様と一緒の寝室を10畳とるのは、広々として快適でしょう。しかし、将来子供部屋が独立した際に、寝室をどのように使うかについても考えておくと良いでしょう。
* 収納スペースの確保:子供部屋には、おもちゃや衣類を収納するための十分な収納スペースが必要です。クローゼットだけでなく、オープンシェルフなども活用して、整理整頓しやすい環境を作ることを心がけましょう。

全体的なポイント

* 動線:全体的な動線をシミュレーションし、各部屋へのアクセスがスムーズであるかを確認しましょう。特に、高齢者や小さなお子さんにとって、段差や狭すぎる通路は大きな負担になります。
* 採光と通風:各部屋に十分な採光と通風を確保しましょう。自然光を取り入れることで、明るく快適な空間を演出できます。
* 収納:各階に十分な収納スペースを確保しましょう。収納不足は、生活空間を狭く見せるだけでなく、整理整頓の負担を増大させます。
* 将来を見据えた設計:高齢化や子供の成長など、将来的な変化を予測し、柔軟に対応できる設計にしましょう。間仕切り壁の位置や収納スペースの配置などを工夫することで、将来的な変更に容易に対応できます。
* 専門家の意見:設計図を専門家に見てもらうことで、より具体的なアドバイスや改善点を得られるでしょう。建築士やインテリアコーディネーターなどに相談することをお勧めします。

具体的な改善策と実践的なアドバイス

間取り図がないため具体的なアドバイスは難しいですが、以下のような点を検討してみてください。

* 和室リビングの入口:車椅子対応の引き戸にする、またはスロープを設置するなど、工夫が必要です。
* 階段の手すり:高齢者が安全に利用できるよう、しっかりとした手すりを設置しましょう。
* 廊下幅:車椅子がスムーズに通れるように、廊下の幅を広く確保しましょう。
* 照明:各部屋に適切な照明計画を立て、明るさと雰囲気を調整しましょう。
* 素材:床材や壁材など、素材選びにも工夫を凝らし、安全で快適な空間を作りましょう。

まとめ

3世代同居の住宅設計は、それぞれの世代のニーズをバランスよく満たすことが重要です。今回の間取りは、それぞれの世代のプライバシーを確保しつつ、家族間の交流も促進できるよう工夫されていると感じます。しかし、完成前に専門家の意見を聞き、細部まで検討することで、より快適で安全な住まいを実現できるでしょう。

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