①新築より大規模改築がちょっと安いだけなら新築したほうがいいですか。
②大規模改築なら固定資産税はあがりませんか?面積は変えません。
③他人に言わせると、改築はやめろ、大工を儲けさせるだけだといいますが、そんなもんでしょうか。
④べた基礎にして、耐震もやるつもりでいますが、現代の耐震強度までいけますか?
新しい家はあったかいと聞きますし、設備もいいのであこがれますが、あまり小さい家も親戚なども集まる本家なのでとも思います。古民家再生的にやるとおしゃれかなとも思うのですが。改築の方、新築の方いろんな方から幅広い意見が聞きたいですのよろしくお願いします。2500万ぐらい改築にかけてもいいと思っているのですが・・・。
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築90年の古民家再生と新築、どちらを選ぶべきか?
90年もの歴史を持つ古民家の再生と新築、どちらを選ぶか迷うのは当然です。特に、思い出深い家であり、広さや雰囲気にも愛着がある場合は、決断が難しくなります。2500万円という予算、そして固定資産税の高騰も懸念材料ですね。 この質問にお答えするため、それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、最適な選択肢をご提案します。
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①新築より大規模改築がちょっと安いだけなら新築したほうがいいですか?
結論から言うと、改築費用が新築費用と僅差であれば、新築を選択する方が賢明な場合が多いです。
改築は、予想外のトラブルに見舞われるリスクが高いです。例えば、解体中に想定外の腐食やシロアリ被害が見つかり、追加費用が発生する可能性があります。また、古い建物の構造を把握するのは難しく、耐震補強に予想以上の費用がかかるケースも少なくありません。新築であれば、設計段階で全てを把握し、予算を正確に算出できます。
ただし、既存の建物の魅力(広さ、立地、雰囲気など)を活かしたい、そして歴史的価値や思い出を大切にしたいという強い思いがある場合は、改築も十分に検討する価値があります。
②大規模改築なら固定資産税はあがりませんか?面積は変えません。
面積を変えない大規模改築の場合でも、固定資産税は上がる可能性があります。 これは、建物の構造や設備の更新によって評価額が変わるためです。具体的には、耐震補強工事や断熱性能の向上など、建物の価値を高める改修は評価額を上昇させる要因となります。税務署に事前に相談し、改修内容と固定資産税の試算を行うことをお勧めします。
③他人に言わせると、改築はやめろ、大工を儲けさせるだけだといいますが、そんなもんでしょうか?
「改築はやめろ、大工を儲けさせるだけだ」という意見は、必ずしも間違ってはいません。しかし、全てがそうとは限りません。 適切な計画と信頼できる業者選びが重要です。
改築は、新築よりも工事が複雑で、専門的な知識と技術が必要になります。そのため、不適切な業者を選んでしまうと、追加費用が発生したり、工事が長引いたりする可能性があります。複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討することが大切です。また、設計士や建築士に相談し、適切な改修計画を立てることも重要です。
④べた基礎にして、耐震もやるつもりでいますが、現代の耐震強度までいけますか?
べた基礎と適切な耐震補強工事を行うことで、現代の耐震基準を満たすことは可能です。 ただし、既存建物の構造や地盤状況によっては、困難な場合もあります。専門家(建築士や構造設計士)に調査・診断を依頼し、実現可能性や必要な費用を事前に確認することが不可欠です。 古い建物の耐震補強は、新築よりも複雑で費用も高額になる傾向があります。
古民家再生の魅力と課題
古民家再生は、歴史的価値や個性的な空間を活かすことができる魅力的な選択肢です。しかし、以下の課題も認識しておきましょう。
* **高額な費用:** 既存建物の状態によっては、想定以上の費用がかかる可能性があります。
* **工期の長期化:** 新築に比べて工期が長くなる傾向があります。
* **専門家の選定が重要:** 古民家再生に精通した専門家を選ぶ必要があります。
新築のメリットとデメリット
新築は、最新の技術と設備を取り入れることができ、快適な住空間を手に入れることができます。 しかし、以下の点に注意が必要です。
* **高額な費用:** 土地代、建築費、諸費用など、多額の費用が必要です。
* **土地探し:** 希望する立地条件の土地を見つけるのが難しい場合があります。
* **デザインの自由度:** 設計段階で自由にデザインできますが、その分、計画に時間がかかります。
2500万円の予算で賢く選ぶために
2500万円という予算は、古民家再生と新築のどちらにも対応できる可能性があります。しかし、それぞれの費用を正確に見積もることが重要です。 複数の業者に見積もりを依頼し、比較検討しましょう。
また、固定資産税や維持管理費についても考慮する必要があります。 新築の場合、初期費用は高額ですが、維持管理費は比較的低く抑えられます。一方、古民家再生の場合は、初期費用は比較的低く抑えられる可能性がありますが、維持管理費は高くなる可能性があります。
最終的な判断は、ご自身の価値観やライフスタイル、そして家族の意見を総合的に考慮して行うべきです。
専門家への相談が重要
建築士や構造設計士、不動産業者など、複数の専門家に相談し、それぞれの意見を聞くことが重要です。 彼らは、建物の状態や予算、ライフスタイルなどを考慮した上で、最適な選択肢を提案してくれます。