古い家の湿気対策!除湿機選びと効果的な活用方法

除湿機について教えてください。立地等の状態で日当たりも悪く一年中湿気の多い古い家で、夏場でも数日拭き掃除をしないとカビが生えます。しばらく度留守にして窓を開けない日があったときは部屋中にカビが・・・ 除湿機等で解消できるものであればと思い、いろいろ調べています。そもそも除湿機で解決するのでしょうか? ある程度改善できるのであれば、24H使用しても電気代にやさしいもの(24H使用するとどのくらい電気代がかかるのでしょうか?)、併せて洗濯物の部屋干し対応にも優れているもの、お手入れ等もしやすいものを探しています。お勧めのものがあれば教えてください! 補足 ちなみに、部屋は4畳(和室)+6畳+3-4畳の洋室+2.5畳のフロアです。

除湿機で湿気問題は解決できる?

結論から言うと、除湿機は古い家の湿気問題をある程度改善するのに役立ちます。ただし、完全に解決できるとは限りません。 日当たりが悪く、構造的に湿気がこもりやすい古い家では、除湿機に加えて、他の対策と組み合わせる必要があるケースが多いです。 窓の結露対策、換気方法の見直し、家の基礎部分からの湿気対策など、総合的なアプローチが重要です。

除湿機は、空気中の水分を吸い取ってくれるので、カビの発生を抑え、快適な湿度を保つのに効果的です。特に、質問者様のように、数日家を空けただけでカビが発生するような状況では、除湿機の導入は有効な手段と言えるでしょう。

24時間使用時の電気代は?

除湿機の電気代は、機種によって大きく異なります。消費電力(W)が低い機種ほど電気代は安くなります。 一般的に、1時間あたりの電気代は、消費電力(W)×電気料金(円/kWh)÷1000で計算できます。 例えば、消費電力500Wの除湿機を1時間使用した場合、電気料金が30円/kWhだとすると、電気代は約15円になります。

24時間使用した場合の電気代は、1日あたり約360円となります。(500W×24時間×30円/kWh÷1000) これはあくまで目安で、実際の電気代は使用状況や電気料金プランによって変動します。

省エネ性能の高い機種を選ぶことが重要です。最近は、「ecoモード」「自動運転」機能を搭載した省エネタイプの除湿機が多く販売されています。これらの機能を活用することで、電気代を抑えることができます。

洗濯物部屋干しにも最適な除湿機

部屋干しに対応した除湿機を選ぶことも重要です。 「衣類乾燥機能」が付いている機種は、洗濯物を効率よく乾燥させることができます。 また、「送風機能」で湿気を飛ばすことで、乾燥時間を短縮し、生乾き臭を防ぐ効果も期待できます。

お手入れがしやすい除湿機を選ぶポイント

除湿機は、定期的なお手入れが必要です。 お手入れがしやすい機種を選ぶことで、長く清潔に使い続けることができます。 以下の点をチェックしましょう。

  • タンクの容量:タンク容量が大きいと、頻繁に水を捨てる必要がなく便利です。
  • フィルターの掃除のしやすさ:フィルターが簡単に取り外せるか確認しましょう。水洗いできるフィルターが理想的です。
  • 乾燥機能:除湿機内部を乾燥させる機能があれば、カビの発生を抑えられます。

おすすめの除湿機

具体的な機種名は、市場の状況や価格変動によって変わるため、ここではおすすめ選び方のポイントを説明します。

  • 部屋の広さに合った容量:質問者様の部屋の広さは約15畳程度です。この広さに対して適切な除湿能力(除湿量)を持つ機種を選びましょう。目安として、10畳以上の部屋には、1日あたりの除湿量が10L以上の機種がおすすめです。
  • 消費電力:省エネ性能の高い機種を選びましょう。消費電力が低いほど電気代を抑えられます。
  • 機能:衣類乾燥機能、自動運転機能、湿度センサーなど、必要な機能が付いているか確認しましょう。
  • お手入れのしやすさ:タンク容量、フィルターの掃除のしやすさなどを確認しましょう。
  • 価格:予算に合わせて機種を選びましょう。機能と価格のバランスを考えて選ぶことが重要です。

専門家(インテリアコーディネーター)の視点

インテリアコーディネーターの視点から見ると、除湿機は単なる家電ではなく、快適な住空間を作るための重要なインテリアアイテムです。 デザイン性の高い除湿機を選ぶことで、お部屋の雰囲気を損なうことなく、湿気対策を行うことができます。 また、除湿機を置く場所も考慮し、インテリア全体のバランスを考えて配置しましょう。 例えば、目立たない場所に置く、もしくは、お部屋のインテリアに合わせたカラーやデザインの除湿機を選ぶなど工夫することで、より快適で美しい空間を実現できます。

その他、湿気対策

除湿機だけでなく、以下の対策も併用することで、より効果的な湿気対策ができます。

  • 換気:こまめな換気は湿気対策の基本です。窓を開けて自然換気を行うか、換気扇を使用しましょう。
  • 窓の結露対策:窓に結露が発生しやすい場合は、断熱シートなどを貼ることで結露を抑制できます。
  • 除湿剤:クローゼットや押入れなどに除湿剤を置くことで、湿気を吸収できます。
  • 湿度計:湿度計を使って、お部屋の湿度を確認しましょう。適切な湿度を保つことが重要です。

まとめ

古い家の湿気対策は、除湿機だけで完結するとは限りません。 しかし、適切な除湿機を選ぶことで、カビの発生を抑え、快適な住空間を実現できるでしょう。 本記事で紹介したポイントを参考に、ご自身の状況に合った除湿機を選び、他の湿気対策と組み合わせることで、より効果的な対策を行ってください。

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