古い家の湿気対策:除湿機の効果と夏の過ごし方

湿気、除湿について質問致します!! 家が古く部屋の湿気がすごいので除湿機を買いました。クーラーは予算的に買えませんでした。 SHARPのCV-C100のプラズマクラスター搭載の除湿機を買いました。 いざ使いまして、つけっぱなして二時間放置してみて、部屋に入るとカラッとしてるのかと思いきやモアモアに温度が上がってました。 確かに温度が上がるとは説明書にも書いてありましたし、水も貯まってますが、本当に部屋の湿気は除湿されてるのでしょうか? なんか温度が上がりさらにムシムシになっていて、これからの6月7月8月は使えば気温が高いのに湿気もカビもさらに増えるのではないかと思わされちゃいました。 四万もしたのに… 8月とかに窓閉めきって除湿機回したらサウナ状態になりそう… SHARPの除湿機に詳しい方回答よろしくお願いいたします!!

除湿機使用後の「モワモワ感」の原因と効果の確認方法

SHARP CV-C100を使用後、部屋がモワモワして暑く感じられたとのこと、ご心配ですね。確かに除湿機は運転時に熱を発生させ、室温が上昇します。これは除湿機の仕組み上避けられない現象です。 しかし、だからといって除湿効果がないわけではありません。

除湿効果の確認方法はいくつかあります。

  • 窓の結露の確認: 除湿機を使用する前と後で、窓の結露の有無や量に変化があったか確認してみましょう。結露が減っている、もしくはなくなっていれば、除湿効果は出ています。
  • 湿度計の活用: 湿度計で除湿前後の湿度を測定することで、数値で除湿効果を確認できます。デジタル湿度計は正確な数値を表示してくれるのでおすすめです。 湿度が下がっていれば、除湿効果は出ています。
  • 衣類の乾燥具合: 湿った衣類を部屋に干しておき、除湿機使用前後の乾燥具合を比較してみましょう。早く乾いていれば除湿効果が出ている証拠です。
  • 室内の匂いの変化: 湿気によって生じていたカビ臭などが軽減されていれば、除湿効果が出ていると考えられます。

これらの方法で、除湿機がちゃんと機能しているか確認してみましょう。水タンクに水が溜まっていることは、除湿機が湿気を吸い取っている証拠です。室温上昇は気になりますが、湿度が下がっていれば除湿効果は出ていると考えて良いでしょう。

古い家の湿気対策:除湿機以外の対策

除湿機だけで湿気対策を行うのは、特に古い家では難しい場合があります。 CV-C100はコンパクトタイプなので、広い部屋では能力が不足している可能性も考えられます。 そこで、除湿機と併用することで効果を高める対策をいくつかご紹介します。

換気

  • 窓の開閉: 天気の良い日には、窓を開けて十分な換気を行いましょう。朝晩の涼しい時間帯に窓を開けるのが効果的です。風通しの良い時間帯を選んで換気することで、室内の湿気を外に逃がすことができます。
  • 換気扇の活用: キッチンや浴室の換気扇を定期的に使用することで、湿気の溜まりやすい場所の換気を促進できます。特に調理後や入浴後は、換気扇を長時間稼働させることをおすすめします。
  • 24時間換気システムの確認: もしお住まいに24時間換気システムが設置されている場合は、それが適切に機能しているか確認しましょう。フィルターの掃除やメンテナンスが必要な場合があります。

湿気対策グッズの活用

  • 除湿剤: クローゼットや押入れなど、湿気がこもりやすい場所に除湿剤を置いておきましょう。様々なタイプがあるので、場所や好みに合わせて選びましょう。
  • 調湿建材: リフォームを検討する余裕があれば、調湿効果のある建材を使用することで、根本的な湿気対策を行うことができます。珪藻土や漆喰などは、優れた調湿効果を持つ素材として知られています。
  • 空気清浄機: 空気清浄機の中には、除湿機能が搭載されているものもあります。除湿機と併用することで、より効果的な湿気対策が期待できます。

家の構造的な問題への対処

古い家では、建物の構造自体に湿気がこもりやすい原因がある場合があります。

  • 雨漏りのチェック: 雨漏りが発生している場合は、早急に修理が必要です。雨漏りは建物の腐食やカビの発生につながるため、放置しないことが重要です。
  • 基礎の断熱: 基礎部分の断熱が不十分な場合、湿気が侵入しやすくなります。基礎断熱リフォームを検討するのも有効な手段です。
  • 通気性の確保: 建物の通気性が悪いと湿気がこもりやすくなります。床下や壁内の通気性を確保するためのリフォームも有効です。

夏の暑さと湿気対策

夏場は、室温上昇と湿気の両方を考慮した対策が必要です。

  • 遮光カーテン: 直射日光を遮ることで、室温の上昇を抑えることができます。遮光カーテンやブラインドなどを活用しましょう。
  • 扇風機: 除湿機と併用して扇風機を使用することで、空気の循環を促し、不快感を軽減できます。風向きを調整することで、より効果的に湿気を逃がすことができます。
  • エアコンの導入: 予算が許すのであれば、エアコンの導入を検討しましょう。エアコンは除湿機能も備えているため、最も効果的な湿気対策となります。
  • グリーンカーテン: 窓際に植物を植えてグリーンカーテンを作ることで、日差しを遮り、室温の上昇を抑えることができます。ゴーヤや朝顔などがおすすめです。

専門家への相談

湿気対策に悩んでいる場合は、専門家への相談も有効です。

  • 建築士: 建物の構造的な問題点や、適切なリフォーム方法についてアドバイスをもらえます。
  • 不動産会社: 古い家の湿気対策に関する知識や経験が豊富な不動産会社もあります。
  • 害虫駆除業者: カビやダニなどの害虫が発生している場合は、害虫駆除業者に相談しましょう。

まとめ

古い家の湿気対策は、除湿機だけを頼るのではなく、換気、湿気対策グッズ、家の構造的な問題への対処など、多角的なアプローチが必要です。 SHARP CV-C100は、部屋の広さや湿気量によっては能力が不足している可能性もあります。 状況に応じて、追加の対策を検討し、快適な住環境を手に入れましょう。 夏場の暑さ対策も忘れずに行い、健康的な生活を送ってください。

ネットで買うなら?いろのくにのおすすめインテリア(PR)