古い畳の再生とDIYフローリングへの変更:空き家和室のリノベーション

古い畳について もうすぐ、親戚が立ててから10数年間誰も住んだことのない空き家に入居します。和室が2部屋あるんですが、そこの畳は色あせてますが見た目はきれいなんですが、よく見ると小さい穴がポツポツ空いています。掃除をするのに何回か入ったのですが、虫などは見ていません。最初は気にしていなかったんですが、だんだん気持ち悪くなってきました。この畳、どうしたらいいでしょうか。10数年間人が住まなかったら畳はダメになっていると考えた方がいいんでしょうか。虫がいるとしたら何か対処はありますか?もし畳を替えなければいけないんであれば、そんなお金ないので自分でフローリングにできないかなと思っています。8畳2間なので見栄えよりお金をとります。古い畳、よみがえらせることはできないでしょうか。補足回答ありがとうございます^^補足させてください。>maharunonoさん 表替えという言葉を始めて知りました!そういうこともできるんですね。虫食いが内部までいってなかったら、という場合ですね?>sonohigurasiminminさん バルサンなども考えましたが、この冬時期、成虫も見ないしどうなのかなぁと思ったんですが、今やっておけば春以降の虫の出に変化があるでしょうか。

10年以上放置された畳の状態と対処法

10年以上人が住んでいない空き家の畳は、経年劣化や虫害の可能性が高いです。質問者様のように、表面は綺麗に見えても、小さな穴が開いている、という状態は、虫食い被害の可能性を示唆しています。 畳表の小さな穴は、イグサを食べる虫(例えば、ヒメカツオブシムシの幼虫など)の食害によるものです。見た目以上に内部まで食害が進んでいる可能性もあります。

まず、畳を剥がして確認することが重要です。畳の縁を剥がして、畳表の裏側や畳床の状態を確認してみましょう。 もし、虫食い被害が表面的なものであれば、修復の可能性があります。しかし、畳床自体が腐食していたり、大量の虫の死骸などが発見された場合は、交換を検討する必要があります。

畳の修復方法:表替えと裏返し

畳の修復方法は大きく分けて「表替え」と「裏返し」があります。

  • 表替え:畳表(イグサの部分)だけを新しいものに交換する方法です。畳床の状態が良ければ、比較的安価で済ませることができ、畳の風合いを残せます。質問者様のように虫食いが内部まで達していない場合に有効です。表替えは専門業者に依頼するのが一般的ですが、DIYで挑戦する方もいます。ただし、技術と道具が必要になります。
  • 裏返し:畳表を裏返して使用する修復方法です。畳表の傷みが軽度で、裏側が比較的綺麗な場合に有効です。費用は表替えよりも安価ですが、使用できる期間は短くなります。

虫対策:バルサンの効果と注意点

冬期にバルサンを使用することの有効性については、成虫がいなくても、卵や幼虫は残っている可能性があります。冬に駆除することで、春以降の発生を抑える効果が期待できます。ただし、バルサンは効果が限定的である場合もあるため、畳の状況によっては、駆除後も虫食いが進行する可能性があります。バルサンを使用する際は、必ず使用方法をよく読んで、換気を十分に行いましょう。

DIYフローリングへの変更:費用対効果と注意点

8畳2間分の畳をフローリングにDIYで変更するのは、費用を抑えるためには有効な手段ですが、難易度が高い作業です。

DIYフローリングのメリットとデメリット

  • メリット:費用を抑えられる。自分の好きな素材やデザインを選べる。
  • デメリット:専門知識と技術が必要。作業に時間がかかる。失敗すると仕上がりが悪くなる可能性がある。下地処理が重要で、適切な処理をしないと、後々問題が発生する可能性がある。

DIYフローリングに必要なものと手順

DIYフローリングを行うには、以下のものが必要です。

  • フローリング材
  • 下地材(合板など)
  • 接着剤
  • 釘またはビス
  • 金槌またはインパクトドライバー
  • ノコギリ
  • レベル
  • その他の工具

手順としては、まず既存の畳を撤去し、下地処理を行います。その後、下地材を敷き、フローリング材を貼り付けていきます。 この作業は、専門知識と技術が必要なため、事前にDIYに関する動画や書籍などを参考に、十分な準備をしてから行いましょう。 また、作業中に怪我をしないよう、安全対策を万全に行うことが重要です。

専門業者への依頼:費用とメリット

DIYに自信がない、または時間がない場合は、専門業者に依頼することを検討しましょう。専門業者であれば、綺麗に、そして短期間で工事を完了させることができます。費用はDIYよりも高くなりますが、仕上がりの美しさや安心感、そして時間の節約を考えると、費用対効果は高いと言えるでしょう。

まとめ:最適な選択を

古い畳の処理方法は、畳の状態、予算、DIYスキルによって最適な方法が異なります。 まずは畳の状態を丁寧に確認し、表替え、裏返し、DIYフローリング、専門業者への依頼など、それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、ご自身にとって最適な方法を選択しましょう。 もし迷う場合は、畳の専門業者やリフォーム業者に相談してみるのも良いでしょう。

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