古い家の繊維壁(綿壁)リフォーム|費用とDIY方法を徹底解説

古い一軒家のリフォームで質問です。古い家で、壁に繊維壁(小さなラメが入る土状のもので爪などでこするとボロボロ落ちるような材質)を使用しています。これを白色にリフォームしたいのですが、どのような方法があり、平米いくら位見込んでおけば良いでしょうか?また、「そんなのホームセンターでこれ買ってくれば素人でも簡単にできるよ」という方法がありましたら教えてください。あまり仕上がり状態にこだわりはありません(見栄えより安さ重視)よろしくお願いします。補足プロの方のアドバイス、ありがとうございます。アサヒペンの壁紙おさえという商品がありましたのでそれを買ってDIYで挑戦してみようと思います。床などに貼るビニール状の養生シートも安くありました。仕上げは珪藻土壁材もいいかなと思ったのですが、素人がやるには水性ペンキの方が早く簡単に見栄えがでますでしょうか?結構な面積があるので土壁材は大変かな・・・

繊維壁(綿壁)のリフォーム方法と費用

古い一軒家の繊維壁(綿壁)のリフォームは、下地処理が重要です。ボロボロと落ちる材質のため、そのままペンキを塗っても剥がれてしまう可能性が高いです。そのため、適切な下地処理を行い、その後、仕上げ材を塗布する必要があります。

リフォーム方法としては、大きく分けて以下の3つの方法があります。

1. 壁紙の上張り

最も手軽で費用を抑えられる方法です。既存の繊維壁の上に直接、新しい壁紙を貼る方法です。下地処理として、壁の汚れや剥がれやすい部分を補修し、壁紙用の接着剤を使用することで、比較的簡単にリフォームできます。

* メリット:費用が安く、DIYでも比較的容易。
* デメリット:既存の壁の凹凸が壁紙に影響する場合がある。下地処理が不十分だと剥がれやすい。

2. 塗り壁

既存の繊維壁を剥がして下地処理を行い、その上にペンキや珪藻土などの塗り壁材を塗る方法です。仕上がりが綺麗で、デザイン性も高くできます。しかし、下地処理に手間と時間がかかり、費用も高くなります。

* メリット:仕上がりが綺麗で、デザイン性の高い壁にできる。
* デメリット:下地処理に手間がかかり、費用も高くなる。DIYの場合、仕上がりにムラが出やすい可能性がある。

3. 石膏ボードの張り替え

最も手間と費用がかかりますが、最も確実な方法です。既存の繊維壁を完全に撤去し、石膏ボードを張り替える方法です。下地処理が完璧に行えるため、仕上がりが綺麗で、耐久性も高いです。

* メリット:耐久性が高く、仕上がりが綺麗。将来的なリフォームにも対応しやすい。
* デメリット:費用が高く、作業時間もかかる。DIYでは難しい。

費用について

リフォーム費用は、使用する材料や方法、面積によって大きく異なります。

* 壁紙の上張り:㎡あたり1,000円~3,000円程度(材料費+施工費)
* 塗り壁(ペンキ):㎡あたり2,000円~5,000円程度(材料費+施工費)
* 塗り壁(珪藻土):㎡あたり3,000円~8,000円程度(材料費+施工費)
* 石膏ボード張り替え:㎡あたり5,000円~10,000円程度(材料費+施工費)

上記はあくまで目安であり、実際の費用は現場の状況によって変動します。複数の業者に見積もりを取って比較することをおすすめします。

DIYでリフォームする場合

DIYでリフォームする場合は、壁紙の上張りが最も現実的です。アサヒペンの壁紙おさえを使用するとのことですが、これは下地処理に役立ちます。

DIYリフォーム手順

1. 下地処理:繊維壁の剥がれやすい部分を丁寧に除去し、アサヒペンの壁紙おさえなどで補強します。
2. 養生:床や家具にビニールシートなどを敷いて養生します。
3. 壁紙貼り:壁紙を貼る前に、壁に糊を塗り、壁紙を丁寧に貼っていきます。気泡が入らないように注意しましょう。
4. 仕上げ:余分な壁紙をカッターで切り、きれいに仕上げます。

DIYで注意すべき点

* 下地処理の徹底:下地処理が不十分だと、壁紙が剥がれたり、仕上がりが悪くなったりします。
* 工具の準備:ヘラ、カッター、ローラーなど、必要な工具を揃えておきましょう。
* 時間と体力:広い面積だと、予想以上に時間がかかります。体力に自信がない場合は、プロに依頼することを検討しましょう。
* 安全対策:作業中は、必ず安全メガネやマスクを着用しましょう。

水性ペンキと珪藻土、どちらが簡単?

素人が行う場合、水性ペンキの方が珪藻土よりも簡単です。珪藻土は、水で練って塗るため、ムラなく仕上げるには技術と経験が必要です。水性ペンキは、比較的簡単に塗ることができ、乾燥時間も短いです。ただし、下地処理はどちらも重要です。

専門家のアドバイス

古い家のリフォームは、専門家のアドバイスを受けることが重要です。特に、繊維壁のような特殊な壁材の場合は、適切な下地処理やリフォーム方法を熟知しているプロに相談することをおすすめします。

まとめ

繊維壁のリフォームは、費用と手間を考慮して最適な方法を選択することが重要です。DIYに挑戦する場合は、下地処理をしっかり行い、安全に作業を進めましょう。仕上がりにこだわりがない場合は、壁紙の上張りが最も手軽で費用を抑えられます。しかし、仕上がりの美しさや耐久性を重視する場合は、プロに依頼することを検討しましょう。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)