同じマンション・アパート内で（完全な自己都合で）引越しした方いますか？例えば「1階の部屋にいたけど、5階の角部屋が空いたからそっちへ移った」とか。（近隣とのトラブルではなくて、明らかにジコチュー的な都合での移動）この場合って、やはり通常どおりの手数料（敷金・礼金・仲介手数料など）がかかるものでしょうか？
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同じ建物内での引越し：よくあるケースと費用
同じマンションやアパート内で部屋を替える、いわゆる「建物内引越し」は、意外と多いケースです。日当たりや眺望、階数、間取りなど、様々な理由で希望の部屋が空いた際に検討する方がいます。しかし、費用面や手続きについて不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、同じ建物内であっても、引越しは通常通りの手数料が発生することが一般的です。敷金、礼金、仲介手数料などが、改めて請求される可能性が高いと考えておきましょう。
かかる費用と手続きの詳細
具体的にどのような費用が発生するのか、見ていきましょう。
- 仲介手数料：不動産会社を介して契約する場合、通常は家賃の1ヶ月分程度の仲介手数料が発生します。建物内であっても、新しい賃貸契約を結ぶため、この手数料は免除されません。
- 敷金：新しい部屋への入居に際し、敷金が必要となるケースがほとんどです。前の部屋の敷金返還と、新しい部屋の敷金支払いが発生するため、一時的に多額の資金が必要になる可能性があります。
- 礼金：礼金が必要な物件の場合、こちらも新しい部屋への入居時に改めて支払う必要があります。礼金は家賃の1ヶ月分～2ヶ月分程度が一般的です。
- 更新料：既存の契約を更新するのではなく、新しい契約を結ぶため、更新料は発生しません。ただし、契約期間が変わる場合は、条件によって更新料が発生する場合もあります。
- 引越し費用：荷物の搬出・搬入にかかる費用は、距離が短くても発生します。荷物の量や階数によって費用は変動します。
これらの費用は、不動産会社との契約内容によって異なるため、必ず事前に不動産会社に確認することが重要です。
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建物内引越しのメリットとデメリット
建物内引越しは、メリットとデメリットを理解した上で判断することが大切です。
メリット
- 引っ越し作業が比較的容易：同じ建物内なので、荷物の移動距離が短く、引っ越し作業がスムーズに進みます。時間と費用を節約できる可能性があります。
- 近隣への負担が少ない：近隣住民への挨拶回りや騒音問題などの心配が少なく済みます。
- 環境の変化が少ない：住環境（近隣住民、周辺環境など）は大きく変わらないため、生活スタイルの変化に適応しやすいです。
デメリット
- 費用がかかる：前述の通り、仲介手数料、敷金、礼金などの費用が発生します。場合によっては、元の部屋の解約費用も発生する可能性があります。
- 手続きが煩雑：新しい部屋への入居手続き、前の部屋の解約手続きなど、複数の作業が必要になります。時間と手間がかかります。
- 希望する部屋が空いていない可能性：希望する条件の部屋が空いているとは限りません。空室状況を常に確認する必要があります。
専門家（不動産会社）の視点
不動産会社に相談することで、費用や手続きに関する正確な情報を取得できます。また、空室状況や希望条件に合う部屋の有無についてもアドバイスをもらえます。特に、複数の不動産会社に相談することで、より良い条件の部屋を見つけられる可能性が高まります。
具体的なアドバイス：建物内引越しを検討する際のチェックリスト
建物内引越しをスムーズに進めるためには、以下の点を事前に確認しましょう。
- 希望する部屋の空室状況を確認する：不動産会社に問い合わせ、空室状況を確認しましょう。
- 費用を明確にする：仲介手数料、敷金、礼金、引越し費用など、全ての費用を不動産会社に確認しましょう。見積もりを取ることが重要です。
- 契約内容をよく読む：新しい賃貸契約書の内容を丁寧に確認し、不明な点は不動産会社に質問しましょう。
- 引越しスケジュールを立てる：荷造り、搬出・搬入、手続きなど、具体的なスケジュールを立てましょう。
- 近隣への配慮：引っ越し作業中は、近隣住民への騒音や迷惑にならないように配慮しましょう。
まとめ：費用とメリット・デメリットを比較検討しよう
同じ建物内での引越しは、一見手軽に思えますが、通常通りの手数料が発生する可能性が高いことを理解しておきましょう。費用とメリット・デメリットを比較検討し、ご自身の状況に最適な判断をしてください。不動産会社への相談は、スムーズな手続きを進める上で非常に役立ちます。
