古い家の耐震リフォームでLAN配線が未接続！費用負担は？

古い家の耐震リフォームで１F部分の3部屋を壁、天井、収納を解体し３月上旬に受渡が完了しました。一括納金後気づいたのですが新規で壁につけたLAN差込口はLAN配管のみで配線がきてません！打合せと違うのですが・・知り合いの建築業者（個人経営Sさん）に一軒家１F 3/5部分のリフォームを依頼しました。施工前の打合せでコンセント系の配線図は用意されず「コンセントを増やしたいとこは図面に描いてくれればいいから」といわれ、私がかいたものを渡すとそれをそのままコピーして現場で電器やに指示してました。Sさんにコンセントの話で図面を渡す際「ここにテレビ、BSのアンテナがきてますのでプラスして双方向性サービスができるようにしたいので、LANケーブルを差しこむだけで使えるものを付けてください。図面にはLAN、テレビ、BS、ACと書いてます」と依頼。他の希望も伝え、その後電器店からでた見積もりを持参されました。結果、LAN配線を希望すると作業をするための点検口が必要なので予算面から１部屋を諦め、点検口を設けずに配線が可能な２部屋につけてもらうことになりました。会話上ではLAN設置について理解されてたようでしたが、経験不足だったようで電気屋さんを呼んでもらって何がつくかカタログなどで確認すべきでした。床やクロスは以外もカタログはなく、インターホンは何がつくのかもわかりませんでした。（Sさんはこれ関しても「電気屋さんに安くて無難なのを発注してもらってる。カタログはもってくるように頼んであるから」というばかり…）受渡後、LAN差込口が凸の形ではなく、トンネルのような丸みがあるカバーでした。ケーブルを差込んでも手応えがなかったのでどうすれば繋がるのかきくと「これはNTTを呼ばないとLANは繋がらないんだよね？」と電気屋にきいて「あとはLANを通すだけだけど通常NTTの仕事だからね。現状は、LANを通す配管のみ通ってるから。（見積もりをみて）ここに配管工事と記してあるけど配線工事とはなってなかったからね。」といわれました。NTTはリフォーム中に電話の位置の変更で設定こられ３万を支払いました。「その段階でわかっていたことだし一緒にやってもらえたのでは？（という疑問でいっぱいで）ではまた３万かかるんですか！？」というと電気屋と相談し始め「電気やさんができるみたいだから。(電気屋に)じゃあ見積もりだしてあげて」と言ってました。リフォーム代は大金で既に一括納金しているので、お金も余裕がなく…私にとってはシビアな問題です。この流れでも施主がお金を支払うべきでしょうか？基本、配線はNTTの管轄で別料金でやってもらうものですか？家の場合、素人では難しいと言われました。

Contents

1 リフォームにおけるLAN配線工事のトラブル：契約内容と責任の所在
- 1.1 契約内容の確認が不可欠
2 LAN配線工事：NTTの役割と業者の責任
3 追加費用負担の判断：契約内容と善意の範囲
- 3.1 専門家の意見：弁護士や建築士に相談
4 施主様ができること：今後の対応
5 LAN配線のDIYは可能？
6 まとめ

リフォームにおけるLAN配線工事のトラブル：契約内容と責任の所在

今回のケースは、リフォーム工事におけるコミュニケーション不足と契約内容の曖昧さが招いたトラブルです。施主様はLAN配線工事の必要性を伝え、業者はそれを承諾したものの、具体的な工事内容や費用について十分な説明や確認がなされていなかったことが問題です。結果、LAN配管のみの設置となり、追加費用が発生する事態となりました。

契約内容の確認が不可欠

リフォーム工事では、事前に詳細な打ち合わせと契約書の作成が不可欠です。特に電気工事のような専門性の高い工事については、図面を用いて具体的な工事内容、使用する資材、費用などを明確に記載する必要があります。今回のケースでは、図面は作成されたものの、LAN配線工事の内容が「配管工事」としか記載されておらず、具体的な配線工事まで含まれていなかった点が問題です。

