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古い照明器具の交換と角型引掛シーリング取り付けに関する疑問
30年前のライオンズマンションで、直結式の照明器具(東芝製FPH-8071KA)から角型引掛シーリングへの交換をご検討中とのこと。照明器具の交換に伴う、ボルト穴、配線位置、そして古い器具の再利用に関するご質問にお答えします。
1. ボルト穴は開いたままになる?
結論から言うと、角型引掛シーリングを取り付けた場合、元の直結式照明器具のボルト穴は開いたままになる可能性が高いです。角型引掛シーリングは、天井に直接ビスで固定するのではなく、シーリング本体に付属のビスと、天井の引掛シーリング受け金具を利用して取り付けます。そのため、元のボルト穴は使用しません。
ただし、穴が目立つのが気になる場合は、いくつかの対処法があります。
- パテで埋める:ホームセンターで売られているシーリング材(パテ)で穴を埋め、塗装すれば目立たなくなります。色合わせが重要なので、事前に少量購入してテストすることをお勧めします。
- カバーを取り付ける:穴を隠すための小さなカバープレートもホームセンターなどで販売されています。デザイン性の高いものもありますので、インテリアに合わせたものを選べば、むしろアクセントになるかもしれません。
- そのまま隠す:照明器具のカバーや、ダウンライトなど、穴を隠せるタイプの照明器具を選ぶことで、自然と目立たなくなります。
2. 配線位置は?
電線が部屋の中央から出ていない場合でも、角型引掛シーリングは取り付け可能です。ただし、配線の位置によっては、シーリングの取り付け位置を調整する必要があります。配線が壁際にある場合は、シーリングを壁際に寄せて取り付けたり、配線カバーを使って配線を隠す工夫が必要になるでしょう。
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無理に中央に合わせようとせず、配線位置を考慮して最適な取り付け位置を選んでください。配線作業は電気工事士の資格が必要な場合があるので、不安な場合は専門業者に依頼することをお勧めします。
3. 古い直結式照明器具は入手困難?
30年前の照明器具であるFPH-8071KAは、既に製造中止になっている可能性が高く、新品での入手は難しいでしょう。メーカーのウェブサイトや、中古市場などを探してみる価値はありますが、期待はしない方が良いかもしれません。
取り付けボルトの再利用に関しても、安全面を考慮すると、新しい角型引掛シーリングに付属の部品を使用することを強くお勧めします。古いボルトは経年劣化により強度が低下している可能性があり、安全な取り付けができないリスクがあります。無理に再利用することで、落下などの事故につながる可能性も否定できません。
専門家への相談と安全な作業
電気工事は専門知識と技術が必要な作業です。特に、古い建物での配線工事は、予期せぬ問題が発生する可能性があります。ご自身で作業を行うことに不安がある場合は、電気工事士などの専門業者に依頼することを強くお勧めします。安全で確実な作業を行うためには、専門家の助けを借りることが最も重要です。
専門業者に依頼するメリットは、安全な作業はもちろん、適切な器具の選定や、配線に関するアドバイスなども得られることです。費用はかかりますが、安全と安心を確保するためには、費用対効果が高い投資と言えるでしょう。
インテリアとの調和
照明器具の交換は、お部屋の雰囲気を大きく変えるチャンスです。新しい照明器具を選ぶ際には、お部屋のインテリアスタイルや、全体のカラーバランスを考慮しましょう。例えば、アイボリー色の壁や家具が多いお部屋には、アイボリー系の優しい色の照明器具が良く合います。逆に、モダンなインテリアには、スタイリッシュなデザインの照明器具を選ぶと良いでしょう。
照明器具は、単なる機能的なものだけでなく、インテリアの一部として重要な役割を果たします。色やデザイン、素材など、様々な要素を考慮して、お部屋にぴったりの照明器具を選び、快適で素敵な空間を演出しましょう。
まとめ
古い照明器具の交換は、安全面とインテリアの両面から慎重に進める必要があります。専門家のアドバイスを参考に、安全で快適な空間を実現してください。