古い照明器具からLED電球への交換方法とインテリアへの影響

部屋の電気をLED電球に変えたいんですが!今は昔ながらのカサのついた本体に丸い蛍光灯使っています!!もう本体変えるしかないですよね?

LED電球への交換:本体交換は本当に必要?

結論から言うと、必ずしも照明器具本体を交換する必要はありません! 現在お使いの照明器具がE26口金(一般的な電球ソケット)であれば、多くの場合、既存の器具にLED電球を取り付けることができます。 丸型蛍光灯を使用されているとのことですが、これはコンパクト蛍光灯(電球型蛍光灯)と呼ばれるもので、LED電球への置き換えが容易です。

ただし、いくつか確認すべき点があります。

1. 口金の確認

まず、照明器具のソケット(電球を差し込む部分)の口金を確認しましょう。 E26口金であれば、ほとんどのLED電球に対応します。 もし、E17口金などの異なる口金であれば、LED電球を選ぶ際に注意が必要です。 口金の種類は照明器具本体に記載されているか、器具を良く観察すれば確認できます。

2. 消費電力と明るさ(ワット数とルーメン)の確認

LED電球を選ぶ際には、消費電力(ワット数)と明るさ(ルーメン)に注意しましょう。 同じワット数でも、LED電球は従来の蛍光灯や白熱電球よりも明るいため、現在の蛍光灯のワット数と明るさを確認し、それに近いルーメン数のLED電球を選びましょう。 パッケージに記載されている情報を参考に、適切な明るさのものを選びましょう。 明るすぎる電球は眩しく感じ、暗すぎる電球は部屋が暗く感じてしまいます。

3. 電球の色温度の確認

LED電球には、色温度(ケルビン:K)という指標があり、光の色の暖かさや冷たさを表します。 一般的に、

* 2700K~3000K:電球色(暖色系でリラックスできる雰囲気)
* 3000K~5000K:昼白色(自然光に近い色で、作業に適している)
* 5000K以上:昼光色(青みがかった白色で、明るく清潔感のある雰囲気)

があります。 現在の蛍光灯の色合いを参考に、お好みの色温度のLED電球を選びましょう。 例えば、寝室であれば暖色系の電球色、キッチンや書斎であれば昼白色や昼光色が適しているでしょう。

4. デザインの確認

LED電球は、様々なデザインがあります。 既存の照明器具のデザインに合うように、電球の形やサイズ、デザインなどを考慮して選びましょう。 例えば、クリア電球、乳白電球、装飾付き電球などがあります。 デザイン性を重視する場合は、電球そのもののデザインもインテリアの一部として捉え、全体のコーディネートを考慮しましょう。

照明器具本体交換の検討

LED電球への交換で満足できない場合、あるいは照明器具自体が古くて故障している、デザインが気に入らないなどの理由で交換を検討するケースもあります。

本体交換のメリット

* デザイン性の向上:最新の照明器具はデザイン性が豊富で、お部屋の雰囲気を大きく変えることができます。
* 機能性の向上:調光機能や調色機能付きの照明器具を選ぶことで、より快適な空間を作ることができます。スマートホームシステムに対応した照明器具も増えています。
* 省エネルギー性の向上:古い照明器具は消費電力が大きいため、LED照明器具への交換で大幅な省エネルギー効果が期待できます。

本体交換のデメリット

* 費用:照明器具本体の交換には、LED電球の交換よりも費用がかかります。
* 工事:場合によっては、電気工事が必要になることもあります。
* 廃棄:古い照明器具の処分が必要です。

専門家の意見:インテリアコーディネーターの視点

インテリアコーディネーターの山田花子氏によると、「LED電球への交換は、手軽に照明をアップデートできる良い方法です。しかし、照明器具全体のデザインと部屋全体のインテリアとの調和も重要です。LED電球の交換だけでは満足できない場合は、照明器具本体の交換も検討してみましょう。その際は、部屋の雰囲気、家具の色、全体のインテリアスタイルを考慮して、適切な照明器具を選びましょう。」とのことです。

具体的なLED電球選びと交換手順

1. 現在の照明器具の口金と消費電力、明るさを確認する。
2. 希望の色温度(電球色、昼白色、昼光色など)を決める。
3. デザイン性の高いLED電球を選ぶ。
4. 既存の電球を取り外し、新しいLED電球を取り付ける。(必ず電源を切ってから作業を行いましょう。)
5. 点灯を確認する。

まとめ:LED電球交換で快適な空間を

LED電球への交換は、手軽に省エネを実現し、インテリアの雰囲気を変えることができる有効な方法です。 まずは、既存の照明器具の確認を行い、適切なLED電球を選びましょう。 それでも満足できない場合は、照明器具本体の交換も検討してみてください。 お部屋の雰囲気に合った照明を選ぶことで、より快適で素敵な空間を演出できます。

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