古いビルのトイレ水漏れと責任:大家、テナント、そしてトイレ掃除

うちの会社の下の部屋で水漏れが発生、原因は私がトイレ掃除をした時に撒く水でした。うちの会社が入っているビルは、「開ける」ボタンしかないエレベーターと浴槽のように排水溝があり大昔の一段高くなっている和式のトイレの古いビルです。事務所自体は風呂がない普通の部屋で今時のビルのような設備は整っていず、排水溝はどぶのような匂いで充満して詰まります。トイレを使用するのは、社長と私。ほぼ毎日社長が会社でう○こをし、ひどい時は数回、便器の周りにカスが飛び散って日にちが経つとう○こ便器に貼りつきカビカビになります。運良くトイレは排水溝があるので、こすっても取れない時は洗剤をいっぱいつけてバケツの水でじゃーじゃー流します。おまけに何年も前からトイレの排水溝が何年も前から詰まっていて、みずでタイルを洗うと詰まってプチ洪水になります。調べに来た業者さんは、排水溝のつまりが原因というよりタイル下の防水加工がすでに駄目になっていてそこから漏れるので水洗いはしないで水ぶきをしろと言います。そのアドバイスに私はむっときて、「他人のう○この汚れをふき取れなんて無理です!」本当はそう言いたかったのですが、社長がいるので「ふき取るだけじゃ和式便器の汚れは落ちない。水で洗い流すしかない。」と遠まわしに言いました。それを聞いた大家さんが、いい機会だから洋式にリフォームするかと言いました。その後、業者と話したら結局リフォームするとお金がかかるので、今回は軽く防水コーティングだけして様子を見ると言うことになりました。他人のう○こをふき取るのだけは嫌なので、これからもトイレ掃除はバケツの水を使用するつもりです。①万が一、水漏れした場合は私が弁償する事になるのでしょうか?通常は大家さんが保険に入っていてその保険でカバーすると思いますがどうでしょうか、そういった事に詳しい方教えてください。②何十年も経った古い部屋をきちんとリフォームしない大家がいけない気がしますがどうでしょうか?洋式が無理なら、タイルをはがして綺麗に防水加工を施すべきだと思います。私の考えは間違っていますか?

トイレ水漏れと責任の所在

古いビルのトイレで発生した水漏れ問題、そしてその責任の所在について詳しく見ていきましょう。質問者様のお気持ち、そして状況を踏まえ、具体的な解決策と今後の対策を提案します。

①水漏れした場合の弁償責任

まず、重要なのは水漏れの原因です。現状では、排水溝の詰まりとタイル下の防水不良が指摘されています。質問者様がトイレ掃除でバケツの水を使用することが直接的な原因であると断定できるかどうかがポイントです。

* **排水溝の詰まりが主原因の場合:** 長年の詰まりが原因で、質問者様の清掃行為がトリガーになったとしても、根本原因は建物の老朽化と適切なメンテナンス不足です。この場合、大家側に責任が大きく、弁償責任を負う可能性が高いです。大家の建物管理責任が問われます。
* **防水不良が主原因の場合:** タイル下の防水加工が劣化していることが原因であれば、質問者様の清掃行為はあくまで「きっかけ」に過ぎません。これも大家の建物の老朽化と適切なメンテナンス不足が根本原因であり、大家が責任を負うべきです。
* **質問者様の清掃方法に問題があった場合:** もし、過剰な水量を使用したり、清掃方法に問題があったことが明確に証明されれば、質問者様にも一定の責任が生じる可能性があります。しかし、現状の情報からは、これは考えにくいでしょう。

通常、大家は建物の老朽化や維持管理に関する責任を負います。そのため、建物自体に問題があって発生した水漏れであれば、大家が保険などを活用して修理費用を負担するのが一般的です。しかし、故意または重大な過失があった場合は、テナントにも責任が及ぶ可能性があります。

②大家の建物管理責任

質問者様の「何十年も経った古い部屋をきちんとリフォームしない大家がいけない」というお気持ちは、ごもっともです。

* **老朽化対策の必要性:** 古いビルは、経年劣化による様々な問題を抱えています。排水溝の詰まりや防水不良は、放置すると深刻な事態を招く可能性があります。大家は、定期的な点検や修繕を行い、建物の状態を良好に保つ義務があります。
* **適切なリフォームの必要性:** 洋式トイレへのリフォームは、快適性向上だけでなく、清掃性の向上にも繋がります。和式トイレは清掃が難しく、水を使用する清掃方法では水漏れリスクが高まります。大家は、テナントの安全と快適性を考慮し、適切なリフォームを検討するべきです。
* **防水対策の重要性:** タイル下の防水加工は、水漏れの防止に非常に重要です。業者も防水加工の劣化を指摘していることから、この対策は喫緊の課題です。単なるコーティングではなく、根本的な修繕が必要かもしれません。

大家は、建物の安全と衛生を確保する責任を負っています。そのため、老朽化による問題を放置し、それが水漏れなどのトラブルを引き起こした場合、大家に責任があると言えます。

具体的なアドバイスと今後の対策

現状を改善し、将来の水漏れリスクを減らすための具体的なアドバイスです。

大家とのコミュニケーション

* **現状を丁寧に説明:** 大家に、トイレの老朽化と清掃の困難さ、そして水漏れリスクについて、具体的な状況を説明しましょう。写真や動画などを提示すると、より効果的です。
* **具体的な改善策を提案:** 洋式トイレへのリフォームや、タイル下の防水工事など、具体的な改善策を提案し、その必要性を説明しましょう。
* **書面での記録:** 大家とのやり取りは、必ず書面で記録しておきましょう。メールや手紙などで記録を残すことで、後々のトラブルを防ぐことができます。

トイレ清掃方法の見直し

* **水拭き中心に:** 業者からのアドバイスに従い、水拭きを中心とした清掃方法に変更しましょう。
* **こまめな清掃:** こまめな清掃を行うことで、汚れが蓄積するのを防ぎ、清掃の手間を軽減できます。
* **適切な清掃用品の使用:** トイレ用洗剤やブラシなど、適切な清掃用品を使用しましょう。

専門家の意見を参考に

* **建築士や不動産管理会社への相談:** 専門家に相談することで、より適切な解決策を見つけることができます。
* **複数の業者からの見積もり:** リフォームや修繕工事を行う場合は、複数の業者から見積もりを取り、比較検討しましょう。

まとめ

今回の水漏れ問題は、建物の老朽化と適切なメンテナンス不足が原因である可能性が高いです。大家には、建物の維持管理責任があります。しかし、質問者様も、清掃方法を見直すことで、水漏れリスクを軽減する努力をする必要があります。大家との良好なコミュニケーションを図り、専門家の意見を参考にしながら、適切な解決策を見つけていきましょう。

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