契約書に工事内容を詳細に記載する：図面と合わせて、LAN配線工事についても「配管工事」だけでなく、「配線工事」を含めるべきでした。使用するケーブルの種類、接続方法なども明記することで、後々のトラブルを予防できます。
見積書を丁寧に確認する：見積書には、各工事項目とその費用が明確に記載されている必要があります。今回のケースでは、「配管工事」と「配線工事」が区別されておらず、費用に含まれていなかった可能性があります。見積書を丁寧に確認し、不明な点は業者に質問することが重要です。
複数の業者に見積もりを取る：複数の業者に見積もりを依頼することで、価格や工事内容を比較検討できます。また、業者間の相見積もりを取ることで、より適正な価格で工事を行うことができます。

LAN配線工事：NTTの役割と業者の責任

LAN配線工事は、大きく分けて「配管工事」と「配線工事」の2つの段階があります。配管工事は、LANケーブルを通すための管を壁の中に設置する工事で、リフォーム業者や電気工事業者が行います。一方、配線工事は、LANケーブルを配管に通し、機器に接続する工事です。これは、一般的にNTTなどの通信事業者が行います。ただし、リフォーム工事の一環として、業者によっては配線工事も請け負う場合があります。

今回のケースでは、リフォーム業者が配管工事は行ったものの、配線工事は行っていません。これは、契約内容に配線工事まで含まれていなかった可能性が高いです。しかし、施主様はLANケーブルを差し込むだけで使える状態を期待していたため、業者の説明不足も問題です。

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業者の責任：契約内容に基づく

業者の責任は、契約内容に基づいて判断されます。契約書や見積書にLAN配線工事（配線工事を含む）が明記されている場合は、業者は配線工事まで責任を負う必要があります。しかし、契約書に配管工事のみが記載されている場合は、配線工事は施主様の負担となる可能性が高いです。

NTTの役割：回線接続と保守

NTTなどの通信事業者は、回線の接続と保守を担当します。今回のケースでNTTに3万円を支払ったのは、電話回線の移設工事です。LAN配線工事は、NTTのサービスとは別のものであり、別途費用が発生します。

追加費用負担の判断：契約内容と善意の範囲

追加費用を誰が負担するかは、契約内容と業者の善意の範囲によって判断されます。契約書にLAN配線工事（配線工事を含む）が明記されていれば、業者が追加費用を負担すべきです。しかし、契約書に配管工事のみが記載されている場合でも、業者が善意で配線工事を行う可能性はあります。

今回のケースでは、業者は「赤字になる位、見積り以上のサービスしてる」と述べていますが、これはあくまで業者の主張であり、契約内容に基づいて判断されるべきです。

専門家の意見：弁護士や建築士に相談

もし、追加費用負担について業者と意見が合わない場合は、弁護士や建築士などの専門家に相談することをお勧めします。専門家は、契約内容を精査し、適切な解決策を提案してくれます。

施主様ができること：今後の対応

今回のトラブルを教訓に、今後のリフォーム工事では以下の点に注意しましょう。

詳細な打ち合わせと契約書の作成：工事内容、費用、スケジュールなどを明確に記載した契約書を作成しましょう。
図面の確認：図面を丁寧に確認し、不明な点は業者に質問しましょう。
見積書の確認：見積書を丁寧に確認し、各工事項目とその費用を理解しましょう。
複数の業者に見積もりを取る：複数の業者に見積もりを取ることで、価格や工事内容を比較検討できます。
専門家の相談：トラブルが発生した場合は、弁護士や建築士などの専門家に相談しましょう。

LAN配線のDIYは可能？

ご質問にあるように、配管にLANケーブルを通し、埋込式のLANコネクタを取り付ける作業は、ある程度のDIYスキルがあれば可能です。しかし、電気工事に関する知識や経験がない場合は、感電や火災の危険性があるため、専門業者に依頼することを強くお勧めします。

もし、DIYに挑戦する場合は、事前に十分な知識と技術を習得し、安全に配慮して作業を行う必要があります。

まとめ

今回のケースは、リフォーム工事におけるコミュニケーション不足と契約内容の曖昧さが招いたトラブルです。このようなトラブルを避けるためには、事前に詳細な打ち合わせと契約書の作成、見積書の確認が不可欠です。また、不明な点があれば、すぐに業者に質問することが重要です。